大変だけどおもしろい、保育士の世界がマンガでわかる!
幼稚園や保育園の先生は毎日がどたばた!そんな保育士さんたちのリアルな日常を取材し、笑いあり、涙あり、子どもたちとのドタバタありの日々をコミックにした「じんぐるじゃむっ」より人気エピソードを掲載。今回はいま話題の「非認知能力」について。未来を生き抜く子どもたちに必要な能力と言われます。
監修:汐見稔幸先生。
*18 マリア・モンテッソーリ(1870~1952)は、イタリアの教育家、女医。知的障がいのある子どものために開発したメソッドで、定型発達の子の保育を行った。倉橋も一定の評価をしている。
*19 『幼児教育の経済学』ジェームス・J・ヘックマン(東洋経済新報社)、『社会情動的スキルを育む「保育内容 人間関係」』無藤隆・古賀松香(北大路書房)、『これからの幼児教育』2015年夏号「第1特集―子どもの未来につながる力を幼児期から育む」(ベネッセ教育総合研究所)秋田喜代美他<ネットで開示>など
2016年現在、「就学前の非認知能力全般が、将来の成功に関係する」ことは、まだ確定的には結論づけられていない。成功との関係が「ほぼ明らか」とされているのは、非認知能力のうちの「自分を制御する力」。
*20 『子供賛歌』倉橋惣三(フレーベル館)
*21 『幼稚園真諦』倉橋惣三(フレーベル館)
記事監修
東京大学名誉教授。日本保育学会会長。一般社団法人家族・保育デザイン研究所理事。専門は教育学、保育学、育児学。NHK Eテレの『すくすく子育て』の出演でもおなじみ。保育者と保護者の交流誌『エデュカーレ』編集長。著書に『新装版 0~3歳能力を育てる 好奇心を引き出す』(主婦の友社)、『3~6歳 能力を伸ばす 個性を光らせる』(主婦の友社)など多数。