お餅の美味しい食べ方は?砂糖醤油、磯辺焼きなど定番から激うまアレンジ法まで一挙ご紹介!

冬になると食べたくなるお餅。お餅が好きという子も多いので、おやつにするという家庭も多いのでは。また、お餅は炭水化物なので、ご飯やパンの代わりにもなり、意外と便利な食材。今回は、そんなお餅の人気の食べ方やレシピをご紹介します。

お餅人気の食べ方を調査!

今回は、お餅の食べ方をママ・パパにリサーチ。定番人気の食べ方から、いつもの食べ方に飽きてしまったり、お餅をたくさん買いすぎて余ってしまっている、なんていう時にもぴったりなアレンジレシピもご紹介。参考になる食べ方ばかりなので、ぜひ取り入れてみて。

小さな子どもはお餅の窒息事故に注意しましょう

小さな子は喉が細く、嚥下機能がまだうまく発達していません。お餅は口の中で餅同士がくっつきやすくなるため、食べさせる際には、先に汁物などの水分を与えたり、食べやすい大きさに切ったりして(小さすぎるとひとくちで飲んでしまうため自分で噛める程度の大きさに)、ゆっくりよく噛んで、食べさせるようにしましょう。また、食事中に眠くなっていないか注意し、食べながら歩きまわったり寝転んだりすることがないよう、大人がきちんとそばで見守りましょう。

喉に詰まった場合の応急手当には、背中を強くたたく方法や、胸骨を圧迫する方法などがあります。いざという時のために、しっかりチェックしておくことも大切です。

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お餅の食べ方人気ランキングTOP5

それでは、みんなが気になるお餅の食べ方を0歳〜5歳の子どもがいるママ・パパに大調査。ランキング形式でご紹介します。

1位:砂糖醤油

堂々の一位は、お砂糖を醤油に混ぜた砂糖醤油で和える砂糖醤油餅という結果に。砂糖が多めの甘じょっぱい味は子どもも大好きですよね。海苔で巻くパターンもあり、地域としては西日本で多く食べられているようです。

「子どもの頃からこの食べ方で食べていたので、砂糖醤油が1番好きです」(30代・山口県・子ども2人)
「砂糖醤油につけて海苔巻いて食べるが最高」(40代・大阪府・子ども3人)

2位:磯部焼き(醤油)

大定番化と思いきや、2位になった磯辺焼き。醤油にくぐらせ海苔で巻くというシンプルな味わい。手軽に作れるので、軽食代わりになるというのも納得です。

「磯辺餅は焼いて醤油をつけて海苔を巻くだけなので、作るのがとても簡単だから。子供も大好きなので、朝ごはんにも手軽に出せる」(30代・茨城県・子ども2人)
「調理方法がとにかく簡単です。それなのに、お餅と醤油と海苔の調和が絶妙です。日本人だということを感じるひとときです」(40代・群馬県・子ども2人)

3位:きな粉餅

柔らかく茹でたお餅に、砂糖と混ぜた甘いきな粉餅も大人気。きな粉の原料は大豆なので、栄養的にもバッチリですよね。

「柔らかめに茹でた餅に、きな粉と砂糖を3:2の割合で合わせたものを絡めていただくことが多く、きな粉の香ばしさと優しい甘さが癖になります」(30代・東京都・子ども3人)
「砂糖たっぷりのきな粉とお餅は美味しい。おやつとして最高」(30代・茨城県・子ども1人)

4位:おしるこ

お餅を入れたおしるこは、寒い冬にはたまらないおいしさですよね。冬のおやつはおしるこ、なんていうおうちも多いのでは。

「おしるこの甘いのがたまらない」(40代・神奈川県・子ども2人)
「小豆の甘味にホッとするので」(40代・愛知県・子ども1人)

5位:お雑煮

お餅といえば、お雑煮は外せませんね。角もちや丸もち、焼いたり茹でたりと地域によってさまざまな食べ方がありますが、お雑煮には欠かせないもの。

「汁の味が餅にしみこんでおいしい」(30代・広島県・子ども3人)
「お雑煮は欠かせませんね」(30代・青森県・子ども2人)

まだまだある!美味しいお餅の食べ方

ランキングからは外れましたが、まだまだ人気の食べ方がたくさん挙がってきたので、ご紹介します。

辛味餅(大根おろし)

大根をおろしたものに、醤油や海苔・青海苔を混ぜて、柔らかいお餅と和えて食べる辛味餅。ピリッとちょっと大人な味わいでさっぱりといただけるので、いくらでも食べられそうです。

「大根おろしのぴりりと辛い感じと、醤油のしょっぱさ、青のりの風味がうまくマッチしているところ。できればつきたてのお餅で食べたい」(30代・埼玉県・子ども2人)

