子どもが握り箸になってしまう原因は?パパママアンケで判明した直し方のポイントやおすすめの矯正箸

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お箸の持ち方は自然にできるようになるわけではないので、きちんと教えなければならず、難しいものですよね。一般的には、2〜3歳頃、スプーンとフォークを下から(鉛筆の持ち方)持って上手に食べられるようになったら、お箸トレーニングをスタート。手先も器用になってくる頃なので、練習を始めるにはちょうどいいですよね。

そんなお箸のトレーニングをしている中で陥りがちなのが「握り箸」。握り箸がクセになってしまうと、直すのも大変。握り箸になってしまった時の直し方、トレーニング法などをご紹介します。お箸トレーニングに悩んでいるママ・パパは必見です。

握り箸とは?

握り箸とは、上のお箸と下のお箸を握ったまま、または上のお箸を薬指と小指にはさんで食べ物をつまんでいる状態のことを言います。

握り箸はマナー違反

お箸の使い方には、お皿など食器の上にお箸を渡すように置いてしまう渡し箸や、お箸で食器を動かす寄せ箸など、嫌い箸という日本文化に置ける悪いマナーというものがいくつかあります。握り箸は、食べ物を挟みにくいだけでなく、見た目からも行儀が悪く感じられるので、間違ったお箸使いの中でも特に行儀が悪いとみなされてしまいます。基本的には幼い子どもに多いのですが、放っておくと大人でも直らない人がいます。

握り箸になる原因は?

スプーンやフォークの鉛筆持ちがきちんとできないままに箸の練習をしてしまうことが原因。幼い頃のスプーン、フォーク持ちのまま、箸を持ってしまうと握り箸になってしまいます。

握り箸をする子はどれくらい?

3~6歳の子を持つママ・パパに、子どもが握り箸をしていたかどうかをアンケート調査。どのくらいの子が握り箸になってしまうのでしょう?

Q.お子様が握り箸をしていたことはありますか?

握り箸になってしまったという人は約40%とかなり多いことが分かります。お箸の持ち方を教えるのは結構難しいということですよね。握り箸になってしまって困ったことなど、体験談も聞いてみました。最初に間違って握り箸がクセになってしまうと直すのが難しいよう。

「正しく持つとうまく食べられないので、つい握り箸をしてしまう」(40代・福井県・子ども2人)
「矯正用の箸で練習させたがなかなか上手くいかなかった」(30代・愛知県・子ども2人)
「とりあえず持たせてみた結果、握り箸になりました。 その後、一緒に直していきました」(30代・静岡県・子ども2人)
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子どもの握り箸の直し方

一旦握り箸がクセになってしまうと、子どもも直すのが難しく嫌がることも。どのように直すのがいいのでしょう?

まずは鉛筆持ちを練習する

お箸と鉛筆の持ち方は連動しています。正しい鉛筆の持ち方は、2本のお箸を持った状態で、下の一本を抜いたもの。お箸を正しく持てる子は鉛筆も正しく持てていることですね。一度子どもにスプーンかフォークを持たせてみましょう。この時にしっかりと鉛筆持ちができていなかったら、まずはスプーン等を使った練習から始めることが、間違った持ち方を直す最短ルート。

手にあった長さの箸を使う

手にあっていない長さのお箸を使うと、うまく持つことができず握り箸になってしまうことも。目安としては、親指と人差し指を直角に広げ、指先を直線で結んだ長さ×1.5倍。手の大きさは子どもによって差があるので、子どもの指の長さを測るのがオススメですが、年齢的には下記を参考にして。

・2歳以下で箸の長さが13cm

・3〜4歳で14〜14.5cm

・5〜6歳で15〜16cm

・7〜9歳で17〜18cm

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矯正箸を使う

しつけ箸という矯正箸をご存知ですか?矯正箸とは、お箸の正しい持ち方ができるように、指を固定する輪っかやフック、くぼみがついているお箸です。輪っか部分に指を通したり、フックに指をかけたり、くぼみに指を添えたりすることで、簡単に正しいお箸の持ち方ができます。

握り箸の矯正におすすめのアイテム

握り箸になってしまった時に、なかなか直すのは難しいもの。正しいお箸の持ち方が簡単にトレーニングできる矯正箸をご紹介します。

エジソン ベビー用はし

幼い子がやる気を出せる、可愛いミッフィーのお箸。リングに指を入れるだけで、すぐに正しく使えるトレーニングお箸です。人体工学設計により、リングが指の位置を固定するので、箸の持ち方をイメージしやすくなります。正しい箸の持ち方を自然に身に付けることができます。

子ども用はし エジソンのお箸2

年齢が上がってしまっても握り箸が直らない場合には、小学生から大人まで使えるユニバーサル設計の箸を。親指リングがフックになっているので、普通のお箸に近い形でトレーニングできるのがポイントです。

イシダ 子供用矯正箸 三点支持箸

一見すると普通の形の箸に、指の形に沿ったくぼみがあり、無理なく箸の持ち方が身に付く矯正箸です。それぞれのポイントには子どもにも分かりやすい絵がついているので、理想的な正しいお箸の持ち方を自然に無理なく身につけることができます。

たくさん褒めてあげながら楽しくトレーニングを

子どもの手の器用さの発達には差があります。親が焦ってトレーニングを始めてしまうと、子どもにとっては苦痛になってしまうことも。年齢は目安として考えて、正しくスプーンが持てるようになるまで待ってあげましょう。また、子どもは褒めてもらえるとやる気が出るもの。うまくできたらしっかり褒めてあげるのもポイントです。楽しくトレーニングをしながら、握り箸を直していきましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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