言霊にはどんな効果がある? ポジティブな言葉で幸せな毎日を送ろう

言葉は思いがけない力を持っています。使い方次第で気持ちが楽になることもあれば、誰かを傷つけてしまうこともあるでしょう。言霊の効果を知ると、何気ない日常会話でも言葉を選んで使用したほうが良いことが分かります。意味や使い方を見ていきましょう。

言霊の意味とは?

スピリチュアルな話が好きな人なら、言霊という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。

中には、聞いたことはあっても、詳しいことまではよく分からないという人もいるでしょう。気持ちを前向きにするために知っておきたい、言霊の意味を紹介します。

言葉に力が宿ること

言霊は「ことだま」と読み、言葉が目に見えない力を持っていることを意味します。発した言葉が何らかの形で現実に影響を与え、良い方向へも悪い方向へも導くという考え方のことです。

日本では昔から、言葉の持つ力が信じられてきました。「痛いの痛いの、お山の向こうへ飛んでいけ」というような「おまじない」の言葉も、言霊への信仰から生まれたものです。

神社で神主さんがあげてくれる祝詞(のりと)も、言霊の一種と言えます。

優しい言葉を聞けば気持ちが穏やかになり、非難や悪口を聞けば、たとえ自分に関係がなかったとしても、嫌な気持ちになることがあるでしょう。言葉は良くも悪くも、人間の心理に影響を与えるのです。

海外でも言霊は信じられている?

言霊は日本だけで信じられているわけではなく、外国でもさまざまな形で根付いている考え方です。例えば、ハワイでは「万物に魂が宿る」という考えのもとに、言葉にも霊力が宿っていると考えています。

また、映画や創作の世界で、呪文を唱えて悪霊を退治するシーンを見たことがある人は多いでしょう。聖書の一節を利用して、人の気持ちをなだめるシーンを見かけることもあるかもしれません。

言霊の考え方は特定の文化に限らず、世界各地で浸透しているのです。

言霊は名前にも

日常で話す言葉だけでなく、人の名前にも言霊が宿るとされています。名前は日常的に使用し、一生の間で数えきれないほど耳にするため、その音や意味は「人物像」に左右するという考え方があるのです。

自分の子どもに、「良い意味がある漢字」や「響きが良い音」で名付けをしたいと思う親は少なくありません。言葉が持つ力を信じている人ほど、一生懸命名前を決めるでしょう。

昔の武家の子どもは悪いものを引き寄せないよう、あえて悪い意味の幼名を付けられることもありました。それほど、日本では名前に宿る力を重視してきたのです。

言霊が持つ力とは?

日常生活で何気なく口にしている言葉にも力が宿っていると分かれば、使い方に気を付けたくなるはずです。どんな力を持っているのか、見ていきましょう。

発した言葉が現実になる

言葉が何かを実現するための力を与えたり、反対に理想から遠ざけたりすることがあります。困難に思えることでも、言い続けることで願いが叶ったというエピソードは枚挙にいとまがありません。

何か目標を立てるときも、「叶うといいな」と漠然と思っているより、「〇日までに〇〇を達成する」と具体的に言葉にして、何度も唱えたり文字にして壁に貼っておいたりすると、効果が出やすくなります。

言葉を発することでより強く目標を意識でき、努力しやすくなるのでしょう。

言霊は使い方次第

言霊は良い意味でも悪い意味でも、作用することがポイントです。良い言葉を使っていれば物事も良い方向に進みやすいですが、ネガティブなことばかり言っていると、悪い方向に進んでしまうことがあります。

