キャンドルの作り方│可愛いグラデーションキャンドルやアロマキャンドル、オイルキャンドルなどが簡単に作れる!

PR

可愛いキャンドルは、お部屋のインテリアとしても素敵なアイテム。自分で作ってみたい…という方に、グラデーションキャンドルやアロマキャンドルなどの作り方をご紹介します。

グラデーションキャンドルやアロマキャンドル…かわいいキャンドルを作ろう!

簡単で可愛い!キャンドルの作り方

キャンドルの作り方は意外と簡単です。手作りなら、自分好みの色やデザインにできます。

キャンドルを手作りするときの注意点

キャンドルを手作りするときにはいくつか注意したいポイントがあります。キャンドルに灯がともる仕組みとともに、見てみましょう。

キャンドル作りの注意点とは?

キャンドルに灯がともる仕組み

キャンドルはなぜ火が燃え続けるのでしょうか?

キャンドルの芯に火をつけると、熱によってキャンドルのロウが溶けて液体になり、溶けたロウは芯の中を染みて上がっていきます。毛細管現象と呼ばれる現象です。

上まで上がった液体のロウは火の熱で気体となり、空気中の酸素と結びついて燃えます。つまり、ロウが火によって溶け、芯を通して上に上がり続けるので、キャンドルは消えることなく燃え続けるのです。

注意点1:直接火にかけない

キャンドルの作り方は、簡単に言えば、ろうそくを熱で溶かし、再び固めることになります。このとき、直接火にかけてロウが220℃以上の高温になると、発火する恐れがあります。

ろうそくを熱で溶かすときは、湯煎したり、IHヒーターを使うなど、直接火を使わないようにしてください。

注意点2:ロウを溶かす道具はキャンドル作り専用に

ろうそくをIHヒーターで溶かしたときに使った鍋や、湯煎したときに使ったガラスボウルなどは、ロウを溶かす専用の道具にしてください。ろうそくの原料には石油を原料にしたものもあります。

同じ鍋やボウルを料理に使うと、洗ったとしても、ろうそくの成分が体内に入ってしまう恐れがあります。

注意点3:火傷に気をつける

ロウが溶けるととても熱くなります。作業中は、火傷しないように気をつけてください。

グラデーションを楽しむ! ブロークンキャンドルの作り方

砕いてブロック状にしたろうそくで作る「ブロークンキャンドル」。色のグラデーションがポイントです。好きな色を組み合わせて作りましょう。ブロークンキャンドルの作り方は、LolotteLife(ロロットライフ)さんの動画を参考にしました。

材料や道具

材料

・ろうそく 3本
・シリコンモールド(シリコン製の型枠)
・綿棒の空き容器など(材質はポリプロピレン)
・オイルクレヨン
・サラダ油
・竹串
・木のクリップ

道具

・温度計(ロウをかき混ぜることにも使う)
・カッター
・クッキングシート
・鍋
・IHクッキングヒーター

作り方

【1】ろうそく1本を真ん中あたりで折り、半分を鍋に入れて、IHヒーターで溶かす。ろうそくが少し残っているくらいでよい。

【2】鍋に残った芯を取り出し、芯についたロウをティッシュで拭き取る。
(ポイント)芯は、後で使うので取っておきます。

【3】鍋の中のロウの温度を約80〜100℃にし、クレヨンをカッターで少しずつ削って入れ、しっかりと混ぜる。ロウの温度が上がり過ぎないよう注意する。
(ポイント)クレヨンは、お好みの色を使います。色を混ぜてもOK。クレヨンの量が多いと濃い色になります。

【4】【3】のロウをシリコンモールドに流し入れる。鍋はすぐにティッシュで拭き取っておく。
(ポイント)あとで割るので、ロウが均一な厚みになっていなくても問題ありません。

【5】残り半分のろうそくも、【1】〜【4】の手順を繰り返し、色をつけていく。

【6】綿棒の空き容器などに、ティッシュを使って、サラダ油を薄く塗る。
(ポイント)サラダ油を塗ることで、容器からろうそくを取り出すときに滑りがよくなり、抜きやすくなります。

【7】シリコンモールドに流し入れたロウが固まったら、取り出して好みの大きさに割る。

【8】【6】の綿棒の空き容器などに【7】を入れる。
(ポイント)容器の側面に沿ってロウを立てるようにして入れると、仕上がりがきれいになります。

【9】鍋に残りのろうそく2本を半分に折って入れ、IHヒーターで溶かす。鍋に残った芯は同じように取り出す。ろうそく2本分のロウを約85〜90℃で【8】の綿棒の空き容器などに流し入れる。
(ポイント)流し入れる温度が高すぎると、容器に入れた色付きのロウが溶けてしまうことがある。

【10】芯の片方の先をひと結びし、流し入れたロウの表面が白っぽくなったら、中央に竹串を使って芯をさす。芯を木のクリップで挟み、固定する。
(ポイント)下につくまでしっかり竹串をさすのがポイント。

