離乳食のハンバーグ、お肉の選び方は?大人もおいしい離乳食インストラクター考案レシピも

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。子供の好きなメニューの定番といえば?「ハンバーグ」。毎年私の息子は誕生日のごちそうは「ハンバーグがいい」と言います。そんな子供に大人気のハンバーグですが、赤ちゃんはいつから食べられるようになるのでしょうか?

離乳食のハンバーグはいつから赤ちゃんが食べてもいいの?

離乳食後期以降、「カミカミ」に慣れた頃から

赤ちゃんがハンバーグを食べられるようになるのは、離乳食後期以降。ハンバーグはある程度のかたまりで食べるメニューなので、赤ちゃんが「カミカミ」することに慣れた頃がいいです。また、使うひき肉の種類によってほんの少し時期が変わってきます。

 

離乳食のハンバーグのお肉は牛肉、豚肉、鶏肉?

はじめてのハンバーグには、鶏むね肉がおすすめ

では、ハンバーグに使うお肉ですが何がいいのでしょうか。

離乳食後期になり、5㎜程度の大きさの食材を「カミカミ」することに慣れてきたらハンバーグにチャレンジ。食べる前に食べやすいように切ってあげましょう。

まず一番最初におすすめなひき肉は、鶏ひき肉。あっさりして食べやすいです。脂肪の少ない鶏むね肉のひき肉を最初は選んでくださいね。

離乳食後期は牛と豚も

離乳食後期の後半になるとも使えるようになります。豚肉のみで作ると独特の臭みが気になることもあります。牛肉と豚肉の合びき肉は食べやすいのでおすすめです。

離乳食の鶏ひき肉はいつからOK?時期別の進め方や下処理・保存方法、おすすめメニューまで!
こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。今日の食材は「鶏ひき肉」。ひき肉は肉の中でも料理に取り入れやすく大人の料理にも重宝します。鶏...

 

豆腐を使った離乳食ハンバーグレシピ

豆腐を使ったハンバーグを紹介します。つなぎは、パン粉と卵ではなくレンコンをすりおろします。ふっくらと仕上がるので食べやすいハンバーグですよ。今回紹介する材料は離乳食分のみですが、多めに作って大人も一緒にいただけるメニューです。大人は和風のあんかけをかけて、大根おろしと大葉をのせても美味しいですよ!

レンコン入り離乳食豆腐バーグ

<材料>

鶏ひき肉 15g

豆腐 15g

玉ねぎ 5g

にんじん 5g

レンコン 5g

ほうれん草 3g

<作り方>

・玉ねぎはみじん切りにする

・レンコン、にんじんはすりおろす

・ほうれん草は湯でて、みじん切りにする

1.材料をよく混ぜ合わせる

2.形作ってフライパンで両面焼く

*火の通りが心配ですので、ふたを閉めてもOKです!

*食べる前に赤ちゃんの月齢に合わせて切ってください

 

離乳食ハンバーグの冷凍方法を教えて!

個別にラップに包んで、ジッパー付きの袋に入れて冷凍

ハンバーグを多めに作ったときは冷凍すると便利です。冷凍する場合は1個ずつ個別にラップに包んで、ジッパー付きの袋に入れましょう。1週間以内に食べきりましょうね。

 

大人と取り分け可能!万能ハンバーグレシピ

今回は我が家の定番ハンバーグを紹介します。赤ちゃんはそのまま、大人はシンプルにケチャップをかけていただきましょう!

大人もおいしい離乳食ハンバーグ

<材料>大人2名+赤ちゃん分

合びきミンチ 300g

玉ねぎ 1/2個

にんじん 1/2本

しいたけ 1個

長芋 3cm分

卵 1/2個

パン粉 30g

牛乳 60ml

バター 8g

ケチャップ 適量

<作り方>

・玉ねぎ、にんじん、しいたけをみじん切りにする

・長芋はすりおろす

・パン粉を牛乳に浸す

1.フライパンに玉ねぎを入れて弱火~中火でキャラメル色になるまで炒めて冷ます

2.合びきミンチにケチャップ以外の材料を入れてよくこねる

3.形作ってフライパンで両面焼く

*火の通りが心配ですので、ふたを閉めてもOKです!

*食べる前に赤ちゃんの月齢に合わせて切ってください

 

お店で食べる「肉」がメインのハンバーグも美味しいですが、家で作る野菜たっぷりのハンバーグも甘みがあって子供たちは喜びます。

今回はレンコンをつなぎにするためにすりおろしましたが、5㎜程度の角切りにして混ぜ込むと、シャキシャキ感も楽しめます。チーズを入れるとさらにおいしさアップですね。大人と同じメニューを食べられることで赤ちゃんも喜びますので、一緒に楽しく食べてくださいね!

 

記事監修

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

 

 

編集部おすすめ!「bebemeshi for family」おそとごはん(たべるとくらすと)

忙しいときや外出のときに便利!無農薬・減農薬栽培、有機栽培の野菜と、国産のお魚、宮崎県の鶏ささみを中心に使用したこだわりの無添加離乳食。味付けは一切せず、丁寧にとった出汁の旨味を大切にしているママにもベビーにもやさしい&おいしい離乳食です。7ヶ月、9ヶ月、12ヶ月と赤ちゃんの成長に合わせて選んで。ギフトセットもありプレゼントにもおすすめ!

くわしくはこちらをチェック!

編集部おすすめ

関連記事