ふるさと納税でおもちゃを子どもに! プラレールやピアノなど意外に選択肢は豊富

ふるさと納税でおもちゃを子どもたちへ

ふるさと納税の制度を、今までに利用した経験がありますか? ふるさと納税と言えば、利用すれば3度おいしい制度。(源泉徴収されている)所得税が戻ってきますし、翌年度の住民税が割引になりますし、返礼品がもらえます。

収入や家族の構成によって幾らまでふるさと納税ができるか、上限額は異なってきますが、何かと出費の多い子育て中の人ほど、利用したい制度と言えそうです。

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税は2008年にスタートした制度で、自分の希望する自治体に納税できるようになりました。「ふるさと」という言葉が使われていますが、別に自分の生まれ故郷に納税しなければいけない決まりはありません。故郷でもいいですし、全く関係のない場所でもオッケー。

ふるさと納税がスタートすると、人口が少ない土地でも税収が増える可能性が高まったため、全国で競争が始まりました。各自治体は多くの人に納税先として選んでもらおうと、さまざまな返礼品を用意し始めます。

総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(平成29年度実績)」を見ると、2014年あたりを境に納税額は、急激に伸びていると分かります。2017年度は約3653億円。納税者の6人に1人が、制度を利用している計算になります。

2019年には、過剰な返礼品を制限するように法律が改正され、一時期ほど返礼品に行き過ぎた豪華さはなくなりましたが、依然として人気の制度です。

返礼品で子どもが喜ぶおもちゃをもらえる場合も!

返礼品と言うと、地方のお酒や高級肉、お米などの特産品を連想するかもしれません。しかし、おもちゃを返礼品として用意する自治体もありますから、子育て中の人たちも要チェックです。

プラレールが ふるさと納税の返礼品

最初は『プラレール』。プラレールとはタカラトミー(東京都)の商品名で、1959年に発売されて以降、世代を超えて愛されているロングセラーおもちゃです。

プラスチックでできた電車のレールと、レールを走らせる車両がセットになっていて、男性である筆者も子どものころに楽しみました。組み合わせ自由な線路を自分で敷設して、その上を電車を走らせる喜びは、今でも記憶に残っています。

ふるさと納税のおもちゃ『ドラえもん トラムプラレール』(富山県射水市)


プラレールをふるさと納税の返礼品として出している自治体は、執筆時点で富山県射水市になります。どうして富山県の射水市がドラえもんトラムのプラレールを、ふるさと納税の返礼品としているのでしょうか。

富山県の高岡市と射水市の間には、万葉線という路面電車が走っています。その沿線にある高岡市は『ドラえもん』の作者である藤子・F・不二雄さんの生誕の地。実際に本物の万葉線にも、ドラえもんの描かれた車両があります。そのドラえもんトラムがおもちゃになったプラレールが、返礼品に設定されているのですね。

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ピアノが ふるさと納税の返礼品

本物のピアノのように、高額な商品はふるさと納税の返礼品になじみませんが、おもちゃのピアノを用意している自治体もあります。

ふるさと納税のおもちゃ『KAWAI おもちゃのグランドピアノ (1141) 』(静岡県浜松市)


例えば、静岡県浜松市の『KAWAI おもちゃのグランドピアノ』。河合楽器製作所が支店を置く静岡県浜松市のふるさと納税の返礼品で、32鍵の本格的なグランドピアノ(のおもちゃ)となっています。
音源部には金属パイプを使っているため、正確な音程に狂いが生じず、お子さんが初めて触れるピアノとしては、最適なおもちゃです。

50,000円と少し高額ですが、夫婦共働きで子ども2人の世帯、寄付者の収入が600万円あれば、2,000円を除く全額がふるさと納税で控除になる(※他の控除を受けている場合は異なる)可能性が高いです。目安にしてみてください。

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積み木が ふるさと納税の返礼品

積み木も、ふるさと納税の返礼品になっています。今でこそ終了していますが、ボーネルンドはふるさと納税の返礼品として人気でした。ボーネルンドとは、知育おもちゃの輸入や開発、販売をする人気ブランド。執筆時点では、どのような積み木の返礼品が出ているのでしょうか。