【11】固まったら芯を持ち上げ、取り出す。芯を短く切って、完成。
(ポイント)ロウが温かいときに無理して引っ張ると芯だけが抜けることがあるので注意しましょう。

教えてくれたのは…

LolotteLife(ロロットライフ)さん

キャンドル歴13年のキャンドル講師Risaさんと、イラストレーターのRYoさんのチャンネル。キャンドルの作り方や絵の描き方など、生活を楽しくできるような配信をしています。

チャンネルはこちら、ショップ【LolotteCandle】はこちら

子どもでも簡単!アロマキャンドルの作り方

アロマキャンドルなら、見た目のおしゃれさだけでなく、香りも楽しめます。

子どもでも簡単に作れるアロマキャンドルの作り方を、保育士バンク!チャンネル【公式】さんの動画を参考に、ご紹介します。

材料や道具

・ロウ(砕いたもの)
・空き瓶
・アロマオイル(お好みの香りのもの)
・ろうそくの芯
・押し花

・紙コップ
・スプーン
・割り箸
・お湯

作り方

【1】紙コップにロウを入れ、お湯を張ったボウルにつけて湯煎する。
(ポイント)割り箸でかき混ぜると早く溶けます。

【2】溶かしたロウの中にアロマオイルを数滴入れる。

【3】空き瓶の側面にロウを少しだけ塗って、押し花を貼り付ける。
(ポイント)瓶の側面に貼り付けると仕上がりがかわいらしくなりますよ。

【4】ろうそくの芯を割り箸で挟み、空き瓶の中央部分に入れる。

【5】【2】のロウを空き瓶に流し入れる。ロウが足りない場合は、再度湯煎して追加分を作る。

【6】30分程度経過しロウが固まったら、割り箸をはずし、ろうそくの芯を短く切って完成!

教えてくれたのは…

保育士バンク!チャンネル【公式】さん

保育士がオススメする求人・転職サービス「保育士バンク!」が運営するYoutubeチャンネル。保育士さんや保育園に役立つ情報をはじめ、子育てや幼児教育に興味のある方たちが楽しめる動画を配信しています。

チャンネルはこちら

おすすめのアロマキャンドル10選|作り方付きのキットや人気のラベンダーも
キャンドルのゆらぐ炎には、ライトテラビーといって心身を癒す効果があると言われます。よい香りに包まれて疲れを癒してくれるアロマキャンド...

廃油を利用! オイルキャンドルの作り方

廃油を使ってキャンドルを作ることもできますよ。可愛い空き瓶に入れれば、廃油から作ったなんてわからないかも。以下、たけだバーベキューさんの動画を参考にしました。

材料や道具

・廃油
・凝固剤
・クレヨン
・空き瓶

・鍋
・カッター
・割り箸
・タコ糸
・温度計

作り方

【1】空き瓶に、好きな色のクレヨンをカッターで削って入れる。
(ポイント)クレヨン1cm程度入れるとしっかりとした色のキャンドルになります。

【2】鍋に廃油を入れ、火にかけて80℃になったら凝固剤を入れてしっかり混ぜて溶かす。

【3】空き瓶に【2】を流し入れ、割り箸でよく混ぜる。
(ポイント)熱いので、火傷に注意。じょうごを使うと入れやすくなります。

【4】タコ糸を割り箸で挟み、空き瓶の中央部分に入れる。このまま約40分、ロウが固まるまで待つ。

【5】割り箸をはずし、ろうそくの芯を短く切って完成!

教えてくれたのは…

たけだバーベキューさん

バーベキューをこよなく愛する日本で唯一のBBQ芸人。YouTubeチャンネル「たけだバーベキューTV」では、バーベキューにまつわる動画を撮ってはアップしています。

チャンネルはこちら

ドライフラワーやプリザーブドフラワーで! ボタニカルキャンドルの作り方

ドライフラワーやプリザーブドフラワーが透けて見えるボタニカルキャンドルは、ナチュラルな印象を与え、癒し効果も抜群。以下、ゆずりりーさんの動画を参考にしました。

材料や道具

・モールド
・サラダ油
・キャンドル
・ドライフラワーまたはプリザーブドフラワー(お好みのもの)
・パラフィンワックス

・鍋
・竹串

作り方

【1】モールドの内側にサラダ油を薄く塗り、中心にキャンドルを入れる。

【2】モールドとキャンドルの隙間の部分に、ドライフラワーまたはプリザーブドフラワーを入れる。
(ポイント)お花は必ず乾いているお花を使いましょう。生花だと、高温のロウを注ぐと色が変わる可能性があります。

