【男の子の二文字の名前】 おしゃれな名前から古風な名前まで25選

名付けの文字数で迷ったなら、まずは二文字から探してみるのがおすすめ。この記事では、さまざまなタイプの二文字の名前を男の子に絞って紹介します。

赤ちゃんの名付けの際には、さまざまな角度から名前について考えますよね。たとえば、名前に用いる漢字や読み方、字の見た目が代表的なところです。

文字の数もその一つ。名前が一文字である場合と三文字である場合では、その子の印象や苗字とのバランスなどが大きく変わります。

名前の文字数に迷ったとき、まずおすすめなのが二文字の名前です。もっとも一般的な文字数であり、苗字とのバランスが取りやすい、漢字の組み合わせの選択肢が広いなどのメリットがあります。

そこでこの記事では、男の子の名前にフォーカスして二文字の名付け例をたくさん紹介します。

二文字の名前の選び方

まずは、二文字の名前をどのようにして決めれば良いのか解説します。

漢字二文字が一般的な名付け方法ですが、なかにはひらがな二文字というパターンもあります。それぞれにはどんなメリットがあるのでしょうか。

漢字二文字

漢字二文字名前は、もっともポピュラーな名付け方です。おさまりが良く、安定感がある漢字二文字の名前では、さまざまな組み合わせから漢字を選べます。

漢字の意味によって名前に込められるイメージは変わります。例えば、同じ「さくら」という読みでも「咲良」と「作楽」では名前の印象や意味が大きく変わりますね。お子さんへの思いをあらわせる漢字を探しても、気に入っている漢字を名前に取り入れても良いでしょう。

また、「二文字の名前にしたいけれど、もう1つの漢字がどうしても決められない」という場合には、「止め字」から探すのがおすすめ。女の子の名前なら「乃」「子」「美」など、男の子の名前なら「弥」「也」「介」などが代表的な「止め字」です。

姓名判断での字画が気になる場合は、同じような意味や読みの漢字を代案としていくつかピックアップしておきましょう。もし字画が思わしくなかった場合には、代わりに名前候補とすることができます。

ひらがな二文字

ひらがな二文字の名前はやや珍しいものの、赤ちゃんの名付けに取り入れることができます。

漢字の名前と比べて柔らかく、やさしい印象になりますよ。また、親しみやすさもあるので、人に慕われやすくなるかもしれません。

「名前候補の音は気に入っているけれど、しっくりくる漢字がない」という場合には、思い切ってひらがなの名前を検討するのもおすすめです。

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男の子におすすめのおしゃれな名前

紫音(しおん)
高貴で上品な印象の「紫」。音楽の才能や芸術に親しむ人物になることを願って用いられる「音」。文化・芸術への造詣が深い、教養のある人に。

璃音(りおん)
「瑠璃(るり)」など宝石を意味する単語に含まれる「璃」。きらびやかな印象から、輝くような才能を持つ人、人を惹き付ける魅力を持った人といった意味が込められます。

翠彌(あきや)
エメラルドグリーンに似た、美しい緑色を指す「翠」。「彌」は「弥」の旧字体で、広く行き渡ることを意味します。魅力あふれる人に。美しく澄んだ心を持てますようにと願って。

亜蓮(あれん)
「蓮」はピンク色の花弁が幾重にも重なった美しい花です。「蓮」一文字の名前も、近年では高い人気を得ています。凛と咲く蓮の花のように、まっすぐな心を持てますようにと願って。

澪人(みおと)
河川の深い場所を指す「澪(みお)」。こちらも一文字の名前としても人気の漢字です。流れる水のように、美しく澄んだ心を願って。

碧人(あおと)
2023年の読みランキング3位に入ったのが「碧人(あおと)」。青い美しい石という意味から、きれいな青空やクリアな海がイメージできます。澄んだ心を持った人に育ってほしいと願って。

一颯(いっさ)
ものごとの始まりを示す、さわやかな名前です。光や風、スピードを感じる、元気な子にぴったりのおしゃれネームです。

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男の子におすすめの古風な名前

古くから名付けに用いられた漢字や、古風な雰囲気の漢字を使った名前は、近年人気の高い傾向にあります。

朔也(さくや)
「朔(さく)」とは、地球から見て月と太陽が同じ位置にある、すなわち新月の状態を指す言葉です。名前では、新しい始まりなどの意味を込めて用いられています。初心を忘れない人に。いつも新鮮な気持ちで物事に取り組めるよう願って。

