【バーベキューのやり方】火起こし方法やコンロの使い方、食材の美味しい焼き方などのコツ

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子どもも大人も大好きなバーベキュー。夏のキャンプはもちろん、一年中楽しむ人が増えているようです。今回は、バーベキューに欠かせない火起こしの方法から着火剤や炭の置き方、バーベキューコンロの使い方、子どもにおすすめのバーベキュー食材、食材が美味しくなるバーベキューのコツ&便利グッズなどをご紹介します。

バーベキューのやり方のコツを紹介

大人気のバーベキュー。すべて現地で用意してくれて、道具や食材を持たずに出かけられる施設も増えていますが、自分たちでコンロをセットし、炭を起こして……と準備していくと、だんだん気持ちも盛り上がっていきます。

最初は「手間がかかりそう」と思ってしまうかもしれませんが、ちょっとしたコツを押さえれば大丈夫です!

着火剤なしの火起こしのやり方

まず何と言っても大切なのは「火起こし」です。上手に火起こしができれば、それでもう、バーベキューは大成功、間違いなし。
新聞紙を丸めて使ったり、牛乳パックを使ったり、バーナーやゼリー状の着火剤を使う方法など、いろいろな方法がありますが、ここでは初心者にもおすすめの「火起こし器」を使った方法をご紹介します。やり方をマスターすれば、準備も含めて、15〜20分くらいで火を起こすことができます。

準備するもの

火おこし器、新聞紙、炭、ライター(柄が長いもの)、炭ばさみ、軍手など。

手順1:火起こし器に炭を入れる

火おこし器の上から炭を入れます。空気の通り道を作るために、立てて入れると火がまわりやすくなります。火おこし器を少し斜めに傾けると、炭が入れやすくなります。

手順2:火おこし器の下に新聞紙を入れる

新聞紙2枚程度を軽く丸めて火おこし器の下側に入れます。

手順3:新聞紙に火をつける

コンロの上に置き、火おこし器の下の穴から、ライターで新聞紙に火をつけます。1カ所ではなく、2〜3カ所、新聞紙全体が燃えるようにつけてください。

手順4:煙突効果で火が大きく

新聞紙から炭に火が移ると、煙突効果(暖められた空気が上昇し、下から新しい空気が入ってくる)で火が大きくなっていきます。触らずに火が大きくなるのを待ちます。

手順5:炭をコンロに移す

炭が燃え、白くなってきます。炭の白い部分が半分以上に広がってきたら、炭をバーベキューコンロに広げます。

おすすめの火起こし器

「キャプテンスタッグ バーベキュー用 折りたたみ 火おこし器 炭焼き名人」

・組み立て簡単
・大容量をまとめて火起こし可能
・超薄型収納で持ち運びにも便利
・組立サイズ:幅18×奥行20×高さ21cm
・製品重量:約1kg
・材質:本体/亜鉛めっき鋼板、目皿・ハンドル/鉄(クロムめっき)

着火剤や炭の置き方のポイント

バーベキューの火起こし、着火剤や炭の置き方のポイント
バーベキューの火起こし、着火剤や炭の置き方のポイント

火起こしに時間がかかりすぎると、楽しい気分も台無しに。確実に火を起こすためにも、着火剤を使う準備をしておくのもいいでしょう。ゲル状の着火剤を使う場合は、大きめの炭に着火剤を塗り、火をつけ、その上に炭を井桁(いげた)状に組んでいきます。なかなか火が大きくならないからといって、着火剤を途中で継ぎ足すことは危険ですので、絶対にやらないように。

固形の着火剤を使う場合も、炭は井桁状に組んで、空気の通り道を作ることがポイントです。下から徐々に炭が燃えていきますので、焦らず待ちましょう。

バーベキューコンロの使い方

バーベキューコンロはさまざまな種類があります。人数、用途、使用頻度……。脚付きで、最も一般的な「スタンダードタイプ」、座りながら楽しむ「焚き火台タイプ」、省スペースで少人数向きの「卓上タイプ」、大型で庭でのホームパーティーに最適な「パーティータイプ」、さまざまな用途に使える「多用途タイプ」、準備や片付けも簡単な「簡易タイプ」など、それぞれのタイプの特徴をご紹介します。

スタンダードタイプ

脚付きの四角いコンロは、最も一般的なバーベキューコンロです。立ったままコンロを囲むイメージがありますが、テーブルの横にセットすることもできます。脚の高さを調整できるものもあり、参加者に合わせて調整すると良いでしょう。