ふるさと納税のおもちゃ『動物の積み木 オリジナル木箱入り』(高知県佐川町)


積み木は、木でできたおもちゃ。森の多い日本には林業が盛んなエリアがたくさんあり、地元の木材を作った積み木を、ふるさと納税の返礼品として用意している自治体は全国に少なくありません。

例えば、 高知県佐川町の『動物の積み木 オリジナル木箱入り』。山の持ち主と山の管理を別々の人が行うのではなく、農家や林家など山の持ち主が、自分たちで伐採などの管理をする自伐型林業が、高知県の佐川町は有名です。その佐川町のヒノキを使って地元の木工職人が作った、地元での人気工房のおもちゃになります。

もちろん、ふるさと納税の使い道も、教育・文化・スポーツの振興などに指定できます。わが子と日本の子どもの教育のために、有意義な税金の使い方ができますね。

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アンパンマングッズが ふるさと納税の返礼品

ふるさと納税のお返しは、基本的に地元の産品でなければいけません。地元の産品にアンパンマンをプリントして返礼品としている自治体もあります。

ふるさと納税のおもちゃ『それいけ!アンパンマン柄 ベビー毛布1枚 おくるみベスト1枚』(大阪府 泉大津市)


例えば、大阪府泉大津市の場合、ふるさと納税の返礼品として、アンパンマン柄の毛布が用意されています。その理由は、泉大津市が毛布の取り扱いで日本一の自治体だから。

泉大津市産のコットン毛布とコットンおくるみに、アンパンマン柄がプリントされた商品です。アンパンマンはあくまでもサブの側ですが、アンパンマンを入り口に、地域の特産を知る機会にもなりますよね。

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男の子向けの ふるさと納税のおもちゃ

プラレール、積み木、ピアノ、アンパンマングッズなど、さまざまな返礼品のおもちゃを見てきました。もちろん他にも、おもちゃの返礼品はたくさんあります。

ふるさと納税のおもちゃ、男の子にはレゴもある?

レゴブロックのように、日本の自治体とゆかりがないおもちゃの場合は、普通だと返礼品に指定されていません。ただ、愛知県美浜町のジュニア用『SAEKI 野球グローブ』(65,000円)など、地域の材や技術が生かされたアイテムであれば、返礼品として出ているケースはたくさんあります。

ゲームソフトを開発している企業がある自治体からは、ゲームソフトを返礼品として扱っているケースもあります。例えば、岐阜県各務原(かかみがはら)市の『Nintendo Switch イースVIII -Lacrimosa of DANA』(14,000円)。

おもちゃとは言えないかもしれませんが、習い事の用具だったり、ゲームのソフトだったりを、ふるさと納税で探してみても楽しいはずです。

SAEKI 野球グローブ

Nintendo Switch イースVIII -Lacrimosa of DANA

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女の子向けの ふるさと納税のおもちゃ

女の子に関しては、どのようなふるさと納税の返礼品が他にあるのでしょうか。

ふるさと納税のおもちゃ、女の子にはキッチンや収納などのおままごとセット

先ほどは男の子のおもちゃとして、木製のバッドを上げました。林業の盛んな自治体は多いので、何らかの木製おもちゃであれば、返礼品として受け取れる可能性は高いです。

例えば、岡山県笠岡市『ままごとキッチン』(50,000円)、佐賀県佐賀市の『ままごとキッチンセット』(50,000円)、静岡県浜松市のおもちゃの食器と収納がセットになった『抗菌ままごとあそびトレイセット』(50,000円)など、木製製品のおままごとセットはたくさん。

ままごとキッチン

ままごとキッチンセット

抗菌ままごとあそびトレイセット

https://hugkum.sho.jp/68295

返礼品として何か欲しいおもちゃがあれば、そのおもちゃの材料などを考えて、その材料や製品技術に強い自治体がないかと考えてみると見つかりやすいかもしれませんよ。

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文/坂本正敬 写真/繁延あづさ

【参考】

プラレールとは – タカラトミー

ふるさと納税ポータルサイト – 総務省

全額(※)控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安 – 総務省

 

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