離乳食のコーンスープはいつからOK?市販品でおすすめは?簡単手作りレシピも!

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こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。肌寒い朝などに飲みたくなるスープのひとつがコーンスープ!という方も多いのではないでしょうか?とろりと甘いコーンスープに身体がほっこり温まります。そんなコーンスープを、離乳食にも取り入れてみましょう。

離乳食にコーンスープはいつからOK?

コーンスープを離乳食に使えるようになるのは、離乳食初期からです。コーンで気になるのは「薄皮」です。離乳食中期頃までは薄皮は取り除いてあげましょう。

「薄皮」があると気になること

・飲み込づらい

離乳食初期、中期の赤ちゃんは、まだ歯があまり生えていません。生えていても前歯だけ。ということは「噛む」ことができないということです。そんな発達の状態で薄皮付きのコーンを食べるのはなかなか酷なこと。薄皮を取って、なめらかにして、飲み込みやすくするようにしましょう。

・消化しづらい

内臓が未発達な赤ちゃんにとって、薄皮がることは消化もしにくいのです。

このような理由があるので、離乳食中期頃までは薄皮は取りのぞいてあげましょう。

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コーンの下処理方法

赤ちゃんは、咀嚼機能がまだ未発達なので、コーンの薄皮を噛み切ったり潰すことができません。なので、調理前に薄皮を取る下処理をすることで食べやすく飲み込みやすくなります。また薄皮を取らなくなっても、1/4~1/2に切って食べやすくしてあげる工夫が必要です。

手順

生のとうもろこしを使う場合の手順です。

1.鍋に多めの湯を沸かし、皮のままとうもろこしを入れ軟らかくなるまで湯がく

2.皮を取り除き、身を取り裏ごしする、又はミキサーにかける

コーンだけをミキサーに入れると空回りすることもあります。そんな時は、50ml程度の水分を加えて回してください

下処理のコツ

コーンスープで気になるのは「薄皮」。薄皮を取るのは「離乳食中期ごろまで」とお話しましたが、滑らかなコーンスープを作るのであれば、離乳食中期が過ぎても、薄皮は裏ごしして取り除く方がいいと思います。また、コーンスープがサラサラしている場合、特に離乳食中期ごろまでは汁物をゴクゴク飲むのは、発達上まだ難しい場合があるので、水溶き片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。

薄皮は茶こしや裏ごし器でコーンを裏ごしすると、これだけ網の上に残ります。

これが、あるのとないのでは、やはり食べやすさや消化しやすさが変わることが分かりますね。

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コーンスープに使うのは牛乳?お湯?

コーンスープに使うのは、牛乳でもお湯でもどちらでも構いません。お湯は離乳食初期からOKですが、牛乳は離乳食中期からです。牛乳は、加熱することがお約束です。また、豆乳を使ってもOK。豆乳は離乳食中期ごろから使えます。

コーン缶、冷凍コーンも使える?

コーン缶や冷凍コーンももちろん使えます。ただ、生のコーンよりも薄皮が取りにくいため、一旦ミキサーにかけて裏ごしすることをお勧めします。コーン缶は塩分が入っている場合もあるので、サッとゆでて塩抜きするとより安心して離乳食に使うことが出います。

簡単に作るなら赤ちゃん用市販品が便利!

コーンは、薄皮を剥かなくちゃいけない!ということもあり、実は私自身「めんどくさいな」と感じなかなか自分の子どもの離乳食に取り入れなかった食材のひとつでもあります。そんな時に役立つのは市販のベビーフードです。

和光堂 コーンクリームスープ

粉末でお湯で溶かすとコーンスープになる商品です。スタンダードにお湯に溶かしてもいいですし、おかゆやじゃがいもなど他の食材に混ぜ合わせてアレンジしてもOK!手軽にコーンの離乳食を作れます。

キューピー 北海道産コーン

キューピーには、「北海道産コーン」があります。瓶詰になっているので、お出かけ先でそのまま食べさせることができる離乳食です。こちらも、おかゆなど他の食材を混ぜ合わせてのもちろんOK!

編集部おすすめ!「bebemeshi for family」おそとごはん(たべるとくらすと)

忙しいときや外出のときに便利!無農薬・減農薬栽培、有機栽培の野菜と、国産のお魚、宮崎県の鶏ささみを中心に使用したこだわりの無添加離乳食。味付けは一切せず、丁寧にとった出汁の旨味を大切にしているママにもベビーにもやさしい&おいしい離乳食です。7ヶ月、9ヶ月、12ヶ月と赤ちゃんの成長に合わせて選んで。ギフトセットもありプレゼントにもおすすめ!

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時期別|コーンスープのおすすめレシピ

離乳食初期 2色のコーンスープ

<材料>

茹でたとうもろこし 15g
にんじん 15g
昆布だし 100ml

<作り方>

1.にんじんは1㎝厚さに切る

2.昆布だしににんじんを入れ沸かし、ふたを閉め弱火で煮る

3.茹でたとうもろこしと2を別々に裏ごしし、煮汁を加えて滑らかにする。器に盛る

離乳食中期 玉ねぎの豆乳コーンスープ

<材料>

クリームコーン缶 20g
玉ねぎ 15g
ブロッコリー(花蕾) 10g
豆乳 50ml
昆布だし 50~80ml

<作り方>

1.たまねぎはすりおろす。

2.鍋に昆布だしと玉ねぎブロッコリーを入れてフタをして弱火で3分煮る

3.ブロッコリーを取り出しみじん切りにする

4.鍋に豆乳とクリームコーン、ブロッコリーを加え更に弱火で3分煮る

離乳食後期 パンのコーンスープ

<材料>

食パン 1/5枚
クリームコーン 30g
牛乳 100ml

<作り方>

1.食パンは5㎜角に切る。

2.鍋に牛乳とクリームコーン、食パンを入れ煮る。食パンがトロトロになったら完成

離乳食完了期 中華風コーンスープ

<材料>

鶏のささみ 10g
卵 1/3個
とうもろこし 40g
ほうれん草 5g
昆布だし 100~130ml
しょう油 0.5ml

<作り方>

1.とうもろこしは茹でた後、30gをミキサーにかけ裏ごしする。残りの10gは1/2の大きさに刻む。ほうれん草は下茹でして5㎜に切る。

2.昆布だしを沸かし、鶏ささみを入れふたをして弱火で煮る。火が通ったら、細かく切る。

3.鍋に2を戻し、1の裏ごししたとうもろこし、ほうれん草、しょう油を入れる。溶き卵を回し入れふたをして火を完全に通す。

4.刻んだとうもろこしを上にのせる。

コーンは甘みがあって、赤ちゃんも好む味です。普段の離乳食づくりに取り入れてみてくださいね!

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在15歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、22年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する和の離乳食パクパクセミナー、離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで4000人が受講。

離乳食インストラクター協会HP 

中田馨の和の離乳食レシピブログ

 

 

 

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