12月14日・15日は「ふたご座流星群」を見逃さないで! チャンスは2回、いつ・どこで・どうやって見る?

2021年12月14日・15日は、三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」の観測がおすすめ。ふたご座流星群の見頃はいつか、流れ星はいくつ見えるか、見える方向・方角についてチェックしましょう。さらに、ふたご座流星群を観測するコツ・注意点・NG行為もご紹介。ふたご座流星群の観測に最適なアプリやグッズも紹介します。

ふたご座流星群とは

毎年、たくさんの流れ星(流星)が観測できる時期があります。こうした時期に見られる流星を「流星群」と呼びます。「ふたご座流星群」はそうした流星群のひとつで、三大流星群のひとつとされています。

ふたご座流星群
12月14日・15日は「ふたご座流星群」を見よう。

三大流星群とは

毎年、たくさんの流星が見られる流星群として知られているのが「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」、そして「ふたご座流星群」です。これらの3つの流星群は「三大流星群」と呼ばれています。

条件が良ければ、1時間で40〜50個の流れ星を観測することができます。

母天体

流星群には、流れ星のもととなるチリなどの流星物質を生み出す母天体が存在します。ふたご座流星群の母天体は長い間謎でしたが、最近では「フェートン(またはファエトン)」と呼ばれる小惑星が母天体と言われています。

一般的に流星群の母天体は彗星とされていますが、フェートンは小惑星。かつては彗星でしたが、ガスやチリなどを出し尽くしてしまい、小惑星になったと考えられています。

特徴

ふたご座流星群はほぼ一晩中見えるという特徴があります。もちろん流星がピークになる時間がありますので、そこを狙って夜空を観測すれば、条件次第ですが、たくさんの流星を眺めることができます。

2021年のふたご座流星群の見頃はいつ?

2021年のふたご座流星群がいつ、見頃を迎えるか確認しましょう。

流星群の「極大」とは?

流星は少しずつ見える数が増えていき、ある時期にピークを迎え、その後は少しずつ減っていきます。流星が一番見える時期を「極大」と呼びます。

2021年、ふたご座流星群が極大を迎えるのは、12月14日16時頃。日本では夕方にあたるので流星の観測には適していませんが、この時間帯以外でふたご座流星群の観測に適しているのは、下記の2つの時間帯です。

第1候補:12月14日(火)深夜2時~5時ごろ

12日14日の深夜2時〜明け方の5時頃は、月が沈んで夜空が暗くなり、流星の観測に適した条件になります。

第2候補:12月15日(水)深夜2時~4時ごろ

翌日の15日の深夜2時から4時頃も流星の観測におすすめです。

2021年のふたご座流星群(流れ星)はいくつ見える?

ふたご座流星群で観測できる流星(流れ星)の数は、条件が良ければ、1時間で40〜50個ほどと言われています。

上記で紹介した日時では、第1候補の 12月14日(火)2時~5時ごろなら1時間で40~50個。第2候補の12月15日(水)2時~4時ごろでも、1時間で30~40個の流星が観測できると予想されています。

2021年のふたご座流星群がよく見える方向・方角はどっち?

流星は空全体に現れますので、ふたご座流星群の観測に適した方向や方角は特にありません。なるべく空全体を見渡せるようにすると良いでしょう。

ふたご座流星群を観測するコツ

ふたご座流星群は条件次第ですが、肉眼でも十分きれいに観測できます。観測のコツを紹介します。

肉眼で見る場合

人工の光が少ない場所

流星が出す光はとても弱いため、まわりに建物などが出す光があると、流星が見つけにくくなります。そのため建物や街灯など人工的な光が少ない場所で観測するようにしましょう。

月が空に出ていない時間

夜空に月が出ていると、月の光で流星が見えにくくなります。観測には、月が出ていない時間帯がおすすめです。万一、月が出ている時間帯に観測する場合は、月を視野に入れるのではなく、他の方向の夜空を見るようにしてください。

