離乳食のおかゆは炊飯器で作ると便利!時間や手順、水の量もくわしくご紹介

こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食で毎日のように作る「おかゆ」。お鍋で作ることが多いかな?と思うのですが、炊飯器で作ることもできます。「鍋でおかゆを炊いていたら、油断して焦がしてしまった!」なんて経験をしたことのある方もいるのではないでしょうか?炊飯器だと、火加減を気にすることなく、スイッチオンするだけなので簡単です。今回は、炊飯器で作るおかゆの作り方を紹介します。

離乳食のおかゆは「炊飯器」が簡単&時短!

おかゆ作りにかかる時間は?

おかゆづくりには、意外に時間がかかります。おかゆを作るには、

➀お米を洗う

②浸水させる(30分)

③炊く(20~30分)

④蒸らす(10分)

という時間がかかります。これ、鍋で作ると「③炊く」時間、コンロがおかゆの鍋に占領されてしまいます。2口コンロのおうちでは「コンロが足りなくて、離乳食づくりに時間がかかる!」なんてママの声も聞いたことがあります。その点、炊飯器で作ったら、コンロを占領することがないので、他の離乳食を作る余裕も出ますね。

炊飯器のおかゆの作り方は2つ

炊飯器でおかゆを作るとき、方法は2つあります。1つは、大人のごはんと一緒に作る方法。もう一つは、おかゆだけを作る方法です。

大人のご飯と一緒におかゆを作る方法

では具体的に、大人のごはんと一緒に作る方法をお伝えします。

必要なもの

・大人用の米

・離乳食用の米

・大人用の水

・離乳食用の水

・炊飯器

・小さめのカップ(器)

作り方

1.大人用、離乳食用の米を洗い、ザルにあげて軽く水を切る

2.1と水を大人用は釜に入れ、離乳食用は小さめの器に入れる

3.離乳食用の小さめのカップを、釜の真ん中に軽く埋め込み、スイッチオン

大人のごはんと一緒に作るおかゆは、少量(1食分)を作ることができるので「出来立てのおいしいおかゆを赤ちゃんに食べさせてあげられる!」というところがメリットです。

おかゆを作るときのカップの形や材質は?

おかゆを作る時のカップは、耐熱のものを使いましょう。離乳食初期の最初は、作るおかゆが少ないので、おちょこのような小さい器でもOK。おかゆの量が増えてきたら、湯のみで作ったこともあります!

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炊飯器でおかゆを作るときの注意点

炊飯器でおかゆを作るときの注意点です。

おかゆモードは使える?

炊飯器には「おかゆ」モードがありますね。炊飯器でおかゆを作るときは、おかゆモードでももちろん大丈夫です。ただ、炊飯器でおかゆだけを作る時はおかゆモードでいいですが、大人のごはんと一緒におかゆを作る時は通常の炊飯モードがいいでしょう。

炊飯器のおかゆは保温できる?

炊飯器のおかゆは、保温することもできます。ただ、衛生面を考えると余ったおかゆは、保温せずに保存容器に入れ、冷めたら冷蔵庫に入れる方が安心です。

【時期別】炊飯器で作るおかゆの水の量と作り方

10倍がゆ

10倍がゆを食べられるのは、離乳食初期の5~6カ月ごろの赤ちゃん。最初は10倍がゆをさらに裏ごしした10倍つぶしがゆを与えましょう。このころの赤ちゃんの舌は、前後に動き、舌と上顎で食べ物をすりつぶします。トロッと滑らかなポタージュ上に仕上げるのがコツです。

お米と水の分量

米 30g

水 300ml

 

作り方

1.離乳食用の米を洗い、ザルにあげて軽く水を切る

2.1と水を釜に入れスイッチオン

7倍がゆ

7倍がゆを食べられるようになるのは、離乳食中期7か月ごろから。このころの赤ちゃんの舌は、上下にも動くようになり、食べ物を上顎に押し付けてつぶして食べます。少し粒粒があっても食べられるようになってくるのです。

お米と水の分量

米 50g

水 350ml

作り方

10倍がゆと同じ

5倍がゆ

5倍がゆを食べられるようになるのは、離乳食中期~離乳食後期にかけて。7倍がゆに食べ慣れたら徐々に、6倍がゆ、5倍がゆと水の分量を減らしていきましょう。離乳食後期ごろ(9~11か月)の赤ちゃんは、舌が左右にも動くようになり、奥の歯茎で食べ物をカミカミできるようになってきます。

お米と水の分量

米 80g

水 400ml

作り方

10倍がゆと同じ

軟飯

軟飯を食べられるようになるのは、離乳食後期以降。5倍がゆに食べ慣れたら徐々に水分量を減らし軟飯にしましょう。離乳食完了期の赤ちゃんの舌は、大人並みに自由に動かすことができるようになります。ですが咀嚼力はまだ大人よりは弱いです。

お米と水の分量

米150g

水300ml~450ml

作り方

10倍がゆと同じ

※分量は炊飯器でおかゆだけを作る場合なので多めです。

炊飯器でつくるおかゆのアレンジレシピ

離乳食中期 炊き込みおかゆ

材料

米 80g

水 400ml

鶏ささみ 30g

にんじん 30g

ひじき(水で戻したもの) 10g

作り方

1.米は洗って分量の水に浸水させる。鶏ささみはみじん切り、にんじんはすりおろし、ひじきはみじん切りにする。

2.炊飯器に材料をすべて入れて、炊飯スイッチオン。

*多めに作っているので、子ども分を取り分けたら大人の味付けをして、大人も炊き込みおかゆを食べてもいいですね!しょう油、鶏がらスープの素、ごま油などを加えて、小口切りにした万能ねぎを添えるとおいしいですよ!

離乳食中期 鮭とほうれん草のおかゆ

材料

米 80g

水 400ml

生鮭 30g

ほうれん草(葉) 10g

作り方

1.米は洗って分量の水に浸水させる。生鮭は皮と骨を取り除きぶつ切り、ほうれん草は下茹でしてみじん切りにする。

2.炊飯器に材料をすべて入れて、炊飯スイッチオン。

3.炊飯器の中で鮭をほぐして器に盛る。

離乳食後期 大人と一緒に作る豆ごはん

材料

米 40g

水 120ml

えんどう豆 10g

昆布 1g

*大人 塩少々

*大人 昆布5g

作り方

1.大人用、離乳食用の米を洗い、ザルにあげて軽く水を切る。えんどう豆はさやから豆を取り出し簡単に洗う。

2.1と水と豆、塩、昆布を大人用は釜に入れ、離乳食用は小さめの器に1、水、昆布を入れる

3.離乳食用の小さめのカップを、釜の真ん中に軽く埋め込み、スイッチオン

4.出来たら、離乳食用のえんどう豆だけ薄皮をむいてから食べさせる

 

炊飯器を活用しながら離乳食づくりをしてみてくださいね!

 

中田 馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在16歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、23年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する和の離乳食パクパクセミナー、離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで4000人が受講。

離乳食インストラクター協会HP 

中田馨の和の離乳食レシピブログ

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