日本には、季節の移り変わりとともに、様々な文化や習慣があります。一年でその時期にしか耳にしないことばも多いので、子どもにはベストなタイミングで、教えてあげたいですね。
5月前半は端午の節句について。この記事は、ぜひお子さんと一緒に読んでみてください!
端午の節句の、これなあに?
「端午の節句」は、男の子の健康を願う日。男の子がいる家庭では、こいのぼりや五月人形を飾っている方も多いのではないでしょうか。現在は男女の区別なく「こどもの日」として祝日になっています。
写真は、端午の節句をお祝いしている様子です。この部屋にあるもの、いくつ分かるかな?
1~7の名前をいえるかな?
- よろい、かぶと
- きんたろう
- ハナショウブ
- こいのぼり
- ちまき
- かしわもち
- カーネーション
端午の節句のはじまり
昔、中国では端午の節句の日に「ショウブ」という草をつみ、それを漬けたお酒を飲んで健康を祈りました。
この行事は日本にも広まりました。武士の時代になると、「ショウブ」は勝ち負けを競う「勝負」と同じ音であることから、男の子が強くて元気になることを願う日となりました。
端午の節句にすること
端午の節句が近づくと、こいのぼりやかぶとを飾り、男の子の成長を祈ります。他にはどんなことをするのでしょうか。
せいくらべ
身長を測って、柱などに印をつけます。毎年測ることで、1年でどのくらい成長したか分かりますね!
ショウブ湯
ショウブの葉を入れたお風呂に浸かります。ショウブには、悪いことを払う力があると言われています。
ショウブの花はどれ?
子どもの日に大切な意味を持つショウブ。花はどんな様子か知っていますか?
次の写真のうち、ショウブの花はどれでしょうか。