布おもちゃ作家・ゆっこせんせいに聞いた布絵本の手作りアイデア
布絵本は、なめたり引っぱたりしても大丈夫。自分でページをめくったり、手でさわって素材の違いを感じることができます。保育者の目線と育児経験をもとに、オリジナルの布おもちゃを製作している布おもちゃ作家・ゆっこせんせいに布絵本 の作り方を教えていただきました。
布絵本の材料
・浴用タオル 1枚
・フェルトロープ
・毛糸
タオルで作る「赤ちゃん布絵本」の作り方
1 タオルを細長く横半分に折って、筒状に縫う。
2 縫い目を裏の中心にして、平たくつぶす。
3 6等分を目安に、各ページにアップリケをする。
4 ページを折りたたみ、ページの周囲を縫う。
5 ページを折りたたみ、ページの周囲を縫う。
動物のしっぽをつければ、楽しさ倍増!
ネズミ:フェルトにはさんで縫いつける。先端は結ぶ。
ウサギ:毛糸でポンポンを作り、縫いつける。
ライオン:ロープ先端の約1㎝のところを糸でしばり、先をほぐす。
ウマ:太めの毛糸4本を縫いつけ、ほぐす。
「布絵本 しっぽ」は、タオル1枚で作ることができるのも魅力。赤ちゃんがロープや毛糸をしっぽに見立てて触ったり、引っぱったりして、布絵本ならではの仕掛けを楽しみんでくれるはず。
記事監修
布おもちゃ作家。布育普及協会代表。保育園に約12年勤務したのち、保育者の目線と育児経験をもとに、オリジナルの布おもちゃを製作。手作りキットのお店「ゆっこ・とい」を立ち上げ、保育者を対象にした「保育セミナー」や子育て中のお母さん、お父さんを対象にした「布おもちゃ講座」で講師として活躍している。布育普及協会
文/田辺泰彦(アスク・ミュージック) 撮影/茶山 浩 イラスト/星野はるか 撮影協力/小学館アカデミーひきふね駅前保育園 出典/『0.1.2歳児の保育』