子どもの英会話・英語教室の口コミおすすめ7選|レッスンの特徴や費用、対象年齢を比較

近年、幼児・小学生の習い事で「英語」を学んでいる子どもたちは増えてきており、英語教育の低年齢化が進んでいる傾向があるよう。うちの子どもにも英語を学ばせたいけど、英語教室はなんだか高いイメージがある、たくさん教室があって選び方がわからないと悩んでいるご家庭も多いのでは?

そこで今回は、各スクールの月謝や初期費用、レッスンの特徴などそれぞれ比較してみることに。すでに英語教室に通っているお子さんをお持ちのママパパおすすめの英語教室も教えてもらいました。これから英語教室に通わせたいと考えているご家庭はぜひご参考に。

子どもの英語教室のメリットとは

国内における英語の早期教育については賛否両論あり、子どもが外国語を学ぶ適齢期や早期英語教育の効果などについては、長年言語学者や脳科学者によって議論されているトピックでもあります。

幼児向けの英語教室では、幼少期に英語にふれることで興味や関心を抱き、好奇心の発達にもつながるとし、遊びを通して英語を学ぶことを目的としているところが多くみられます。また外国人講師とのふれあいで、国際感覚を養い英語の環境に自然に慣れるというメリットもあるよう。英語を学ぶだけでなく、英語を通して自発的な発言力や表現力、想像力や協調性などといった力も養っていけると考えられています。

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英会話・英語教室の選び方

お子さんに合った英語教室を選ぶには、どのようなポイントをチェックすべき?それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。

レッスンスタイルはどうか

まずは、どのようにレッスンを行っているか授業形式をチェック。グループ制、少人数制、個別指導(マンツーマン)など教室によってさまざまです。グループレッスンでは同年代のお子さんと交流しながら、考えを共有して学べるというメリットがあります。一方、少人数制では、先生がより一人ひとりの生徒に集中して指導してくれるというメリットも。

また、教材をみてお子さんに合った学習スタイルか見極めるのもポイントです。幼児向けの英語教室では遊びやゲームを取り入れている教室も多く、教材をみてどのようなレッスン方法であるのか確認してみましょう。さらに、先生が英語のネイティブスピーカーである場合もあれば、外国人や日本人の場合もあります。レッスンを英語だけで、もしくは英語と日本語を混ぜて行うなどレッスンのやり方も重要なポイント。急に英語だけの環境に置かれて不安に感じるお子さんもいるようなので、お子さんに合った先生を見つけましょう。

教室の雰囲気はどうか

教室の雰囲気も教室選びで重要なポイント。クラスを年齢・学年別で分けている教室もあればレベルで分けている教室もあり、それによって雰囲気も左右される場合があります。教室の雰囲気が合う合わないかは実際にそのクラス参加してみなければわからないことも。無料体験・見学ができる教室が多いので、契約する前にいち度クラスの雰囲気を見に行ってみましょう。

料金・月謝の相場

都市部にある教室は地方に比べて若干高い傾向でありますが、週1回、1レッスン40~50分、月謝は8000~1万円前後というケースが多いようです。その他、入学時の初期費用として入学金、教材費、検定料などスクールによってそれぞれ設定されています。最近はオンラインレッスンを行っているいる教室が増えおり、より身近に英語を習い始めることができるように。多くのスクールがさまざまなコースを設定しているのでお子さんに合ったコースを選べるよう、スクールカウンセラーや子供としっかりと相談してレッスンプランを決めましょう。

通いやすい場所にあるか

英語教室の多くは週1回の場合が多く、なるべく通いやすいところであることが長続きする秘訣でもあります。教室が自宅から近い場所であるのが1番便利ですが、近所にない場合は駅近くであるかなどアクセスしやすい場所を選ぶようにしましょう。通う時間がない、子供が英語に興味が持てるかわからないなどといった場合は、オンラインレッスンで英語を学び始めてみるのもひとつの方法です。

子どもの英会話・英語教室のおすすめ7選

ECCジュニア

芦田愛菜さんのCMでもお馴染みの「ECCジュニア」。教室は全国で1万以上あり、30万人を超える子どもたちが英語を学んでいるそう。幼児の頃から知育あそびをしながら英語に親しみ、継続して学習できることを大切にしています。中学生で英語力の基礎を完成できるように、子供の年齢・成長段階に合わせた学び方ができるそう。

レッスンの特徴

発達心理学に基づいて作られた教材を使いながら、2・3歳児の頃は英語を使って親子で知育遊びをしながらレッスン。幼児クラスでは、自然に英語の力が身につく学びの土台作りを親子で築き、中学生で英語の基礎が完成できるカリキュラムを組んでいます。小学生~高校生を対象にした「英検対策コース」もあり、レベルに合わせた対策ができるようになっています。

