【名づけ】「圭」のつく名前にはどんなものがある? 漢字の意味や由来は?

一文字の名前としてもよく見かける「圭」。日常で使う頻度はそこまで高くないだけに、名付けに使う際はどんな意味を持っているのか知りたいものですよね。今回は「圭」の成り立ちや意味、「圭」を含めた名前について徹底解説。名付けの際におさえておきたいポイントについても紹介します。

 

「圭」の成り立ちと由来

まずは、「圭」の成り立ちと由来について見ていきましょう。

「圭」の成り立ちと由来

「ケイ」「たま」などの読みを持つ「圭」は。「土」を縦に組み合わせてできています。これは、古代、臣下が領土とともに王様から賜る宝物を意味していました。

一説によると、その宝物は先がとがった形状をしていたことから「圭」の形が生まれたとされています。

「圭」の意味

先述の通り、「圭」は磨き上げられ形の整った宝石を表しています。このことから「圭」は整った形や宝物、すっきりとしている様子などを意味する漢字になりました。

ことわざに「圭角(けいかく)が取れる」というものがありますが、これは、とがった部分(圭角)が取れて、人柄が丸くなることを指しています。

「圭」を使った名前にはどんな意味が込められる?

「圭」を名前に使うと、どんな意味やイメージが込められるのでしょうか。

あなたは宝物のように大切な存在

「圭」の意味の一つとして「宝物」があります。このことから、「圭」を使った名前にはママパパにとって名付けられた子どもが「一番大切な宝物のような存在」だという意味が込められるでしょう。

無駄のないすっきりとした心の在り方

「圭」の意味として、「磨き上げられ形を整えられた」というものもあります。このことから、「圭」には雑念や余計なしがらみなどにとらわれず、本質だけを捉えてシンプルに生きていけるように、という願いが込められます。

クールでさっぱりとした人

名前の音にも着目してみましょう。もっともポピュラーな「けい」と一文字で読む場合について考えます。

「か」行から始まる名前は喉の奥で素早くはっきりと発音するのが特徴です。そのため、強さやシンプルさ、素早さを兼ね備えた人に。お子さんにクールでさっぱりとした人になってほしいママパパは「圭(けい)」も検討してみてはいかがでしょうか。

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「圭」を使ったおすすめの名前(女の子)

それでは、「圭」を使った女の子のおすすめの名前を紹介します。

理圭(あやか、りか)

「理知」「道理」など、筋道の通ったことを意味するのが「理」です。

知性と美しさを兼ね備えた人に。人生を生き抜く賢さを身に付けることを願って。

礼圭(あやか、れいか)

「礼儀」「礼節」などでおなじみの「礼」。

どんなときにも礼儀を忘れない、まっすぐな強い心を願うことができます。

圭恵(かえ)

子どもの生活や心、人間関係などが充実したものになりますように、という願いを込めて用いられる「恵」。

恵みが多い人生でありますように、人にも恵みを与えられますようにという願いが込められる名前です。

圭織(かおり)

織物を意味することが多い「織」。名前ではしなやかで美しい布をイメージして用いられます。

強さ、しなやかさ、美しさを兼ね備えた人に。

圭澄(かすみ)

美しく清らかな心身をイメージして用いられる「澄」。

透明度が高い宝石のような、透き通った美しさを願って。澄んだ心の持ち主になりますように、という願いも込められます。

圭那(かな)

沖縄の那覇のような、のんびりしたイメージを持つ「那」。

南の国ような、穏やかで温かい人柄になりますようにという願いをこめて。美しく優しい人になりますように。

圭穂(かほ)

重く穂を垂れる稲や大麦のイメージから実り豊かな人生になりますようにという願いが込められる「穂」。

成果に恵まれる人生でありますように。賢く、心の美しい人になりますようにという願いも込められます。

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「圭」を使ったおすすめ文字の名前(男の子)

次に「圭」を使った男の子のおすすめの名前も見ていきましょう。

一(壱)圭(いっけい、いちか)

あなたは一番大切な人、唯一無二の存在というママパパの思いを込めて。

「一」と「壱」は同じ意味なので、字の見た目や字画を見て、好きなほうを選びましょう。

圭彦(きよひこ)

「彦」は古代より男性の名前に用いられてきた漢字です。才知と人徳を兼ね備えた人、という意味があります。

雑念のない真っ直ぐな心を持った人に育ちますように、賢く優しい人でありますようにという願いを込めて。

圭吾(けいご)

名付けでは守る、という意味も持つ「吾」もまた、男の子の名前の止め字として人気の漢字です。

大切なあなたが病や災難から守られますように、守り守られて生きていってほしいというママパパの思いを込めて。

圭司(けいし、けいじ)

場を取り仕切る、その道のスペシャリストといった意味を持つ「司」。「宮司」「司書」などの言葉でもおなじみですね。

何かを極めることができますように、得意分野で花開きますようにという願いをこめて。

圭将(けいすけ)

「将軍」という言葉があるように、人の上に立つ人物やカリスマ性のある人をイメージさせる「将」。

まっすぐな心と人を惹きつける魅力を兼ね備えた人になってほしいという願いが込められる名前です。

圭人(けいと)

宝物のように、周囲の人皆から愛されますようにという願いをこめて。

圭輝(よしき)

光り輝く、まばゆいイメージを持つ「輝」。心身の美しさ、魅力を願って男女問わず名付けでも人気の漢字です。

宝石の輝きのような澄んだ心を持ってほしい、という願いを込めて。

圭士(けいし、けいじ)

「弁護士」「司法書士」など、ある分野の専門家を指すのが「士」です。また、「武士」といった言葉のように勇ましさや力強さもイメージされます。

才能に恵まれた人、一つのことをやり通す人に。元気な子に育ってほしいという願いを込めて。

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名付けのポイントと注意点

最後に、赤ちゃんの名前を考えるときのポイントや注意点を解説します。

名前の響き

まず大切なのは名前の響き。名前は書くだけでなく、自ら名乗ったり、人に呼ばれることも多いもの。そのため、名付けの際には響きをチェックすることも重要です。

名前の候補が決まったら、実際に口に出して感覚を確かめてみましょう。苗字とつなげた響きが違和感やネガティブな意味を連想させるようなものでないかどうかも、気を付けたいポイントです。

名前の意味

同じ響きでも、選ぶ漢字によって名前の意味が大きく変わります。そのため、名付けでは漢字の意味や由来、日常でどんなニュアンスでその漢字が使われているのかを良く調べることが大切です。

ママパパの願いに合った漢字を探してみましょう。

姓名判断

日本で名付けの際、さかんに行われていたのが姓名判断。姓と名の字画を調べ、その人の性格や運勢を占うというものです。姓名判断を最優先に名前を決める必要はありませんが、あまりに悪い結果は避けたい、いくつかの名前候補で迷っていて判断材料がほしいという場合には、一度調べてみることをおすすめします。

Webサイトで手軽にできるものから、お寺や神社で行う本格的なものまであるので、自分に合った方法を探してみましょう。

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大切な我が子の名付け候補に「圭」を入れよう!

もともとは美しく磨かれた宝石をあらわす「圭」。我が子を大切に思うママパパの思いがきちんと込められる漢字ですね。今回解説した内容をふまえて、「圭」をぜひ名前候補に入れてみてくださいね。

※ HugKum の記事から「名づけ」に関する記事をピックアップしました。参考にしてみてください。記事はこちら

文・構成/HugKum編集部

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