風邪予防にも効果があると言われるビタミンCが豊富なみかん。旬にはできるだけ離乳食にもできるだけ取り入れたいですね。デザートだけでなくサラダにしてもさっぱりといただけます。
離乳食でみかんはいつから食べられる?
みかん果汁は酸味があるため、湯冷ましで薄めて使います。 初期から使えますが、果汁の与えすぎは注意します。赤ちゃんは甘みを好むのでアクセントに使うなど、味のお試し程度に使用しましょう。
吐き気がある場合には与えないようにしてください。また食物繊維も多いため、下痢の時も控えましょう。
みかんの下ごしらえ・保存方法
下ごしらえ
薄皮の処理
薄皮は残りやすいので取り除きます。ひと房なるべく筋を取り除いてから、中心に切れ目をいれて片面ずつ皮をむくときれいに剥けます。
1歳ころまでは薄皮を取り除いたものを食べるようにします。手づかみ食べも、丸呑みには気を付けましょう。
缶詰のみかんの使い方
甘みが強いので、離乳食にはシロップを水洗いしてから使います。 皮もむけているのですりつぶしたり、ヨーグルトなどに加えても使いやすいです。
酸味が強いときは
野菜の甘みと合わせて和らげます。かぼちゃや人参などとは相性がいいでしょう。
冷凍保存方法
そのまま丸ごと冷凍してもいいですが、使う分だけひと房ずつ冷凍するとうす皮もむきやすくなります。
離乳食初期|みかんのレシピ
みかん果汁
離乳食初期は既製品のジュースより、搾りたてのフレッシュな果汁を飲ませてあげたいですね。
◆材料(1食分)
みかん(皮をむいたもの) 10g
お湯 大さじ2
◆作り方
1. 薄皮をむいたみかんをすり鉢ですりつぶします。お湯大さじ2を加え、とろとろになるよう混ぜたらできあがり。
水分補給にも、ちょっとしたデザートとしても。深めの器に入れて口をつけてそのまま飲むこともできます。
離乳食中期|みかんのレシピ
みかんのサラダ
みかんの果汁たっぷりでさわやかなサラダ。みかんとみじん切りにした野菜の食感の違いをそれぞれ楽しめます。
◆材料(1食分)
みかん(皮をむいたもの) 30g
きゅうり 10g
キャベツ 10g
◆作り方
1. きゅうりは皮をむきみじん切りに、キャベツも細かく刻み、レンジで1分加熱します。
2. 1にみかんとみかん果汁を加え、混ぜ合わせたらできあがり。
離乳食後期|みかんのレシピ
みかんゼリー
すり下ろしたにんじんを加えると甘みも加わって食べやすくなります。
◆材料(1食分)
みかん3房
みかん果汁 100mL
すり下ろしにんじん 5g
粉寒天 小さじ1/4
水 100mL
◆作り方
1. 粉寒天と水を一緒にしっかり煮詰めます。
2. みかんは薄皮をむき、にんじんはすり下ろします。
3. 火を止めてみかん果汁、砂糖小さじ1/2、2を加えてよく混ぜ、型に入れて冷蔵庫で冷やします。
4. ゼリーが固まったら型から外してできあがり。
記事監修
病院内にて妊産婦・乳幼児の栄養指導に従事。東京・小金井市のもぐもぐ子ども調理室にてレシピ監修、講義サポート、離乳食・幼児食講座を担当。
離乳食のみかんに関する体験談
HugKum編集部では、1~2歳のお子さんがいるママやパパを対象に、離乳食のみかんに関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんがみかんを食べた様子についてお聞きしました。
Q.離乳食でお子様はみかんを好んで食べてくれましたか?
約半数のお子さんが好んで食べているという結果でした。「食べてくれた」お子さんを含めると約73%のお子さんが食べています。みかんはお子さんに好まれている食材ですね。
みかん特有の酸味は、お子さんに受け入れられているのでしょうか。具体的な体験談を見てみましょう。
ママパパの体験談
大好物、と答えるママがいる一方で酸っぱさが好みに合わないお子さんもいました。お腹がゆるくなることもあるので、お腹の調子がよくないときはやめておきましょう。酸味が気になる場合、人参やかぼちゃなど甘みのある野菜と組み合わせるのもおすすめです。
この記事のメニューも参考にして、離乳食のみかんにトライしてみてください。
構成/HugKum編集部 写真/田中麻衣
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