対象年齢

2・3歳~

※2・3歳児クラスは親子同伴レッスン

月額料金

週1回40分~、6,600円~

※クラスによってレッスン時間および月謝が異なります。

初期費用

入学金:5,500円

教材費:16,760円~

「ECC全国児童・中学生英語検定試験」検定料:幼児・小学生2,200円、中学生2,750円

※対象のコースによって教材費は異なります。

公式サイト:https://www.eccjr.co.jp/

ママパパの口コミ

「聞き取りが上手になっていると思う」(40代・千葉県・子ども2人)

ヤマハ英語教室

音楽教室でもよく知られている「ヤマハ」による英語教室。音楽のヤマハならではの「英語のリズム」に着目し、耳から英語を吸収できる教材が特徴的。親子でふれあいながら0歳児から始められるレッスンもあります。年齢に応じて効果的な英語学習ができるように、子供の成長が著しい0歳~5歳までの幼児英語クラスでは各年齢でクラス分けされてます。

レッスンの特徴

レッスンはすべて英語で行われ、小学生のクラスでは、学習の成果がみられるよう、1年の後半にまとめのテスト、そして年に1度、保護者が観覧できるクラス内発表会が行われます。幼児クラスでは、歌ったりおどったりしながら「音・リズム・イントネーション」を自然に身につけられるように工夫されています。

対象年齢

0歳~

月額料金

0歳児+保護者:45分 3,850円(月2回)

1~3歳児+保護者:50分 5,280円(月3回)

4・5歳児+保護者:50分 7,480円(年42回)

小学生: 50分 8,030円~(年42回)

※対象の学年・クラスによって料金が異なります。

初期費用

入会時に必要な施設管理費と入会金は、教室によって異なります。教材費もクラスによって異なり、幼児英語クラスでは5,170円~。

公式サイト:https://school.jp.yamaha.com/english_school/

ママパパの口コミ

「それなりに力がついていたように思います。」(40代・東京都・子ども2人)

ベルリッツ・キッズ

子供だけでなく、社会人や企業に向けた語学教室でも有名な「ベルリッツ」。4歳から小学低学年のコースは、4段階レベル、小学校中学年~高学年のコースは5段階のレベルに分けてレッスンが行われます。子供が英語に興味をもち楽しく学ぶことができるように、歌やゲームを使って子供のやる気を引き出せる工夫がされています。

レッスンの特徴

教室で行われる最大3名の少人数制レッスンと教室もしくはオンラインが自由に選べられるマンツーマンコースがあります。グループレッスンでも少人数制なので、外国人講師がひとりひとりの生徒に集中して教えてくれます。授業形式を毎回変更することが可能なマンツーマンレッスンでは、週1回の授業を予定に合わせて決めることができるので安心です。

対象年齢

4歳~

月額料金

4歳~小学校6年生(教室・最大3名のグループレッスン):40分14,300円 週1回/年間42レッスン

4歳~小学校6年生(教室・オンライン自由選択・マンツーマン):40分 26,950円 週1回(45,430円/週2回)

※その他、小学校3~6年生(マンツーマン・完全オンライン)を対象に、1レッスン 5,665円~(40分)の回数制コースがあります。

初期費用

初期費用として、入学金や教材費がかかります。

公式サイト:https://www.berlitz.com/ja-jp/kids

公文

小学生の英検合格実績が高いことでも知られている「公文」の英語。自分のペースで学ぶことができ、専用のリスニング機器を使って、遊び感覚で英語の語彙と表現力がつくと評判。算数などほかの科目と一緒に英語を公文で学んでいるお子さんも少なくないようですね。

レッスンの特徴

専用リスニング機器E-Pencil(イー・ペンシル)を使ったリスニング学習から始め、そのあとに「読む」「書く」力を段階的につけてく学習方法。「聞く」「読む」ことで語彙力を高め、英語力の土台形成に力を入れています。自分次第でどんどん進級できるので、学習するモチベーションが高まり、やる気が出てくる子供たちも多いようですね。

対象年齢

幼児~

月額料金

  • 幼児・小学生:30分 7,150円~ 週2回
  • ※教材費含む
  • ※地域によって異なります。
      • 初期費用
      • 入会金なし
      • 英語学習開始時に専用リスニング機器「E-Pencil」6,600円の購入が必要です。
      • 公式サイト:https://www.kumon.ne.jp/eigo/

ママパパの口コミ

「学年を超えて学習できるので、早めに英検合格ができた。」(40代・大阪府・子ども3人)