最適な時間

2021年のふたご座流星群の極大は、日本では夕方にあたります。しかし、ふたご座流星群は比較的長い時間観測できるため、上記で紹介した時間帯にも観測することができます。

肉眼以外で見る場合

望遠鏡で夜空に目をならす

流星群の観測は、夜空全体を見渡せる方が適しているので、望遠鏡や双眼鏡を使うようも肉眼で見る方が観測しやすくなります。望遠鏡や双眼鏡がある場合は、惑星などを観測して、夜空に目をならしてから肉眼で夜空を見上げると良いでしょう。

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ふたご座流星群を観測するときのポイントや注意点・NG行為

ふたご座流星群の観測するときのポイントと、注意しておきたいこと、NGなことを確認しましょう。

寒さ対策は万全に

ふたご座流星群の観測に向いている時期は、冬の寒い時期であり、しかも冷え込みの激しい深夜に屋外でじっと夜空を見上げることになります。思っている以上に寒くなるので、防寒着などをしっかり準備して、寒さ対策は万全にしておきましょう。

寝転んで観測する

長時間夜空を見上げていることは、首はもちろん、体全体にも負担がかかります。ふたご座流星群はできれば寝転んだ姿勢で観測してください。場所によりますが、レジャーシートを敷いて、地面に寝転んで観察すると良いでしょ。

明かりを使うときは周囲に気を使う

流星群の観測に周囲の光は禁物です。観測している場所に自分たちのほかに夜空を見上げている人がいる場合は、スマホや懐中電灯などの使用には十分注意してください。

また夜間は思っている以上に、話し声が周囲に響きます。近所迷惑にならないようにしましょう。

ふたご座流星群を観測するときのおすすめアイテム

ふたご座流星群の観測に便利なアプリやグッズをご紹介します。

アプリ「Star Walk」

カバーアート

流星群、星座や惑星の情報を確認できるほか、月の満ち欠けなどもチェックできるアプリ。タイムマシン機能を使えば、過去や未来の夜空を確認することもできます。ISS(国際宇宙ステーション)が頭上を通過する日時を調べることもできます。

Star Walkダウンロード(Google Play)
Star Walkダウンロード(App Store)

アプリ「星座表」

カバーアート

インストールしたスマホを夜空にかざすと星座表が表示され、目の前の星座について教えてくれるアプリ。表示される星は5000種類以上。太陽系のすべての惑星と88種類の星座を表示します。

Star Walkダウンロード(Google Play)
Star Walkダウンロード(App Store)

「天体望遠鏡」

子どもでも使いやすいコンパクトな屈折式天体望遠鏡。最大150倍までの観測が可能です。持ち運び可能なポータブル三脚付き。スマートフォン用クリップも付いており、スマホで写真を撮ったり、アプリなどで星座の位置を確認することもできます。

「e-Kairo Carre(イーカイロ カレ)」

USBでパソコンなどにつないで充電でき、約300回繰り返し使えるカイロ。5分程で約42℃まで温度が上がり、約3~4時間温かさを維持します。手のひらサイズのコロンとしたデザインも魅力的。さらに夜間や暗闇で足元や手元を照らしてくれるLEDライトが付いています。

「Coleman 寝袋」

お子さんと一緒に流星群を観測するときは、レジャーシートを敷いて寝転び、さらにお子さんは寝袋を使うと寒さ対策もできておすすめです。1.4kgと軽く、懐中電灯などの小物を収納できる内ポケットが付いています。身長約152cmまでの方に対応しています。

余裕を持って楽しんで

ふたご座流星群は、冬の空気が澄んだ時期にもあたるため、三大流星群の中でももっとも観測しやすいと言われています。ただし、仮に1時間に60個見えたとしても、1分に1個のペースです。夜空にしっかり目を慣らし、十分に寒さ対策を行い、余裕を持って流星群を楽しんでください。

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文・構成/HugKum編集部

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