おすすめのバーベキューコンロ「コールマン クールスパイダープロ L」

焼網の高さで火力の調節が可能、機能性に優れたオールステンレス大型グリル。
・焼網の高さが4段階に調節でき、好みの火力に調節できます
・オールステンレスボディー
・通気性が良く燃焼効率の高いメッシュボディー
・炭の継ぎ足しがしやすい引き出し式ロストル
・鉄板付き
・サイズ:使用時/約80×52×40〜70(高さ)cm、収納時/約73×34×15(高さ)cm、焼面サイズ/約30×68cm
・重量:約6kg

焚き火台タイプ(ロースタイル)

焚き火を囲むようなイメージで、バーベキューが楽しめます。少人数で本格的な雰囲気を味わいたいキャンプにピッタリです。

おすすめのバーベキューコンロ「DOD 秘密のグリルさん」

ポケットに入れて持ち運べる、ファミリーキャンプにちょうど良いコンパクトBBQグリル&焚火台。ソロキャンプなら贅沢に、ファミリーキャンプならちょうど良いサイズで使えます。

設計をイチから見直し、組み立てがより簡単な構造を採用。使い終わった後はコンパクトに収納できます。
荷物がかさばらずキャンプをもっと楽しくするアイテムです。
・サイズ:(約)横幅47×奥行47×幅25cm
・収納サイズ:(約)横幅42×奥行13×高さ7.5cm
・重量:(約)2.2kg(付属品含む)

卓上タイプ(テーブルトップ)

卓上タイプ(テーブルトップ)は、テーブルの上にセットし、まずでお店で焼き肉を食べるようにバーベキューを楽しむことができます。

おすすめのバーベキューコンロ「KVASS バーベキューコンロ」

1秒で展開・収納できる一体式の折り畳みデザインが特徴です。組立不要なので、器楽にバーベキューが楽しめます。高品質なステンレス鋼製で、錆びにくく、変形しにくく、耐久性が抜群。
焚火台は3D循環型通気の設計で2〜4人にちょうど良いサイズです。コンロの底には炭の落下防止用のステンレス板があるので安心です。
収納バッグ付きで、折り畳むと厚さは2cm、重さは1.9kgとコンパクトに。BBQコンロ、焚火台、ダッヂオーブンとしても使えるので便利です。

【製品仕様】サイズ:組立時:縦32×幅21×高さ14cm、収納時:32×21×厚さ2cm、重量:1.9kg、材質:ステンレス鋼

パーティータイプ(ガーデン)

庭での大人数のホームパーティーなどに最適。アメリカンすタイプのBBQパーティーを楽しむことができます。

おすすめのバーベキューコンロ「バーベキューコンロ BBQ オーク LLキャスター付」

大人数でのバーベキューに最適。ガーデンパーティーに便利な大型コンロ。小物を置ける棚網付き。移動簡単キャスター付き。
・製品サイズ:(約)幅780×奥行550×高さ760mm
・重量:約13kg

多用途タイプ

1台でさまざまな用途に使える多用途タイプ。バーベキューはもちろん、ダッチオーブンを使ったり、かまどとして使えます。

おすすめのバーベキューコンロ「キャプテンスタッグ  KAMADO(かまど)」

アウトドアシーンに合わせた5つの用途に使える釜戸型の煙突ストーブ。薪ストーブ/焚き火/バーベキュー/ダッチオーブン/かまど、として使えます。
炭のつぎたしに便利な扉付。炭(ハイ)、薪(ロー)に適した高さにセット可能。蓋は鍋の大きさに合わせて使える組蓋式。
・組立サイズ(約):幅45×奥行55×高さ95cm
・本体サイズ(約):外径36×高さ55cm
・バーベキューが楽しめる網付。

簡易タイプ(使い捨て)

バーベキューを簡単に楽しみたいかたには簡易タイプ(使い捨て)がオススメ。炭もセットされているので、準備の手間もかかりません。片付けもそのまま捨てるだけでOKです。

おすすめのバーベキューコンロ「クラフトグリル CASUSGRILL」

すべて天然素材でできたインスタントグリル。竹炭、火山石、竹、FSC認定のダンボールもすべて天然素材でできています。
軽くてコンパクト、四隅の竹炭に着火するだけで約5分でスタンバイOK。調理可能時間は60分とちょうど良い時間です。使用後はそのまま燃えるゴミで処分できます。

