【赤ちゃんの名前】画数にはどんな意味があるの? おすすめの姓名判断本も!

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赤ちゃんの名付けで画数を気にすべきかどうか迷いますよね。良い画数にこだわるかどうかは人それぞれですが、吉の名前のほうが気分が良く、自信を持って生きられるかもしれません。
姓名判断はさまざまな要素や流派があり難解なところが問題です。分かりやすくその方法を説明し、おすすめサイトをご紹介します。

名づけに姓名判断って必要?

赤ちゃんの名前を考えるときは、画数を気にすべきかどうか迷いますよね。名前の画数には吉数や凶数があり、それによって運勢や性格などを解釈する「姓名判断」を利用する考え方もあります。

姓名判断は占いのようなもので、子どもの運命を決めてしまうわけではありません。こだわるかどうかは人それぞれですが、おとなになって調べたときに自分の名前が吉だと知ったほうが気分が良く、自信を持って生きられるかもしれません。

問題は、この姓名判断はさまざまな要素や流派があり難解だというところです。ここでは初めてのパパママでも分かりやすくその方法を説明し、手軽に姓名判断ができるおすすめの本などをご紹介します。

画数による姓名判断の方法

名前の画数による姓名判断は、字画を数え、足し上げ、その数や配置で判断します。

画数の数え方

画数は漢字やひらがな、カタカナの筆画を数えて計算します。数え方は数通りあり、流派によって新字体か旧字体を使います。

新字体は学校で習った通りの画数でほぼ間違いありませんが、旧字体は旧漢字や部首の起源となる漢字で計算するので注意が必要です。

旧漢字

例えば「国」という漢字は新漢字だと8画ですが、旧漢字だと「國」となり11画になります。

部首の起源

「さんずい」は見た目は3画ですが水の字に由来するので4画と数えます。「浩」という字は新字体だと10画ですが、旧字体だと11画になります。

他にも、しめすへん、てへん、くさかんむり、しんにょうなど数え方が違う部首はたくさんあります。

旧漢字&部首の起源

旧漢字と部首の両方の要素がある漢字もあります。「沢」は新字体では7画ですが、旧漢字では「澤」となり部首がさんずいなので17画になります。

新字体と旧字体、どちらが良いのか知りたいところですが、どちらか一方が正しいというわけではありません。流派によってさまざまなので、どちらを選ぶかは人それぞれです。付けたい名前があれば、良い解釈のほうを選ぶのも一つの方法です。

5つの運が分かる

姓名判断では画数の足し方により天格(祖格)、人格(主格)、地格、総格、外格の5つの運が分かります。どんな運なのか一つひとつ説明していきますね。

天格(祖格)

姓の総画数で、祖先から引き継いだ運を表します。家族で同じものなので、これだけでは吉凶を示さず名前との組み合わせを重視します。

人格(主格)

姓の最後の文字と名の最初の文字を足したもので、中年期の運勢を表しますが、幼少期から影響があり人生の中心となる運です。家庭・仕事・結婚などの運に関係します。

地格

名の文字を足したもので、30代前半までの人生の前半の運を表します。性格、才能、金運、適職などの運に関係します。

総格

姓と名、すべての文字の合計で、人生の後半の運を表し、人生全体に影響を及ぼします。総格だけ吉数でも天格、人格、地格のバランスが悪いと吉数の良さが発揮されません。

外格

総格から人格を引いたもので、外因的要素である人間関係や家庭運を表します。人生において重要な人間関係に関わり、吉数であれば周りの人に恵まれます。

文字の配置

画数以外にも、文字の配置が運勢に影響を与えます。

陰陽配合

文字の画数が偶数なら陰、奇数なら陽として、その並び方で吉凶を占います。

三才配置

三才(天格・人格・地格)の画数の下一桁の数字を、木(1・2)・火(3・4)・土(5・6)・金(7・8)・水(9・0)の五行にあてはめ、その配置で占います。

霊数

姓や名が1文字の場合は、霊数(1)を加えて計算する場合があります。

天天地地

姓の最初の文字と名の最後の文字の画数が同じだと、精神状態に良くないとされます。

天地連鎖

姓の最初の文字と名の最初の文字の画数が同じだと、良くないことが起こるとされます。

他にも生年月日や発音する音も考慮する流派があるなど、姓名判断にはさまざまな要素があり、とても奥が深いものです。調べればキリがないので名付けの一つの材料として考えましょう。

名前の画数を調べられる本

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画数以外に赤ちゃんの名付けで気を付けること

画数は気になりますが、赤ちゃんの名前はそれ以外にも大切な要素があります。

使える漢字は決まっている

命名に使える文字は、常用漢字、人名用漢字、ひらがな・カタカナが戸籍法と戸籍法施行規則により決まっています。薔薇、檸檬など悪い意味でなくても人名には使えない漢字もあります。

名前がどう使われるか考える

名前は一生使うものなので、響きや呼びやすさ、読みやすさ、書きやすさなども重要な要素です。

響きや呼びやすさ、ニックネーム

パパママは赤ちゃんの名前を毎日のように呼ぶでしょう。少しずつ大きくなると、友達や先生、仕事の関係者など多くの人に呼ばれるものです。発音のしやすさやフルネームで呼んだときのバランス、大人になっても違和感がないかなども考えましょう。おかしなニックネームを付けられそうな名前は、友達にからかわれる要素になってしまう可能性があります。

読みやすさ

書かれた名前を他の人が読めるかを確認しましょう。難解な読み方だと、初対面の人に会うたびに説明が必要になり、本人は煩わしさを感じる可能性があります。また、パソコンや携帯で変換にしくいものは、本人が不便なだけでなく周りの人たちにも迷惑をかけてしまいます。

適度な画数

画数が多過ぎる漢字は、学校のテストで書くのに時間がかかったり、周りの人が書けなかったりと不都合なこともあります。小学生になると書道の授業があるので、筆で書いたときに真っ黒になってしまうかもしれません。パソコンや携帯の画面でも潰れて見えないこともあるので、適度な画数の漢字を使いましょう。

名前の由来を考える

漢字や言葉、響きによって、名前に意味や願いを込めることができます。子どもの名前の由来を聞かれることは意外と多いものです。込めたい意味や願いがあれば、それらも考慮しながら名前を選びましょう。

納得のいく気に入った名前を付けよう

名前の画数による姓名判断は良いに越したことはありませんが、大切なのは納得のいく気に入った名前を付けることです。素敵な名前を考えながら、赤ちゃんの誕生を待ちましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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