産褥ショーツは出産後に必要? 備えあれば憂いなしの理由とおすすめ商品7選

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出産が近づくと入院準備が必要ですよね。出産予定の病院や産院から渡されるリストの中に、必ず含まれているのが産褥ショーツ。初めて聞いたというママも多いのではないでしょうか。
今回は、産褥ショーツとはどのようなものなのか、どのように選べば良いのか、そして最後におすすめの産褥ショーツをご紹介します。

産褥ショーツとは

出産後は子宮内部から排出される悪露という生理のような出血が続くため、産褥パッドを着用します。お産用のナプキンのようなものと考えて良いでしょう。産褥パッドは生理用ナプキンよりしっかりとした厚手のものなので、普段のショーツだとすぐにはずれてしまったり、サイズが合わずはみ出してしまったりします。その点、産褥ショーツは股上が深く、悪露が漏れないようにしっかりカバーすることが可能です。

さらに、股の部分が開閉できるようになっているので横になったまま産後の診察やパッドの交換をしてもらうことができます。産後はしばらく起き上がれないママも多く、下着の着脱すら一苦労ですから重宝しますよ。

産褥ショーツの種類

産褥ショーツにはいくつかの種類があります。分娩スタイルやママの好みに合わせて選ぶようにしてくださいね。

クロッチ部分のみが開閉するタイプ

開閉部分が1ヶ所なので比較的すっきりしています。退院後も普段用のショーツとして使うことができるので、迷ったママはこのタイプを買い揃えると良いでしょう。

全開タイプ

クロッチ部分と脇腹部分の2ヶ所が開閉可能です。全開にできるので、術後のケアが必要な帝王切開のママにおすすめです。

開閉部分が無いタイプ

開閉部分が無いので、サニタリーショーツとほぼ同じようなものだと思って良いでしょう。診察の際には脱着が必要になるので入院中の産褥ショーツとしてはあまりおすすめできません。どうしてもマジックテープが肌に触れるのが苦手だというママは、産後しばらく経過して悪露の量が少なくなってきたら使ってみてはいかがでしょうか。

産褥ショーツを選ぶ際のポイント

産褥ショーツを選ぶ際にはどのようなことに気をつければ良いか、ポイントをいくつかご紹介します。購入前にぜひ参考にしてみてください。

サイズ感

産後の体は非常にデリケート。小さめのサイズを選ぶと体を締め付けてしまう恐れがあります。特に帝王切開の場合は傷口を圧迫すると大変です。少しゆったりめのサイズがおすすめですよ。ただし、大きすぎると悪露が漏れやすくなるので注意しましょう。

デザイン性

産褥ショーツはシンプルな無地のものや可愛い柄のついたものまでさまざまです。出産後は心身共に疲れているママが多いもの。自分のお気に入りのデザインを選べば気分も上がるものです。メーカーによっては赤ちゃんに授乳しやすいハーフトップとお揃いのデザインのものもありますよ。

素材

防水加工を重視するならポリエステルやナイロンの化学繊維性のもの、肌触りを重視するなら綿100%のものがおすすめです。また、産褥ショーツの最大の特徴と言えるクロッチ部分にも注意が必要です。本体部分に比べると肌に触れることは少ないですが、どうしても股や太もも周りに触れてしまうことがあるからです。
できるだけ肌あたりの優しい柔らかめのマジックテープのものや、マジックテープそのものが肌に触れにくくなっている設計のものがおすすめです。

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おすすめの産褥ショーツ7選

C1027産褥ショーツ – 犬印本舗

マタニティやベビー用品を多く手掛ける犬印本舗の商品です。

こちらはお産用のナプキンを交換しやすい前向きの通常タイプで、普通分娩の出産予定のママにピッタリです。綿100%素材なので肌に優しく、テープ部分が肌に触れにくい設計になってるのが嬉しいですね。防水布がウエストまでの幅広仕上げなので、産後ナイーブになりがちなママでも安心です。

授乳がしやすいハーフトップとのお揃いコーディネートも可能。ウエスト周りの幅広レースがとても華やかで、女性らしい可愛いデザインなのも嬉しいポイント。

C1219産褥ショーツ(帝王切開分娩用) – 犬印本舗

同じく犬印本舗が手掛ける全開タイプの産褥ショーツです。全開タイプであれば横になった姿勢のまま出産直後の処置が可能なので、帝王切開分娩で出産予定のママに最適ですよ。もちろん、普通分娩の方も使えます。

股部分のマチが丸い設計なので肌に優しく、履き心地は抜群です。

マタニティ産褥ショーツ – ワコール

有名下着ブランド、ワコールの産褥ショーツです。撥水性のある加工布を幅広く使っているので悪露が漏れにくく、万一汚れが付いてしまっても取れやすいので安心です。

ウエスト部分が折り返しになっているので、テープが直接肌に触れない設計。他の商品に比べると値段は少し高めですが、履き心地が抜群の産褥ショーツです。ボーダーとシンプルな無地の2タイプを展開しています。

ママにやさしいショーツ – dacco

前開きタイプの産褥ショーツです。伸縮性の良い素材が使用されており、体にしっかりフィット。悪露の漏れやお産用ナプキンのズレをしっかり防いでくれます。商品名通りママに優しい設計ですよ。

むくみを気にする女性は多いですが、出産後のママは特にむくみやすいもの。こちらの商品は、ハイレグ形状がむくみの原因となる足のつけ根を締めつけず安心です。同素材、同カラーのママにやさしいハーフトップと上下コーディネートが楽しめるのも嬉しいですね。

産褥ショーツ3枚組 – ローズマダム

無地、ボーダー、ドット、モノトーンの中から好きなデザインのものを選ぶことができます。産褥ショーツは、クロッチ部分が角になっていると股や太ももに当たって不快になることが多いもの。

その点、こちらは角の無い円形クロッチなので安心ですよ。また、綿100%なので肌触りが良いのも嬉しいポイントです。どうしても汚れやすい産褥ショーツなので、3枚組でこの値段は嬉しいですよね。

2枚組綿100%産褥ショーツ – 西松屋

ベビーからキッズ、そしてママのグッズまで幅広く取り扱いのある西松屋の産褥ショーツです。クロッチ部分はワンタッチテープ式なので楽に開閉可能。退院後はサニタリーショーツとしても使いやすい仕様になっています。

クロッチ部分からバックウエストまでが防水布使用なので安心の産褥ショーツです。2枚セットなのも嬉しいですね。

産褥ショーツ2色セット – ベルメゾン

2枚セットというのはもちろんありがたいですが、2枚それぞれ色が違うというのはさらに嬉しいポイントです!

3タイプ展開ですが、どれも可愛いデザインなので選ぶのが楽しくなりそうですね。入院中もおしゃれを楽しみたいというママにおすすめですよ。

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余裕を持って準備を進めよう

出産後は思った通りに体が動かないママが多いです。そんなママにとって産褥ショーツは入院中にとても便利なアイテムですから、忘れずに準備してくださいね。入院中、産褥ショーツは毎日使いますし、気を付けていてもどうしても汚れが付着しやすいものです。病院から指示されている枚数より少し多めに用意しておいた方が良いでしょう。多めに準備し過ぎたとしても退院後やサニタリーショーツとして使うことも可能ですよ。

妊娠中は体のトラブルが起こりやすいもの。体調が良いうちに入院準備を進めておくことをおすすめします。お気に入りの産褥ショーツを見つけて、赤ちゃんと快適な入院生活を送れますように。

文・構成/HugKum編集部

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