伊織(いおり)
古くは武士に名付けられることが多かった「伊織」。古風な名前のなかでも特に高い人気を誇っています。志を持って生きられますように、強く優しい人になってほしいと願って。

大和(やまと)
古代の日本で勃興した「ヤマト政権」など、歴史の深い「大和」。近年、人気が急上昇している名前でもあります。力強さ、賢さを願って。

久彌(ひさや)
「永久」「悠久」など、長い時間を意味する「久」。長寿や健康を願って。幸せが長く続きますようにという願いを込めて。

春薫(はるひで、はるゆき、はるたか)
春に咲く花や、命が芽吹くかぐわしい香りを感じる名前に。爽やかで生命力にあふれた人に。

紅壱(こういち)
「壱」は「一」の旧字体です。字画に応じて「一」と入れ替えても良いでしょう。「壱」を使った名前は第一子にもおすすめです。「紅」の炎のような、情熱を秘めた人に。

一桜(いお など)
「桜」もまた、名付けでは人気の高い漢字です。桜のような華やかな人に。「あなたは一番大切な存在」というメッセージを込めて。

虎南(こなん)
勇ましく進んでいくイメージの名前です。母音が「お」の行ではじまる名前は、おおらかな包容力を表します。

佐助(さすけ)
明るさや優しさを感じさせる和風ネームです。「佐」「助」どちらにも「たすける」という意味があります。みんなと協力して進んでいってほしいという願いをこめて。

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男の子におすすめの珍しい名前

ありきたりの名前は避けたいという人におすすめの珍しい名前を紹介します。

和翠(かずあき)
和やかで心の美しい人に。人の「和」に恵まれますようにと願って。

健星(けんせい)
健康・長寿の意味を込めて。星のような輝く才能を持つ人になりますようにと願える名前です。

優卯(ゆう)
十二干支では「うさぎ」を意味する「卯」。また、「卯」は旧暦で4月を意味します。心優しい人に。4月の意味から、初々しいフレッシュな印象の名前に。

皐生(こうき)
5月は旧暦で「皐月(さつき)」と呼びます。このことから、5月生まれのお子さんにもおすすめの名前です。男の子におすすめなひらがなの名前。

希唯(きい)
どちらの漢字にも、まれ、貴重という意味があります。また未来への希望という明るいイメージもあります。人とかぶらず、呼びやすい名前としておすすめです。

あお
「青」「蒼」「藍」など、深く美しい青色を連想させる「あお」。色の印象から、落ち着いた思慮深い人、冷静で賢い人といったイメージが込められる名前です。

いお
やさしく抑えた響きの「いお」。穏やかで抑制のきいた人に。

うみ
「海」の印象が強い「うみ」は、凪いだ海のようなのんびりとした印象の名前に。のびのび育ってほしいという願いが込められます。

けい
「計」「圭」「敬」といった漢字の読みにあたる「けい」。知的で礼儀正しいイメージの名前に。

名づけでおさえておくべきポイント

最後に、赤ちゃんの名前を考えるときのポイントや注意点をご紹介します。

名前の響き・名前の意味

まずは名前に用いる漢字の意味。同じ読みでも、漢字によって名前に込められる意味やイメージは大きく左右されます。

また、名前は実際に呼び合うことも多いので、字面や意味だけでなく響きも大切です。響きが苗字とつなげても違和感を感じないかどうか、一度チェックしてみましょう。

漢字の本来の意味はポジティブでも、名前単体や苗字とつなげたときの響きがネガティブな物事を連想させるようなら要注意。ほかの名前候補も検討してみましょう。

姓名判断

日本では古くから、名前の字画からその人の性格や運命を占う姓名判断がさかんに行われてきました。神経質になる必要はありませんが、気になる場合は一度調べてみましょう。Webサイトで手軽にできるものからお寺や神社で行う本格的なものまであるので、自分に合った方法を選んでみてください。

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ママパパの願いに見合う名前を考えよう

二文字の名前は、さまざまな漢字の組み合わせがあるのが特徴です。今回紹介した漢字の意味や由来をふまえて、ママパパの思いを込められる漢字を探してみてくださいね。また、柔らかくやさしい印象の名前を探しているなら、ひらがなの名前もおすすめです。

※ HugKum の記事から「名づけ」に関する記事をピックアップしました。参考にしてみてください。記事はこちら

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文・構成/HugKum編集部

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