1歳児ができる遊びの特徴は? 場所の選び方から室内&外遊び、手作りおもちゃのアイデアまで【助産師監修】

1歳になると体もしっかりしてきて、運動能力も発達し、歩いたり手を器用に動かしたり、できることがたくさん広がっていく時期です。

そこで当記事では、1歳児ができることや、1歳児の遊びの特徴やねらい、遊び場所の選び方や室内遊び・外遊びのアイデアをご紹介します。また、編集部がおすすめする1歳児にピッタリの手作りおもちゃのアイデアや、1歳児の遊びに最適なおもちゃもセレクトしました。

1歳児ができること

1歳児の遊び
1歳の子供に最適な遊びには、どんなものがあるでしょうか?

1歳児というと、ちょうどハイハイを卒業して歩き始める子が出てくる時期。つかまり立ちをしながら伝い歩きをして、バランスを取りながら少しずつ自分の足で歩きだす頃です。また、言葉を話すようになったり、周囲のものに好奇心旺盛になる時期でもあります。

体の成長

体全体に筋肉がつき始め、しゃがんだり立ち上がったり、周囲を歩きまわったり、足腰がしっかりしてくる頃。また手の運動機能も発達し始め、手先を器用に使えるようになっていきます。

言葉や心の成長

1歳児ではまだ「あー」や「うー」といった言葉しか話すことはできませんが、自分の感情を声に出して表現できるようになってくる時期です。1歳後半になれば、「ママ」や「ワンワン」などの簡単な単語を話せるようになる子もいます。

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1歳児の遊びの特徴やねらい

立って歩くことができるようになるのと同時に、まわりのことへの好奇心も旺盛になる1歳児の遊びには、どんな特徴やねらいがあるでしょうか。

1歳児の遊びの特徴

1歳児では、友だちと一緒に遊ぶことはまだ難しく、自分のやりたいことに熱中して遊ぶことが中心となります。しかし、周囲の友だちや大人の真似をしてみたり、歌や音楽にあわせて体を動かしたりすることも多いです。

1歳児の遊びのねらい

立って歩けるようになる1歳児は、ものをくぐったり、階段の上り下りも少しずつできるようになります。また積み木をつかめるようになったり、ボタンをはずせるようになったり、指先の機能も発達する時期。体全体を使ったり、指先を使ったりしながら遊ぶことで、体や手先の発達を促すことができます。

1歳児の遊び食べとは?

1歳児の特徴で、食べ物をスプーンでぐちゃぐちゃに混ぜたり、スプーンでお皿を叩いたり投げ落としたり、食事中に立って動き回ったり、「遊び食べ」といわれる行動が見られるようになります。お行儀が悪い行動に見えるため、「ダメ」とやめさせたくなる親も多いのですが、これは子供が食に対して大きな関心を持っている証拠。食べ物の感触や温度、音などを、五感を使って理解をしている段階なのです。
遊び食べは1歳から3歳頃まで続くと言われますが、どのくらいスプーンを使って食べられるようになったのかなど、子供の発達の段階をよく見極めていくことが大切です。

1歳児の遊び場所の選び方

 

体が成長していく時期ですが、まだバランスを取りづらく不安定な体勢であることも多いでしょう。そんな1歳児が遊ぶときの場所選びはどんな点に注意すべきなのか、室内や室外それぞれについて考えてみましょう。

室内・屋内の遊び場所

子供が歩き回ってもその行き来を妨げないように、十分なスペースを確保してあげましょう。室内温度は、夏なら25〜28度、冬は17~22度くらいを目安に保つようにしましょう。

参照元:健康・快適居住環境の指針 冬の住まい方(東京都福祉保健局)健康・快適居住環境の指針 夏の住まい方(東京都福祉保健局)

室外・屋外の遊び場所

室外や屋外での遊び場所では、子供が歩き回る周辺に危険なものがないか、子供が安全に歩けるかを確認することが大切。また、その日の天気や陽射しも考慮しながら日陰で休憩を入れたり、遊びを短時間で終わらせるなど、体への負担がかからないように気を付けましょう。

1歳児の室内遊びアイデア

室内でできる1歳児にぴったりの遊びをご紹介しましょう。

積み木

ものをしっかり掴めるようになる1歳児にとって、積み木遊びはとっても楽しいもの。積み木を重ねて崩して…を繰り返しすだけでも、飽きることはありません。

粘土遊び

手のひら全体の感覚をフルに使う粘土遊びは、指や手の力を鍛えることができます。口に入れても大丈夫な子供向け粘土を使ったり、小麦粉を水で練って油を数的垂らしたお手製の粘土でもOK。握ったり、ちぎったりといったことしかまだできませんが、子供にとっては手全体を使う楽しい遊びです。

新聞紙を破く&くしゃくしゃにする

身近なものを使ってできる遊びとして、新聞紙を使うのもおすすめ。ビリビリと破ったりくしゃくしゃに丸めてみたり、新聞紙の音や触感の変化を感じ取ることができます。

秋冬のペットボトル遊び

空のペットボトルを何本か並べて、そこにボールを転がしてボーリングのように遊んでみましょう。シンプルで単純な遊びですが、子供は盛り上がるはず! ペットボトルに絵を描いたり、飾り付けをしても楽しいでしょう。