・サイズ:使用時/幅315×奥行255×高さ117mm、梱包時/幅315×奥行235×高さ55mm
・重量:約1.0kg

食材が美味しくなるバーベキューのコツ&便利グッズ

バーベキューだと肉や魚、そして子どもたちが敬遠しがちな野菜も、なぜだか美味しくなります。ここからは、バーベキュー食材が美味しくなるコツと便利グッズを紹介します。

肉類・加工品

肉が上手に焼けると、バーベキューが盛り上がります。肉を上手に焼くポイントは火加減! そして火加減を調整するには、炭の置き方が重要です。

炭をコンロにまんべんなく広げるのではなく、例えば、右から左に向けて炭の量を減らし、炭が多い「強火ゾーン」、炭を減らした「中火ゾーン」、そして炭を置かない「弱火ゾーン」を作ります。この方法は、「スリーゾーンファイア」などと呼ばれています。

肉は強火で焼いてしまい、炭のようになってしまうことも少なくありません。特に脂身の多い部位は中火ゾーンで焼くのが基本です。

3つに分けるのが難しければ、片側に炭を寄せ、片側は開けておく「ツーゾーンファイア」でも良いでしょう。

肉類・加工品が美味しくなるアイテム「ロッジ 9インチスキレット」

大きめのスキレットがあれば、バーベキューの幅が広がります。特に大きめの塊肉やチキンソテーに最適です。長年使い込んだもののように表面がコーティングされ、風格ある製品に仕上がっているので、本格的な雰囲気が漂います。鉄製のフライパンと違って厚みがあるので、バラエティに富んだ焼き料理が可能です。使うほどに手入れが簡単になり、餃子やハンバーグなども簡単に美味しくできるので、家庭でも毎日使えます。
・内径:22.5cm
・深さ:4.3cm
・重量:1.93kg

魚介類・加工品

自然いっぱいのキャンプ場は、海や川にも近く、新鮮な魚介類が手に入ることもあります。エビやホタテは子供たちも大喜び。魚介BBQは魚、エビ、イカ、貝などバラエティに富んだ食材が揃うと、場が華やかになります。

魚介類・加工品が美味しくなるアイテム「キャプテンスタッグ 炭焼き一番 合わせ焼き網(ワイド)」

型くずれしにくく両面きれいに焼ける! 七輪でも使用可能。さんまなら2~3匹、イカ焼きも楽しめます。

・製品サイズ:(約)全長350×幅300×高さ30mm
・製品重量:(約)240g

野菜・果物

バーベキューなら、野菜が苦手な子どもたちも進んでパクパク食べるので、不思議ですよね。野菜や果物は丸ごと焼くと、いつもの食卓と違ってダイナミックなので、大喜び間違いなし!  特にピーマンやなすの丸焼きは切る手間も省けるのでオススメです。玉ねぎやりんごはアルミホイルに包んで、とうもろこし、バナナは皮ごと焼きます。

野菜を焼くときは、オリーブオイルをシリコンブラシで塗るのがオススメ。野菜がジューシーに仕上がります。

野菜・果物が美味しくなるアイテム「キャプテンスタッグ BBQ シリコン ブラシ」

バーベキューソースやオイルを食材にムラなく塗れるシリコンブラシです。アミに油を塗るのにも便利なうえ、お好み焼き、たこ焼きのソースにも使えます。

麺類や米類、パンなどの主食系

バーベキューの締めといえば、焼きそばや焼きおにぎり。特に焼きそばは、こだわりのレシピを持っている人も多いのではないでしょうか。定番のソース焼きそばは大人気ですが、ときにはレモンを効かせた塩焼きそばや、パンを持ってきて「焼きそばパン」にすると、一層盛り上がることでしょう。 焼きそばに白ごはんを加えて炒める「そばめし」もおすすめです。

麺類や米類、パンなどの主食系が美味しくなるアイテム「ロゴス 焼きそばシート」

焼網が鉄板になる、アルミシート。手持ちの焼網で焼きそばができます。焼網に敷いて折り込むだけなので、簡単に使えて便利です。鉄板でも、上に敷いて使うと鉄板が焦げ付かず、片付けが楽になります。これ1本で、焼きそば約10回分が作れます。

・超極厚0.04mm。
・食品衛生法適合品。

コツをマスターして楽しいバーベキューを

家族で楽しむバーベキュー。さっと準備して、上手に火を起こすのは、ちょっとした見せ場にもなります。ここで紹介した火起こしのコツ、さまざまなタイプのコンロ、おすすめ食材、焼き方のコツを生かして、楽しい時間を過ごしてください。

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文・構成/HugKum編集部

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