【3】パラフィンワックスを溶かし、93℃~95℃になったらモールドに流し入れる。

【4】溶かしたワックスの気泡を竹串で潰し、ワックスが固まるまで置く。
(ポイント)気泡は竹串でなるべく取ると、仕上がりがきれいです。

【5】ワックスが固まったら、90℃に溶かしたパラフィンワックスを注ぐ。ワックスが固まるまで置く。
(ポイント)固まるまでは、4時間~5時間ほどかかります。

【6】芯を掴み、モールドから取り出すと完成!
(ポイント)しっかり固まるとするっと取れます。また、ロウのバリを取るときれいな仕上がりに。

【ポイント・注意点】

容量が多くてお得なのは仏具コーナーのろうそくですが、いずれにしてもパラフィンワックスという表記がされている物を選ぶといいでしょう。その際、ロウソクを折って鍋に入れるという手間がかかります。

パラフィンワックスは半透明なワックスのため、ボタニカルキャンドル作りの魅力であるお花のデザインが引き立ちます。念のためインナーキャンドルとは別で、200gぐらいは準備することをおすすめします。

火を灯すという前提で作りますので、お花に火が燃え移らないように、周りだけにドライフラワーを入れる必要があります。モールドの端の約1・5cm~2㎝幅にお花を詰めますので、中のインナーキャンドルは必ず必要になります。

教えてくれたのは…

ゆずりりーさん

ハンドメイド作家。愛知県でハンドメイド教室を主宰。アロマワックスサシェ、キャンドル、お花のアクセサリー、押し花スマホケース、押し花フレームなどの動画を、YouTubeチャンネル「handmade yuzulily」で紹介しています。

チャンネルはこちら

100均素材でできる!ボタニカルキャンドルの作り方

100均素材でボタニカルキャンドルを作ることができます! 以下キャンドルTVさんの動画を参考にしました。

材料や道具

・紙コップ(90ml、270ml)
・パラフィンワックス 120g
・ドライフラワー

・竹串
・割り箸
・ハサミ
・芯(たこ紐など)
・鍋
・IHヒーター

作り方

【1】90mlの紙コップの底の中央に竹串で穴をあけ、芯を通し、底の部分にテープでしっかり止める。

【2】鍋にパラフィンワックスを入れ、IHヒーターで溶かす。65〜70℃になったら、【1】の紙コップに流し入れる。芯を割り箸で中央になるよう固定する。

【3】270mlの紙コップを7cmあたりのところで切る。

【4】流し入れたロウが固まったら、ハサミを入れて紙コップを剥がす。底に出ている芯は切り落とす。

【5】【3】の紙コップの中央に【4】を入れ、紙コップとキャンドルの隙間にドライフラワーを入れる。
(ポイント)出来上がりにドライフラワーが表面に見えるので、配置を考えながら入れましょう。

【6】【5】に、80℃のパラフィンワックスを注ぐ。

【7】パラフィンワックスが固まったら、ハサミを入れて紙コップを剥がす。芯を短く切って完成!

教えてくれたのは…

キャンドルTVさん

誰でも簡単に作れる、キャンドルの作り方動画をアップしているYouTubeチャンネル「キャンドルTV」。ボタニカルキャンドルのほか、ジェルキャンドルや、モザイクキャンドルの作り方などを紹介しています。「キャンドルアカデミー」では、キャンドルの通信講座も。

チャンネルはこちら

サシェとは?さりげない香り付けにおすすめのその特徴と人気のサシェ6選
サシェは、強すぎないフレグランスの香りと優れた携帯性で、場所を問わず好みの香りをさりげなく楽しめるフレグランスアイテムです。部屋はも...

キャンドルの作り方がわかる本のおすすめ

キャンドルの作り方がわかるおすすめの本を紹介。本でしっかり確認しながら、キャンドルを作ることができます。

「はじめてでも作れる おしゃれな手作りボタニカルキャンドル&サシェ」

透明なジェルを使ったシャンパンのようなキャンドル、花びらをまとったドレスのようなキャンドル、造形美あふれるサシェなど、さまざまなキャンドルの作り方を紹介しています。初めてワックスに触れる方はもちろん、新しい作品に挑戦してみたい方にもおすすめです。

「はじめてでもかわいく作れる! 手作りキャンドルのプレゼント」

可愛いキャンドルが求められるのは、お祝いのシーンや各種パーティーなど、みんなにとってうれしい日。

「誕生日」「結婚式」などお祝いのシーンはもちろん、「春・夏・秋・冬」の季節のプレゼントにぴったりなモチーフがたくさん掲載されています。手順をていねいに、わかりやすく解説しているので、キャンドル作りがはじめての人も安心です。

「スウィート・キャンドル LESSON BOOK」

お菓子の形の可愛いキャンドルが手作りできる本。基本技法(カラーシート、多種キャンドルの基本)と、ステップアップして作る応用作品を掲載しています。

小学生の夏休み、自由研究はどうする? 簡単ですぐにできる面白いテーマを大調査!
自由研究のテーマはどうやって決める? HugKumでは、小学生のお子さんを持つママやパパ120人を対象に自由研究のテーマ決めについてアンケ...

ハンドメイドキャンドルを楽しみましょう

可愛いキャンドルは思ったよりも簡単に手作りできます。お子さんといっしょにハンドメイドキャンドルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事