あんころ餅

あんこで柔らかいお餅を包んだあんころ餅。鉄板の組み合わせですよね。あんこの甘さはお茶受けにもぴったり。市販のあんこで作れば手軽ですよね。

「飽きないので。お茶にもコーヒーにもお酒にも合うので」(40代・東京都・子ども1人)

納豆餅

山形県を中心に一部の地域で愛されているのが納豆餅。焼き餅や柔らかいお餅に、あさつきなどを混ぜた納豆を乗せるもの。納豆ごはんと同じ感覚で食べられそうですね。

「昔から食べている」(40代・福島県・子ども3人)

バター醤油

こちらも子どもに人気がありそうな、バター醤油餅。焼いたお餅をバター醤油に絡め、海苔で挟めば香ばしく、食べやすい味わいになりますね。

「海苔と醤油のしょっぱさにバターが絡まって濃厚で美味しい」(30代・茨城県・子ども1人)

お餅の食べ方アレンジアイディア

年末年始に大容量のお餅を買ったものの、思いの外なかなか減らないなんてこともありますよね。そんな時に試してみたいお餅のアレンジレシピを、ママ・パパにリサーチ!目からウロコ、なんていうメニューもあるようです。ぜひ参考にして作ってみて。

チーズ

組み合わせとしては最強のチーズアレンジ。磯辺焼きを作る要領で、スライスチーズを一緒に挟むよう。コクもアップして、子どもがパクパク食べてくれそうです。

「こどもも一緒にたべることができる。しょうゆをくぐらせた、もちをチーズと一緒にのりで巻いて。」(40代・東京都・子ども2人)

油で揚げる

小さく切ったお餅を油で揚げる揚げ餅も。サクサクのおかきとして、軽く食べることができますね。

「サイの目状に切った餅を油で揚げておかきを作ったことがあります。簡単におやつを作れるところがいいですね」(30代・東京都・子ども3人)

カリカリになるまでじっくり焼く

時間をかけてカリカリになるまで焼くと、おせんべいのように食べられるという声も。薄めのお餅だと、パリパリしてさらにおいしそうですね。

「長時間焼いて煎餅化する。味が凝縮して美味しい」(40代・神奈川県・子ども1人)

ピザ風

お餅をピザ生地に見立てて、ケチャップやチーズと合わせて食べるという人も。ボリューム感もあり、軽いランチにも食べられそうですね。

「お餅とケチャップ、チーズがあう」(30代・茨城県・子ども2人)

電子レンジで練り餅

あんこと一緒に電子レンジでチンすることで、柔らかい練り餅を作るという人も。とろりとあんこと混ざったお餅は間違いなく美味しいですよね

「お餅とあんこを練るようにしてよく混ぜること」(30代・茨城県・子ども2人)

明太子

大人のおつまみにもぴったり合いそうな、明太子とのアレンジレシピ。バターと合わせることで、コクも出て、止まらなくなりそうです。

「めんたいバターもち。しょっぱくて、お酒のおつまみのようでクセになる」(30代・神奈川県・子ども1人)

グラタンに入れる

細かく切ってグラタンの具にするという声も。トロトロに仕上がっておいしそうですね。

「餅を細かく切ってグラタンで焼くだけ」(40代・神奈川県・子ども2人)

チョコ

チョコを包んで食べるというおやつアイディアも。子どもが喜ぶ組み合わせですよね。

「チョコを包んで食べると美味しい。簡単に作れる」(30代・宮崎県・子ども3人)

参鶏湯風のスープ

参鶏湯風にするという本格アレンジも。もち米の代わりになり、とろみのあるスープは、体がとっても温まりそうです。

「手羽元、大根、お餅、少量のお米と鶏がらスープなどの調味料を炊飯器で炊いた参鶏湯風のスープ。炊飯器で簡単に作れる。お餅のおかげでとろみがついて食べ応えがある」(30代・神奈川県・子ども1人)

お餅を使ったおすすめレシピ

かぶのすりおろしのお雑煮

かぶはビタミンAとCが豊富な葉と一緒に!豚ひき肉のうまみがスープの決め手!

◆材料

(3人分)
かぶ 中2個
豚ひき肉 120g
切餅(食べやすい大きさに切る) 5個
だし汁 500ml

【A】
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/4

◆作り方

【1】かぶは皮をむいてすりおろし、葉は小口切りにする。
【2】鍋で豚ひき肉を炒り、ポロポロしてきたら、だし汁、【1】を加え、温まったら餅、【A】を加えて、柔らかくなるまで煮る。

教えてくれたのは


牛尾理恵さん

うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。

『めばえ』2018年2月号

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アレンジ自在なお餅は普段のレシピに取り入れて!

興味が惹かれるお餅の食べ方は見つかりましたか?ここまでバリエーションが豊富なことに驚いた人も多いのでは。子どもが好きで、腹持ちもいいお餅は、冬や年末年始だけに限らず、普段使いするのがオススメ!ぜひ新しいアレンジレシピも試してみてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

 

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