佐藤雅彦さんの本10選|子どもから大人まで楽しめる「ピタゴラスイッチ」の本もご紹介

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東京芸術大学の教授なども務めるクリエイティブディレクター・佐藤雅彦さん。子育て世代にはNHK Eテレの「ピタゴラスイッチ」の企画・監修者としておなじみですよね。今回は、そんな佐藤さんの著書を子ども向けのものから親世代の教養に役立つものまで、ずらっとご紹介します!

小さな子でも楽しめる!佐藤雅彦さんの絵本

【1】 『コんガらガっち どっちにすすむ?の本』


何かと何かがこんがらがって生まれた新生物「コんガらガっち」と一緒に、読者が指で道をたどって「旅」を楽しむ絵本。
どんな選択肢を選んでも正解もはずれもなく、自由にいろいろなパターンを楽しめるのが魅力です。
いろいろな「コんガらガっち」もかわいく、未就学児でも楽しめそう。

【2】 『プログラムすごろく アベベのぼうけん』


読み進めながら、プログラミング的思考が体得できるという新感覚の絵本。
ドドジ王国の王子・アベベは、立派な王になるため、父の残したプログラムに挑戦する旅に出ます。
プログラムを読み解き、アベベを動かしていくと、そこに驚きの物語が…。
遊びながらプログラミングの概念や本質を身につけられます。

【3】 『もぐらバス』


地面の下を走る「もぐらバス」。
「ものおきのした 1ちょうめ」「だれかんちのにわ 3ちょうめ」なんていうユニークな停留所を通りながら、ゆるく、でもリズミカルに進んでいく「もぐらバス」のお話に、大人も引き込まれてしまいます。

【4】 『このあいだに なにがあった?』


「毛がもこもこの羊」と「短い毛の羊」の写真が並んでいて、「2枚の写真の間には、どんなことがあったでしょう?」 と間に起こったできごとを推理させる本。
好奇心を刺激する写真が次々に登場するので、子どももつい夢中になってしまいます。
推理する力を育むことは、脳の発達を促したり親子の会話のきっけけにもなりそう。

【5】 『なにかがいる』


自然の中に隠れている生きものたちの気配を、写真で感じてみようという写真絵本。
草むらの中やからまった電気コードなど、ありふれた風景でも、感覚を研ぎ澄ませていつもと違う見方から見てみると、いろいろな発見できることに気づきます。

【6】 『中を そうぞうしてみよ』


X線写真を使って、椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなどの中身を透視してみる写真絵本。
「これはどうやってできているんだろう?」という疑問、子どもは意外とよく持ちますよね。
身近なものの構造やその中身を知ることで、子どもの好奇心を広げてくれそうです。

「ピタゴラスイッチ」好きな子におすすめの本

【1】 『ピタゴラスイッチ こたつたこDVDブック』


番組内でも大人気の回文の歌「こたつたこ」の魅力を絵本とDVDで楽しめます!
本部分には「こたつたこ」を絵本風にアレンジしたものと楽譜、たこの友達、いかやくらげなどの出演者紹介など、盛りだくさん。
DVDは「こたつたこ」が歌とカラオケで楽しめ、特典映像「タコスイッチ」も収録。
読んで歌って楽しめます!

【2】 『ピタゴラ装置DVDブック1』



子どものみならず大人も魅了される「ピタゴラ装置」を、映像と解説本で存分に楽しめるDVDブック。
33もの装置が連続で見られるので、ピタゴラ好きの子どもなら夢中になってしまうこと間違いなしです。

大人におすすめ!佐藤雅彦さんの著書

【1】 『プチ哲学』


「不変」「想像力」「価値のはかり方」など、身近なことについて、ちょっとだけ深く考える「プチ哲学」をテーマにした一冊。
数コマの漫画とコメントで「考えることの楽しさ」を教えてくれます。
手軽に読めて、いろいろな気づきを与えてくれるのが魅力です。

【2】 『考えの整頓』



佐藤雅彦さんが雑誌『暮しの手帖』で連載している「考えの整とん」をまとめた一冊。
日々の不可解なことを佐藤さん独自の分析で考察し、物事の本質に迫ります。
「考えること」や「ちょっとした工夫をすること」で、自らの環境や暮らしが楽しくなることを教えてくれます。

おわりに

日常の中に隠れている事象や仕掛けを通して「考え方」を育てることをテーマにしているテレビ番組「ピタゴラスイッチ」は、子どもだけでなく大人にもファンが多い番組ですね。それを監修している佐藤雅彦さんの著書は「考え方」「ものの見方」などを考えさせられるものばかり。ぜひ興味のあるものを親子で読んでみてください!

構成・文/HugKum編集部

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