早生まれは損や不利なことが多いってほんと?成長の差や保活などメリット&デメリットをリサーチ

小さい頃はもちろん、大人になっても誕生日の話をする際によく出てくる「早生まれ」という言葉。早生まれだからラッキーとか、早生まれだから大変だったなど、早生まれでない人と比べると特徴があるようですよね。実際、早生まれだとどんなところが違うのか、また早生まれの子のママ・パパや、実際に早生まれだった人たちはどう持っているのかをリサーチしました!

早生まれとは?

早生まれとは、1月1日〜4月1日までに生まれることを言います。幼稚園や小学校では、前年の4月2日以降に生まれた人と同じ学年になります。

たとえば小学1年生の場合、4月生まれの子は入学してすぐに7歳になりますが、3月生まれの子は1年遅れでようやく7歳に。同じ学年の子とは生まれ年が1年あとになるため、干支が違ったり、厄年、七五三など節目の数え方が一般とちょっと変わることがありますよね。

干支の数え方

早生まれの子の干支は、生まれた年のものを干支にするのが一般的。立春を旧正月とする旧暦だと、そこを境に干支が変わるとも言われますが、一般的には太陽暦の1月1日を区切る形です。というわけで、同じ学年の子とは干支が違うことになるんですね。

厄年の数え方

厄年は基本的に数え年で数えます。数え年とは、生まれたその日に1歳となり、また毎年の1月1日元旦に1歳ずつ年を取っていくという数え方です。一方、誕生日に1歳年をとるというのは満年齢という考え方になります。

なので、厄年とは、「その年に生まれた人たち」となり、早生まれなどの生まれた日によっての違いはないことになります。

早生まれの七五三はいつやる?

子供の成長をお祝いする節目の行事となる七五三。女の子は3歳と7歳、男の子は5歳(3歳も祝う場合も)に七五三のお祝いをしますよね。参拝日は一般的には11月15日と言われていますが、この日がお休みでなかったり、神社が大混雑するので、時期をずらして参拝される家庭も多いですよね。

早生まれの子に限らず、数え年でやるか、満年齢でやるかは意見が分かれるところ。でも今は、生まれた日を0歳とし、翌年の誕生日で1歳年齢が増す「満年齢」で数えるケースが一般的になってきています。

特に早生まれの子の場合には満年齢でないと、体も小さく着物を着るのが大変なため、数え年を選ぶ人は少ないようです。

早生まれの子は保育園の入園や保活で不利ってほんと?!

また、大きな問題となるのが、保育園。早生まれだと保育園の入園に不利なことがいくつかあるよう。

早生まれではない子と発育や成長の差を感じることも

4、5月生まれの子と比べると、1歳近く差がつくので、体の大きさや成長がどうしても幼いもの。できることが他の子よりもゆっくりなので仕方ないものの、不安になってしまうことが多いよう。でも、逆に早生まれだから仕方ないよね、と割り切れたという声も。

「体が小さく、4月生まれの子よりできることが遅いこと」(40代・山形県・子ども2人)
「体が小さく、皆に比べて幼いので子どもが皆についていけるか心配だった。幼い分、出来ないこととかあっても早生まれだし、とプレッシャーがなく割り切れた」(30代・鹿児島県・子ども3人)

早生まれは保活が困難との声も

大きな問題としてママに立ちはだかる、保活。保活では早生まれの子は損と言われていますね。

認可保育園の4月入園の申請締切は11~12月頃に設定されていることがほとんど。さらに多くの自治体が、出生後でないと申請を受け付けてくれません。つまり出産予定日が12月以降だと、0歳児4月入園の1次募集に応募できないことになってしまいます。また、0歳児で入園できたとしても、まだまだ月齢も低くママが諦めてしまうことも多いよう。

そして、もちろん1歳児4月入園に応募することはできますが、応募者数が0歳児クラスよりも多くなるので競争率がぐっと上がってしまうことに。応募者数が比較的少ない0歳児4月入園のほうが競争率は低いので、確実に復帰したいママには悩みどころですよね。

「ちょうど1歳のタイミングは途中入園が難しく、育休を切り上げるか伸ばすかしかなかった」(30代・京都府・子ども2人)
「保育園に入りにくい!と早生まれのお子さんのお母さんが嘆いているのを聞きました」(40代・東京都・子ども2人)

「おむつが取れていること」が入園条件の場合も

主に幼稚園の場合、オムツが取れていることが条件になっていることが多いですよね。でも、早生まれだと大きな違いが生まれてしまいます。他の子よりも早い時期にトイレトレーニングをする必要があり、焦るママ・パパが多いようです。

「オムツが取れずに幼稚園に入園したので、トイレトレーニングが大変だった」(30代・大阪府・子ども2人)
「早生まれの子は入園時にオムツがとれていること、という条件をなかなかクリアできていなくて大変そうだった」(30代・神奈川県・子ども2人)

早生まれの子は周囲から可愛がられて得!の声も

不利な面ばかりが気になりますが、同じ学年の子と比べて体が小さかったり、発達がのんびりだったりと、周囲の友達やママ・パパから可愛がってもらえて、メリットと感じる場合も多いようですね。

「小さいので可愛がってもらえると思う」(30代・神奈川県・子ども2人)
「不利と思ったことはありません。早生まれで、小柄でのんびり。可愛がられ、守ってもらえたり助けてもらえたりで、良いことばかりです」(40代・東京都・子ども1人)

小学生になると成長の差も気にならなくなる?

