あの「ギガントサウルス」が絵本になって帰ってきた! 恐竜たちの優しいストーリーが続々刊行中♪

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Eテレで放送され大人気だった「ギガントサウルス」。放映終了後の「ギガントロス」のファミリーに朗報です! 「ギガントサウルス」の日本語版の原作とアニメ絵本2冊が4月21日に発売されました。
さっそく内容をチェックしてみましょう。

“ギガントロス”のファミリーに朗報!

この記事をご覧になっているということは、恐竜好きなお子さんがいらっしゃったり、大人気だったEテレ「ギガントサウルス」のその後の情報をお探しの、ギガントロスな方なのではないでしょうか!?  筆者自身も、ギガントロスになってしまった恐竜好きの5歳の息子を子育てる母です。

わが家はと言うと、ここ2年ほど息子は暇さえあればいつも「恐竜ごっこしよう!」と誘ってきて、足の踏み場がないほど恐竜フィギュアが床に散らかった中で、恐竜になりきって吠えています。

食事に至っては、何度注意しても食卓の肉や野菜を、さも恐竜のように食いちぎって食べようとして(汗)、皆さまと同じく、Eテレのギガントサウルスをこよなく愛していました(笑)

NHKのEテレでの再放送が待ち望まれる、そんなギガントロスの同胞の皆さんに朗報です!なんと4月21日に、小学館からこの原作の日本語版と、アニメ絵本2冊が発売されたんです!!(パチパチパチ)こちらではひとあし先に、この3冊をご紹介しますね!

世界で累計90万部を超える大ヒット恐竜絵本シリーズ

アニメ「ギガントサウルス」はもともと、原作が絵本で、それが海外でアニメ化されたもの、というのはご存じでしたか?  しかも原作の挿絵は、あのTVのキャラクター達そのまま。

原作絵本とアニメ絵本をあわせた「ギガントサウルス」シリーズ全体の累計は、世界でなんと90万部を超える大ヒットとなっており、原作絵本だけでも18か国以上に翻訳出版され、50万部以上の部数を誇ります。

絵本のなかに縦開きページが1枚

 

今まで原作の絵本は日本語出版されておらず、Amazonでも英語版しか入手できなかったのですが、今回小学館から、原作の日本語版と、アニメ絵本が2冊が発売されることになりました!

「ギガントサウルス」のストーリー

念のためご説明すると、「ギガントサウルス」は、入学前くらいまでのお子さんにとくにおすすめの恐竜キャラクターアニメです。

臆病なビル(ブラキオサウルス)と物知りなマズ(アンキロサウルス)、やんちゃなタイニー(トリケラトプス)と勇敢なロッキー(パラサウロロフス)という、白亜紀の人気恐竜の子どもたちが、一緒に困難を乗り越えながら成長していく物語です。

他の恐竜絵本との違い|怖がりな子どもたちに優しい世界

恐竜が出てくる映画や絵本は沢山ありますが、たいてい、肉食恐竜が草食恐竜を襲ったり、戦ったり、食べられてしまったりするシーンがあります。

ですが、「ギガントサウルス」ではそういったシーンがありません。「小学校入学前くらいまでのお子さんにとくにおすすめ」と書いたのはそれが理由です。

作品には、「ギガントサウルス」という、タイトルと同じ名前の肉食恐竜が出てきますが、これは作者の想像上の恐竜です。彼の好物は木の実や骨。草食恐竜の子どもたちは、怖がりながらも、その強さやかっこよさに憧れていて、日々周りを取り巻いて観察しています。

「ギガントサウルス」の魅力は、残酷な描写がないので、恐竜に興味を持ち始めたばかりのお子さんや、怖がりなお子さん、小さなきょうだいがいる方でも安心して見せられる点です。

とくにこの時期は、金曜ロードショーで「ドラえもんのび太の恐竜」を観て、恐竜に興味をもったばかり、というようなお子さんも多いと思います。そんなお子さんにもおすすめですよ!