例えば、気持ちが沈んでいるときに「自分はダメだ」「何をしてもうまくいかない」などと口にしてしまうと、余計に落ち込みやすいです。

ネガティブな気持ちのときでも、「何とかなる」「きっと大丈夫」などポジティブな言葉を口にしていれば、元気が出てきやすくなるでしょう。

良い結果をもたらす言霊の使い方

人は日常のコミュニケーションで、さまざまな言葉を口にします。言霊は特別なときだけでなく、日常的に意識することで、良い方向に進むきっかけを与えてくれるでしょう。

良い結果をもたらすための、言霊の使い方を紹介します。

日常的にポジティブな言葉を使う

良い結果を引き寄せるためには、日頃からポジティブな言葉を口にする機会を増やすのがおすすめです。

例えば、何かをしなければならないときに「面倒くさいなあ」と言うよりも、「早く終わらせてスッキリしよう」と言ったほうが、前向きな気持ちで取り組めます。

日常生活のさまざまなシーンでポジティブな言葉を使うようにすれば、自然と気持ちが明るくなります。周囲をネガティブな気持ちにさせることもなくなり、互いに良い気分で過ごせるはずです。

周囲へ感謝をする

「ありがとう」という言葉を耳にすると、やる気が高まったり元気が出たりする人は多いです。たとえ、感謝をしてもらうために行動したわけではなくても、お礼の言葉を聞いて嫌な気持ちになる人はいません。

どんなに小さなことでも、感謝の気持ちを持ったら「ありがとう」と伝えるようにしましょう。周囲が明るくなると同時に、自分の気持ちも前向きになり、良い相乗効果をもたらしてくれます。

また、「ありがとう」と言うことで、自分を助けてくれる人が周囲にいるのだと認識できるようになります。そう認識することで、孤独に悩まされることも少なくなるでしょう。

相手の素敵なところを褒める

友人関係や職場の人間関係などで、相手の嫌なところばかりに目を向けてしまうと、コミュニケーションはスムーズに進みません。相手の欠点をあげつらうのではなく、素敵なところや良い部分を見つけて口に出すようにすると、人間関係がうまく回るようになるでしょう。

褒められて嫌な気持ちがする人はいないため、前向きな気持ちで周囲に接することができるようになります。褒める側にも褒められた側にも、双方に良い結果をもたらしてくれるのです。

嫌な部分が目に付いてしまう人は他人に対する「観察力」が優れているので、視点を変えればきっと良いところも見つけられます。

こんな言霊には注意して

不運や悪い人を引き寄せてしまわないようにするには、言霊の使い方に注意が必要です。使わないほうが良い言葉を見ていきましょう。

人の悪口・陰口

悪口や陰口は悪い結果を招くので、使わないようにしましょう。愚痴が多く他人への文句ばかり言っている人の周囲には、自然と似た人間が集まります。

ネガティブな考えの持ち主に囲まれていると、いつまでたってもポジティブな気持ちになれません。

悪口を言うと、いったんはスッキリした気持ちになるかもしれませんが、良心がある人ほど後から「自己嫌悪」に陥ります。他人に対するネガティブな気持ちは、結局は自分に返ってきてしまうのです。

相手を嫌な気持ちにさせる言葉は使わずに、体を動かしたり、好きな音楽を聞いたりといった方法でストレスを解消していきましょう。

自分を否定する

うまくいかないことがあると、ついつい自分を否定してしまいがちです。責任感が強かったり理想が高かったりすると、失敗したとき必要以上に卑下しやすくなります。

「うまくできない自分が嫌になる」と言うより、「挑戦したからこそ失敗したんだよね。次は気を付けよう」と言って、自分を励ますことが大事です。

もし、うっかり否定的な言葉を言ってしまった場合は、「自分が嫌になると言ったけど、それは嘘」と言って取り消しましょう。自信をなくす言葉を使わない癖をつければ、自己肯定感を高めやすくなります。

言霊で前向きな毎日に

言霊は人生を豊かにするために使える考え方です。決して特殊な考え方ではなく、さまざまな文化で取り入れられています。

日頃から前向きな発言をする癖をつければ、物事は自然と良い方向へ向かっていくでしょう。うまく言霊を使えるようになると、周囲からネガティブな人がいなくなり、人間関係に悩まされることも少なくなります。

「ありがとう」と言う癖をつけたり、人の良い部分を褒めたりなど、お子さんとの関係においてもパパ・ママが率先して実践することで、ポジティブな姿勢が育つのではないでしょうか。

文・構成/HugKum編集部

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