春夏の水遊び

暑い季節なら、水を使った遊びも最適。家のお風呂に浅く水を張れば、水遊びだってできます。必ず目を離さないようにしましょう。子どもは浅い水でも溺れます。

1歳児の外遊びアイデア

天気がいい日は、家の庭やベランダなど外に出て遊んでみましょう。

ふわふわボール遊び

当たっても痛くないふわふわのボールを使ったボール遊びは、子供が夢中になること請け合いです。まだボールを上手に掴んだり投げたりはできませんが、体全体を使って遊ぶことができます。

風船鬼あてゲーム

風船をいくつか用意したら、新聞紙を丸めたボールを風船に当てるゲームをしてみましょう。風船に鬼さんの絵を描いて遊んでみても楽しそうです。

お散歩

ようやく自分の足で立って歩き、自分の興味ある方向へ進むことができるようになった1歳児なら、お散歩だけでも十分楽しいもの。お庭の芝生の上や歩道のアスファルトの上でも、足に感じる地面の感覚は異なるので、お家周辺のお散歩で五感が発達していきます。

砂遊び

さらさらとした触感と、水を加えると粘土のような手触りになる砂は、触っているだけでも楽しいもの。お家でできる砂遊び用の砂も販売されているので、スコップやバケツなどの砂遊び用セットを使って、ぜひ砂遊びを楽しみましょう。

シャボン玉遊び

1歳児は、シャボン玉を自分で作ることはまだできませんが、ママやパパがシャボン玉を作ってあげると、その不思議な見た目を見ているだけでも子供が楽しめるはず。シャボン玉を追って走ったり、ジャンプしたり、元気にお庭などで遊んでみましょう。

 

記事監修

Kawai
助産師・看護師
河井恵美

看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わる。青年海外協力隊として海外に赴任後、国際保健を学ぶために兵庫県立大学看護学研究科修士課程に進学・修了。現在はシンガポールの産婦人科に勤務、日本人の妊産婦をサポートをしている。また、助産師25年以上の経験を活かし、オンラインサービス「エミリオット助産院」を開設、様々な相談を受け付けている。

エミリオット助産院

編集部おすすめ! 1歳児の遊びにピッタリの手作りおもちゃ

簡単に手作りできて、1歳児の遊びが楽しくなるおもちゃもたくさんあります。フェルトや牛乳パックなど、身近なアイテムを使って子供が喜ぶおもちゃを作ってみてはいかがでしょうか?

「飽きるまでどうぞ! 無限ティッシュBOX」

ティッシュを引き抜くのに夢中になる子供ですが、無限に引き抜いて楽しめるおもちゃがこちら。ティッシュの空き箱を用意し、箱の側面に出口をつけておきます。ティッシュ代わりの布(15×15㎝程度)を5枚ほど用意して角と角を縫い付けたら、ティッシュの箱に入れてできあがり。

「ハンドタオルの動物パペット」

まずはフェルトで動物の顔を作っておきます。ハンドタオルを三角に折って、中心6センチほどの切り込みを入れ、そこに動物の顔を縫い付けます。あっという間に指人形風の遊びができますよ。

「つながるベルト」

布を切って細長い帯状にして、片方の端にボタンをつけ、もう片方の端にはボタンホールを作ります。この帯を何本か用意したら完成。手首に巻き付けて腕時計風にしてみたり、帯を何本もボタンでつないでいけば、三角形や四角形の形を作って遊ぶこともできます。

1歳児にピッタリの手作りおもちゃのアイデアはこちらをぜひ参考にしてみてください。

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編集部おすすめ! 1歳児の遊びに最適なおもちゃ

市販のおもちゃにも、1歳児が楽しく遊べる商品がたくさんあります。

「アンパンマン ころころメロディバス」

タイヤをくるくる回したり、ボタンを押したり人形を触ると音や光で反応します。アンパンマンや森のくまさんなど5曲のメロディが収録され、ボタンを押すと効果音が鳴り、楽しく算数の勉強もできる知育玩具です。


「木のおもちゃ どんぐりの坂」

少しだけ傾いた坂を、どんぐりのおもちゃがコトコト揺れながら移動していくおもちゃ。全国のおもちゃコンサルタントが選ぶ「グッド・トイ」に認定されています。


「KOROKOROパズル」

ドラム型の本体を転がすだけでも楽しい「KOROKOROパズル」には、音が鳴る積み木も含まれています。三角形や四角形などの形、色を見分けながら遊ぶこともできます。


遊びを通して1歳児の成長をサポートしよう

子供は、遊びの時間を通して心身が発達したり、さまざまなことを学んだりするもの。子供の安全に注意をして、子供が興味を持つことやチャレンジしようとすることを応援するのがママ・パパの役割です。1歳児の遊びを温かく見守っていきましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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