カバーの裏には恐竜年表があります

作者ジョニー・ダドルはなんと元海賊船に勤務 

ギガントサウルスの作者、Jonny Duddle(ジョニー・ダドル)は、イギリスウェールズの出身です。

(彼の公式HPがあるのですが)彼は大学でイラストを学び、卒業後はなんと海賊船に就職。その後、百科事典のセールスマン、美術教師などの仕事を経験し、最終的にコンピューターゲームのキャラクターデザインの仕事に就いています。

日本に住んでいる私たちには「海賊船」なんてまったく未知の世界ですが、彼がギガントサウルス以外に海賊の絵本も沢山描いているのは、その経歴を知ると納得ですよね。

ギガントサウルスの原作冒頭には、お子さん2人へ愛のこもったメッセージがあるのですが、冒険好きな作者だけれど、子どもたちを怖がらせない、そんな優しい人柄も感じます。

好奇心旺盛な恐竜の子どもたちと一緒に、ギガントサウルスに会いに行こう!

「ギガントサウルスの本が届いた!」と小躍りする5歳息子、2歳の娘と読みました。

恐竜の子どもたちが怖がりながらも、大きな足跡の正体を確かめにいく様子には楽しんで聞き入っていましたし、ギガントサウルスの登場に驚くシーンでは、縦開きのしかけに盛り上がっていました(笑)。

我が家の子どもたちはもともと恐竜が好きで、リアルな恐竜ドキュメンタリーやジュラシックパークを好む息子も、とくだん恐竜に興味があるわけではない2歳の娘も、キャラクターや、ストーリーを一緒に楽しんでいました。

原作の日本語版は、美しい絵に、いろいろな恐竜が登場する楽しい1冊です。巻末やカバーの裏には、この本に出てきた恐竜たちの紹介や年表。初回限定版は、カバーの裏が大きくてかっこいいギガントサウルスのポスターになっていて、プレゼントにもぴったりですよ。

5月26日発売には、『ブラキオサウルスのビル』(アニメ絵本)、『アンキロサウルスのマズ』(アニメ絵本)も発売予定です。これは全部揃えたくなりますよね!

こちらもお楽しみに!

「ギガントサウルス」絵本シリーズ  発売記念キャンペーンを開催中!

今、小学館では絵本「ギガントサウルス」の発売を記念して、【QUOカードPay1,000円分】が抽選で 10名様に当たるキャンペーンを実施中!
期間は4/23(土)~5/31(火)まで。詳しくはこちらをチェックしてくださいね!

ツイッターでは「ギガントロス」になってしまった方々のコメントも覗けます。

 

著/ジョニー・ダドル 訳/たなかあきこ1650円(税込)

大昔の白亜紀のころ。トリケラトプス、ブラキオサウルス、アンキロサウルス、パラサウロロフスの子ども達は、大きな足跡をたどる冒険をしていました。ママ達に「その足跡は、大きな肉食恐竜ギガントサウルスのものだから気をつけなさい」と言われて、恐れ怖がりながらも、ギガントサウルスが来ないか見張ることに。
そこにやってきたのは・・・?クライマックスでは、縦開きのしかけがあって大迫力!
巻末やカバーの裏には、この本に出てきた恐竜たちの年表やミニ情報ものっています。

 

パラサウロロフスのロッキー ~ギガントサウルス アニメえほん~

 

トリケラトプスのタイニー ~ギガントサウルス アニメえほん~

 

ブラキオサウルスのビル ~ギガントサウルス アニメえほん~

 

アンキロサウルスのマズ ~ギガントサウルス アニメえほん~

文・写真/ホウボウ。

【ホウボウ。/プロフィール】
5歳息子、2歳娘の母親です。
恐竜や古生物を愛する息子がきっかけで、「全国の恐竜イベントを探せる」メディア@探究https://hnmamablog.com/を制作、運営中。月間6万pv超(2022年4月現在)。

InstagramTwitterでは最新の恐竜イベント関連情報を発信しています。

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