お受験組に合わないラン活。今からでも買える本当に欲しいランドセルは? ~ママたちの口コミ本音座談会Vol.2

ずばり、買いたい色は? 〜先輩ママ伝授!女の子の説得法〜

松原さん: 私が娘に選んでほしいのは「キャメル」かな。

今西さん: ゴールドっぽい「キャメル」は女の子によさそう。だけど、ピンクやパープル好きの子どもをどうやって説得するか…。

黒岩さん: 男の子にはグリーンもかっこいいなと思っているんです。深いグリーン。くすんでいない深いグリーン。そういう色を持っている子はあまり見たことないですし。男の子は大体、黒か青。あまりほかに目立った色は見たことないから。

松原さん: 男の子は親のいう通りの色を買いそうだけど、女の子って大変そう。女の子って、お花畑のような自分の世界にいて、フリフリのお洋服を想像しちゃっている中で、どうやって親好みの色に誘導するが問題。説得するいいアイデアを教えて欲しいです。

本人が納得して選んだ色が長年使い続けられるポイント

三田村さん: 「フリフリのお洋服にピンク色ってやりすぎじゃない?」ってさりげなく聞いてみるとか?

松原さん: 「それでいいの!」って言われそう。独特のファッションセンスに納得しちゃっているというか。どうしたらいいんでしょう?

黒岩さん: 私は娘を説得できなかったタイプなので、あえて「土屋鞄だけ見せる」という戦略でランドセルを選ばせました。土屋鞄の色なら、どれを選んでもいいかなって。

今更だけど、何がいいのかは分からないなあと…思っています。例えば、自分の好きな色を選ばせてみて、失敗したらそれはそれで経験になるのではと思ったりもする。大きくなればなるほど、親の説得が大きくなってきちゃうので、もっと自由にさせてあげてもよかったかも? 周りの子が自由に好きなものを大胆に着ていたりする中で、娘は水玉や紺色の地味なものが多くなっていたりして。子育てっていくつになっても正解はないですね。

松原さん: 子供にとっては、自分の気に入らないランドセルを6年背負うのは、苦行でもありますよね。

三田村さん: そうそう。だから、自分が納得してランドセルを決めると言うのは大事ですよね。結局、使うのは本人ですしね。自分で選んでいたら、途中で「や〜めた」と言うことにはならないかもしれないです。

 

お受験とランドセルの意外な?関係

お受験組のラン活は通常より遅い1月から

松原さん: 我が家は幅広く小学校の選択肢を考えているので、ラン活スケジュールを意識していないんです。女の子は、ランドセル選びをずっと引きずりそうなので、どのように選ぶか悩ましいところ。例えば、受験組の方々って、ラン活のスケジュールに入れないですが、お受験が終わったころにはもう土屋鞄さんのランドセルは売り切れていますよね?

土屋鞄さん: 2018年入学用の定番シリーズは1月まで注文受付をしていたのですが、毎年スケジュールがそれぞれ違ったりするんです。

松原さん: え〜、それはいいことを聞いた!受験をされている方は、1月頃からランドセルを探し始めるはず。だけど、1月から既に、次のシーズンのランドセル受注も始まるでしょう?おじいちゃんおばあちゃんは、1月からランドセル検討しはじめるって聞いたことがあります。

 

今西さん: その時期に一時的にお受験組の駆け込み需要があるはずだから、情報があればうれしいママは多いはず。私のお友達にも、受験していた人がおさえでランドセルを予約しておいて、お受験に挑み、合格したので結局指定のランドセルになったためキャンセルしたっていう話を聞いたことがあります。

 

ランドセル新時代がやってくる!?

辻さん: いよいよランドセルを買いに行かなきゃという時に、たくさんのブランドがありすぎて決められないので、イベントに申し込んでみたところ抽選に外れて行けなくって…。結局、仕事などいろいろと重なりラン活のスケジュールに乗り遅れたんです。

年長になってこんなに焦るんだったら、年中のときから探しておけばよかったと思って激しく後悔。だけど長期戦になればなるほど、子供の気持ちも変わりやすいし、どうしたらいいのか。

ランドセルが一年中買えるようになってほしい

土屋鞄さん: 今年は長い期間お選びいただけるよう、4月から販売開始したんです。それも、一定期間は売り切れが出ない状態に設定しました。

松原さん: それは、いいですね。

編集: ユーザーとしては焦る気持ちが高まるので、売り切れないのは安心しますよね。

今西さん: ランドセル商戦とかラン活ってやりすぎな気が。本音をいえば、常に買える状態にあって欲しいですよね。駐在員で海外から帰国される方や受験の方もいるので、「定番のものはいつでも買えます」という状態があればありがたいですよね。