GOKAN

福島県にある五感で学ぶ体験型英会話教室。なかでも、幼稚園の年長から始められるオンラインの英会話レッスンが人気だそう。週1回フィリピン人の先生がZoomを使って楽しく英語を教えてくれます。子供を対象にしたオンラインレッスンは、25分(最大30分)であるため、集中力があまりもたないお子さんにもぴったり。レッスン時間が短い分、お月謝も比較的安いので気軽に始められるのもポイントです。

レッスンの特徴

レッスンでは、子供たちの五感を刺激するアクティビティを取り入れて、英語に慣れるとともに子供たちの英語に対する好奇心や興味を育む環境を作っているそう。授業中の補助に外国人の先生が日本語でも対応してくれるので突然の英語のみの環境に不安に思うお子さんでも安心ですね。

対象年齢

幼児~

月額料金

オンライン/年長~中学生:週1回 25分 3,850円

オンライン/個別コース(講師1名、生徒2名):週1回 60分 11,000円 

※オンラインレッスン以外に、福島市にある教室での対面授業のコースもあり

初期費用

入会金:5,500円

年更新費:2,200円

教材費:1レベルにつき4,422円(補助教材費別途)

公式サイト:http://ecs-gokan.jp/

ママパパの口コミ

「フィリピン人の先生と毎週接することで、外国人とのコミュニケーションへの抵抗は低いと思う。」(30代・静岡県・子ども3人)

イーオンこども英会話

1歳~中学3年生までを対象にしたイーオンこども英会話。1歳から中学3年生までを8段階のクラスに分け、子どもの発達段階に合わせた学習方法を取り入れています。英語だけでなく英語を通してコミュニケーション能力や思考力、判断力、問題解決力などといったスキルも育められるようなレッスン方法になっています。

レッスンの特徴

レッスンは英語だけを使って行います。外国人・日本人のどちらかの先生が選べられるようになっており、お子さんに合った先生を選べるのもうれしいポイント。外国人・日本人講師のレッスンを週に1回ずつ受講する週2回のクラスも人気だそう。

対象年齢

1歳~中学3年生まで

月額料金

教室・学年・コースによって料金が変わります。詳しくはHPをご覧下さい。

例:池袋本校

1・2歳(親子クラス):週1回 40分 8,690円(外国人教師)/7,590円(日本人教師)親子4組まで

3歳(親子クラス):週1回 45分 12,320円(外国人教師)/日本人教師 10,230円(日本人教師)親子4組まで

4・5歳/6歳:週1回 45分 10,560円(外国人教師)/8,800円(日本人教師)6名まで

小1・2年/小3・4年/小5・6年:週1回 50分 10,560円(外国人教師)/8,800円(日本人教師)8名まで

※その他のコースもあります。

初期費用

入学金:11,000円

その他、教材費など

公式サイト:https://www.aeonet.co.jp/kids/

シェーン英会話

英語を英語で指導する特別な指導資格を持ったネイティブスピーカーを採用。日本人講師による英検対策コースや小学生~中学生を対象にした日本人講師によるレッスンでは、日本語も使って丁寧に文法を教えてくれます。「自分で考えて英語を使う」レッスン方式なので自発的に発言する力も養ってくれます。

レッスンの特徴

2歳~年長のクラスはすべてネイティブ講師によるレッスン。2歳から中学生まで13段階のレベル別にカリキュラムが分けられており、段階的に学習できるように授業計画が作られています。9月と2月には聴く力と読む力のテストで理解度をチェック。家庭でも楽しくできる宿題を準備しており、どの子もレベルアップが着実にできるように工夫されています。

対象年齢

2歳~

月額料金

2~3歳:週1回 25分 7,700円~

年少~年長/小学生:週1回 50分 11,000円~

中学生:週1回 50分 12,100円~

初期費用

入学金:16,500円
スクール管理費:1,650円/月
教材費:レベルによって異なります。

公式サイト:https://www.shane.co.jp/kids/

せっかく始めるなら子供が楽しんで長く続けられる教室選びを

2020年度より小学校での英語教育が必須化となり、子供の英語教育に関心を抱くママパパは少なくありません。個人教室から全国規模までさまざまな英語教室がありますが、それぞれの教室の特徴を比較してお子さんの性格に合ったクラスを探してみましょう。通いやすいからという理由だけで始めると数カ月でやめてしまったということもよくあるみたい。上記にあげた教室選びの重要ポイントをしっかり確認し、子供が楽しんで通える教室をみつけたいですね。

 

※ご紹介した英会話教室の詳細は変更になる場合があります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

文・構成/HugKum編集部

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