保育園・幼稚園では体の大きさが気になっても、小学生になる頃には、子どもの成長のバラつきとともに気にならなくなることがほとんどのよう。

多少の体格差はあっても気にならなくなる

幼い時には体格の差が気になるものの、子どもの成長は個人の違いが大きいので、小学生になる頃には特に差を感じない、という人が多いよう。

「年少の時には皆に追いつき、小学生の時には、差を感じなかった」(40代・大阪府・子ども2人)
「小学校低学年までは体格差があるかなぁ、という程度」(50代・千葉県・子ども1人)
「自分自身も早生まれだったけれど、体格もとても大きかったし、成績もよかった」(40代・東京都・子ども2人)

早生まれの差よりは個人差

個人差が大きくなってくる学童期は、早生まれでも頭の回転が早かったり、体の発達が早かったりと、子どもによりけりという声が多数。

「結局は本人次第。 性格や特技があるかなどによって変わる」(30代・神奈川県・子ども2人)
「個人差だと思う。早生まれだからといって劣ってるわけでは全くないと思う」(40代・神奈川県・子ども1人)

学年が変わるのは4月2日?!小学生の学年の決まり方

保育園や幼稚園などに入る際、4月2日から〜翌年4月1日生まれとなっていますよね。なぜ4月1日〜ではないのか分かりますか?

年齢の計算には法律で決まりがある

学校の年齢の計算については、学校教育法で決められています。

学齢児童について学校教育法第17条第1項では「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、…これを小学校、義務教育学校の前期課程又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。」とあります。

では満6歳に達する日とはいつなのでしょうか?年齢の計算については、年齢計算ニ関スル法律と民法第143条によりその考え方が示されていて、それによると人は誕生日の前日が終了する時(午後12時)に年を一つとる(満年齢に達する)、とされています。

これを4月1日生まれの子に当てはめると、誕生日の前日である3月31日の終了時(午後12時)に満6歳になることになります。

参考:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shugaku/detail/1422233.htm

学年は4月2日で分けられる

学校教育法によると、小学校に入学できるのは4月1日時点で、満6歳となった次の日以降に入学が可能となっています。つまり、4月1日生まれの人は、法律上は4月1日時点で満6歳となった翌日になっているため、1つ上の学年になるんです。

そのため、4月1日生まれの児童生徒は、翌日の4月2日以降生まれの児童生徒の学年より一つ上、ということになり、一学年は4月2日生まれから翌年の4月1日生まれの児童生徒までで構成されることになります。

早生まれは不利で損?大人になったらどう?

早生まれの子が大人になった時に損だと思うこと、得だと思うことを聞いてみました。

『得』と思う方の声

同じ学年の人と比べて、歳を取るのが遅く、特に歳を重ねることを気にする女性にとっては得だと思う人が多いよう。また、満60歳で定年となるため、人よりも長く働けて生涯年収が増える!という人も。

「定年が遅くなる分働ける」(40代・神奈川県・子ども1人)
「得だと思う。学年の中で若いし、頭の回転も速く、体力の衰えが遅いから」(40代・山形県・子ども2人)
「同学年の人に比べて歳をとるのが少し遅いため、得してるな〜と感じることがある。特に女性はそうだと思う」(30代・東京都・子ども3人)

また、入学・クラス替えなどでは4月に新しい友達を作り始めるもの。早生まれの場合は、誕生日の時点で親友ができていたりと、ぐっと距離が縮んでいることで仲良くお祝いしてもらえることを得だと感じる人もいました。

「友達と仲良くなってから誕生日が来るので、盛大に祝ってもらえた」(30代・埼玉県・子ども4人)

『損』と思う方の声

18歳から自動車免許が取れたり、成人は20歳からと年齢で区切られているものについては、早生まれは同じ学年の子と比べると遅くなることが多く、損だと感じる人が多いようです。

「損だと思う。自動車免許をとるのが遅くなるし、19歳で成人式を迎えるから」(30代・大阪府・子ども2人)
「子ども扱いされるので、早生まれは損だと思います」(40代・東京都・子ども1人)

小さい頃は気になる差も大きくなれば変わらない

特に就学前は、早生まれの子たちは体も小さく発達もゆっくりなのは当然ですよね。でも就学期になれば、早生まれの子でも成長が早い子、早生まれでなくてもゆっくり成長する子と、それぞれに変化しますよね。ママ・パパも就学前は保活など苦労することもあるかもしれないけど、長く続くわけではないので、必要以上に悩まないで!

文・構成/HugKum編集部

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