松原さん: 私は仕事もしているので、資料請求して吟味する時間もないから、デパートに行って効率よくパッと買いたいです。

今西さん: 私もそこまで時間はかけられないので、デパートに行ってパッと決めたい派。資料を並べて比較検討したり、遠くへ行って並んだりというのも嫌なので、直接現場で見て決めたい。子供を連れて行くので遠方へも行けないし。

黒岩さん: 大人気の土屋鞄を選びましたが、うちは並ばずに買えましたよ。

松原さん: 土屋鞄さんにはそういうイメージが全然なかったです。長蛇の列に並んでランドセルを買わないといけないのかと思ってました。

形や素材が進化した時代に合ったランドセルがほしい!

松原さん: 私としては、とにかく軽いランドセルが欲しいですね。最近、ウェットスーツの素材でできているセーブマイバッグシリーズって流行っているでしょう。ほんとうに軽くて、こんなに感激したことはないです。やっぱり、軽いって大きいなと思う。

黒岩さん: 小学生の持ち物って最近変化していますよね。水筒を持ち歩くようになったし、Suicaをみんな持っているし。ランドセルがクラシカルの型から変化していないけど、お弁当を入れるとか水筒を入れるとか今の時代のリアルの持ち物に見合うランドセルになってもいいなとは思います。

今西さん: 私はできるだけシンプルなのがいいな。

松原さん: シンプルもいいけど、水筒入れる場所みたいに機能性も必要ですよね。土屋鞄さんから、新しいランドセルの提案をして欲しいくらい(笑)。新時代の、新しくて機能的なランドセル。きっと、みんな飛びつきすよ。

今西さん:これからは、こういう新しいタイプもありなんだよ、というのを示してくれてもいいですよね。ランドセルを2個買った人とかいないんですか? ランドセルが6年間使うすごいものだっていう決めつけが私にとっては疑問かな。もっと軽い素材だったりカジュアルだったり、買いたい時に買えて買い換えてもいいような新しい形状やスタイルがあってもいいんじゃないかな。学校に持っていける鞄として認められるものなら、2〜3個持っていてもいいくらい。

黒岩さん: 軽いのとか、梅雨時期用とかね。

今西さん: ランドセルって重みのある買い物になりすぎていて、大人でも決めきれないくらい。

松原さん: 家でも建てるのか!くらいの意気込みよね。

一同: 爆笑

今西さん: よく考えたらNintendoスイッチなどは5〜6万で、子供に買い与えている親御さんもいる。そう考えると、ランドセルも学年に応じて買い換えてもいいくらい、もう少し気軽な価格設定にしてくれたらありがたいかな。ちょっと気に入らなかったら、来年また買えばいいじゃん!くらい。

松原さん: 革の素材は、最近トレンドの大人のランドセルみたいに柔らかい感じもありじゃない?

黒岩さん: そう、土曜日などランドセルじゃなくていい日もありますよね。そういう時って、もう少し手軽なバッグみたいなランドセルが欲しいなと思います。そのまま習い事に行くこともあるし。

黒岩さん: たまに、高学年の子でランドセルというかリュックのお子さんいますよね。それから、ランドセルに手持ちができる部分があってもいいかも。

松原さん: 横長の形も良さそう。荷物の出し入れ大変そうですものね。

黒岩さん: 確かに、持ち方の選択肢がたくさんあるといいと思います。息子はサッカーもやっているので、ランドセルを背負って、前にサッカーのリュックを背負って、ボールを持って学校に行くんですよ。そういうときも、持ち方の選択肢がたくさんあると解決策になるのかな。

三田村さん: それから、雨の日は子どもたちが大変そう。ランドセルを背負ったまま着られるカッパが必要だと最初は知らなくて。傘も上手にさせないから後から買ったんですけど、そういうカッパがランドセル屋さんにもあるといいですよね。

使い心地は?お気に入りポイントは?土屋鞄ランドセルを愛用中の兄妹の口コミを発表!
そろそろ、2019年入学に向けたランドセルの話題が高まる頃。どれにしようかと迷うところですが、そもそもランドセルを6年間使用する状況なんてな...

 

文/太田さちか

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