日本には、季節の移り変わりとともに、様々な文化や習慣があります。一年でその時期にしか耳にしないことばも多いので、子どもにはベストなタイミングで、教えてあげたいですね。6月は、野山の草花遊びについて。この記事は、ぜひお子さんと一緒に読んでみてください!
夏の野原や山に咲く花
初夏に、野山で見ることのできる植物と、草花遊びをご紹介します。
ハイキングや山登りに出かけたら、道すがら出会う植物を観察してみましょう。気に入った草花があったら、摘んでよいものかどうか確認してからティッシュやノートに挟んで持ち帰り、本などで重しをして押し花にしてみてもいいですね。
ホタルブクロ【蛍袋】
5月末~7月頃に見られ、花は下を向いて咲きます。
ツユクサ【露草】
6月~9月頃に見られます。ツユクサの花は、青い花びら2枚と白い花びら1枚でできています。
ツユクサでジュースをつくろう
鮮やかな色のツユクサを使って、ジュースを作ってみましょう。
※実際には飲めません
1.コップに花を入れてつぶす。
2.水を入れてたんぽぽの茎のストローをさす。【注意】実際は飲めません。
ヤエムグラ【八重葎】
ヤエムグラは、茎や葉の裏にこまかいトゲがあります。
ヤエムグラのワッペンの作り方
1.茎と葉を切り離す
2.葉の裏のトゲで、洋服にくっつきます。
ドクダミ【蕺菜】
5月~7月頃に見られます。強い香りが特徴のドクダミ。名前には「毒を矯(た)める、止める」という意味があり、古くから解毒作用のある薬草として親しまれてきました。乾燥させた葉を煎じて飲むことで、肩凝りや便秘を和らげる効果があり、また茎や葉をすりつぶして出た水分を傷口に塗ることで、切り傷や皮膚の疾患に効くと言われています。
野山の植物クイズ
ドクダミの花はどの部分かな?
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