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憧れの海外インテリアを取り入れるには?
まるでカフェやホテルの一室のような趣のある海外インテリア。憧れを抱きながらも「日本のお部屋を海外風にアレンジするのって、難しそう」と諦めていませんか?
一見難しそうではありますが、いくつかのコツを掴んで取り入れれば、日本の住まいでも海外インテリアは実現可能です。ここからは、お部屋を海外風に彩るコツやポイントをさっそく見ていきましょう。
おしゃれな海外インテリアの特徴
まずは、海外インテリアとはどのようなものか、その特徴を押さえておきましょう。多くの海外インテリアには、共通して、以下のような特徴が見られます!
お部屋全体の統一感を重視
海外インテリアといわれると、ユニークな装飾品や家具など、部分的なアイテムに注目しがち。それぞれのアイテム単品ももちろん大切ですが、海外風のお部屋は、全体のテイストを整えることにも注力されています。
お部屋全体のカラーコーディネートへのこだわりも強く、家具と色合い、どちらにおいても統一感を重視する傾向にあります。
アクセントの活用
海外インテリアでは、ベースとなるカラーやテイストに、異なるものをアクセントとして取り入れるパターンも頻繁に見られます。
たとえば、モノトーンのお部屋の一部に鮮やかな色合いのアイテムを加えてみたり、ミックススタイル的に、クラシカルテイストのお部屋にナチュラルテイストなアイテムを織り交ぜてみたり。
カラー、テイスト、どちらの視点からもアクセントを工夫することで、お部屋全体にメリハリを生んでいます。
開放感のあるつくり
雑誌やカタログを見ていると、海外の住まいは日本のそれよりも開放感に溢れていると感じませんか。
海外では、お部屋のひとつひとつが広々としており、天井が高く、窓が大きい場合が多いようです。そのため、設置されている家具もダイナミックなものが目立ちます。
ユニークな壁面装飾
海外と日本のお部屋の違いとして、もうひとつ挙げられるのが壁面の装飾ではないでしょうか。
海外のお部屋では、壁紙にユニークな柄が施されていたり、アクセントクロスが貼られていたりと、壁面もインテリアの一部として装飾を施している場合が多いです。
スタイル別にご紹介! 海外風インテリアの実例集
ここからは、実際のご家庭ではどのように海外風インテリアを実現しているのか、その実例集を見ていきましょう! たくさんのおしゃれなお部屋をinstagramからご紹介します!
木製家具×植物で、あたたかみのある【北欧スタイル】
marokky__さんのご自宅ダイニングは、ナチュラルな木製家具と植物を組み合わせた北欧スタイルの空間。天井と壁色を反対色にしていることで、お部屋にメリハリも感じられます。大きな窓が目を引く、開放感に溢れる一室ですね。
透明感とあたたかみ溢れる【フレンチカントリー】なスタイル
白基調のお部屋に、ナチュラルな木製家具や透明感あるガラスインテリアを取り合わせるのは、miyuki_petitapetitさん。
天井に届くほど背の高い観葉植物が、天井高とお部屋の開放感を強調します。透明感とあたたかみ溢れるフレンチカントリーな空間ですね。
海を感じるアイテムを合わせて【西海岸スタイル】なお部屋に
eerrii.mさんご自宅のリビングは、西海岸スタイル! 木製家具に海を感じるアイテムが組み合わされて、お部屋にいながらもリゾートな気分が味わえそうです。壁面の一部がウッド調になっており、白基調のあたたかみはそのままに、空間にメリハリを感じさせられます。
「インパクト大」な家具でお部屋が一気に【リゾート風】に♪
木彫りの丸テーブルが「インパクト大」なkami.alohaさんご自宅のリビング。周囲にはリゾート風のアイテムが散りばめられており、毎日がハワイ気分で迎えられそう! 装飾アイテムには、なんとハンドメイドのものも多いのだとか♪
くすみカラーで統一された【北欧風】のお部屋
くすみカラーで統一された、yuko_yuumさん宅の北欧風な一室。
落ち着いたブルーのIKEAのアレクス棚が、その上部に飾られたアートとマッチしています。収納を十分に活かしながら、開放感ある空間がつくられていますね。
日本の住まいでもOK! 海外風インテリアの作り方の基本のコツ
では、上の実例のようなお部屋は、どのようなことに気を配ればつくれるようになるのでしょうか? ここでは、海外風インテリアの作り方の基本のコツを見ていきましょう!
ひとつでもOK。インパクトあるアイテムの導入
海外インテリアをつくる際には、やはり主役となるインパクト大のデザイン家具があると理想的です。
すべてをユニーク家具にする必要はありませんが、お部屋のポイントとして、目を引くような個性派なアイテムがひとつでもあると、ワンランク上な雰囲気づくりを助けてくれます。
壁面装飾を工夫!
先述したように、海外インテリアの特徴のひとつが壁面装飾です。壁紙すべてを後から変えるのはなかなか困難ですが、絵画やポスター、ウォールステッカー等を使った装飾なら、簡単にできます。
壁に装飾を増やしたくない、という場合には、アクセントクロスで壁のひとつの面の色を変えてみるのもおすすめです!
開放感を目指す家具選び&配置
こちらも先述したとおり、海外の住まいは天井が高く、開放感のある構造になっています。とはいえ、そもそもの構造に手を加えることはできないので、家具選びで開放感を目指しましょう。
圧迫感が感じられるような大きい家具は少なくし、天井との高さのバランスに気を配りながら、家具の配置を行いましょう。
なにより、テイストを意識すること
なにより、海外インテリアで最も重要なのは、お部屋のテイストの統一感です。
「北欧風」「ヴィンテージ風」など、ざっくりとしたもので構わないので、お部屋をどのようにするか、雰囲気を決めておきましょう。目指すテイストが明確になっていれば、カラーコーディネートも自然としやすくなります。
海外インテリアのおすすめブランド定番4選
海外インテリアを目指すのであれば、定番のブランドも知っておいたほうがベター。ここでは、必見の海外インテリアブランドをご紹介していきます!
Cassina
1927年にイタリアに設立された老舗家具ブランドのカッシーナ。初期から受け継がれる定番のデザインを引き継ぎつつ、トレンドを読んだ真新しい新作も毎年発表しています。基本デザインはモダンですが、その他幅広いテイストの家具を取り扱っている点も魅力です。
公式サイトでは通販も行なっています。
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CARL HANSEN&SON
デンマークの家具ブランド、カールハンセン&サン。100年以上の歴史がある、デンマークの伝統的な技法を扱う高級家具のブランドです。シンプルな美しいフォルムが特徴で、あたたかみのある木製家具は北欧テイストのお部屋にぴったり。オンラインショップも設けられているので、ご自宅から購入することも可能です。
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B&B ITALIA
モダンデザインを主とするB&B ITALIAもまた、1966年設立の家具の名店です。長年にわたって、デザインだけでなく技術研究にも注力しており、デザインと技術を融合させた最新家具の開発に努めています。日本では青山にショールームが所在しています。
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Portrona Frau
1912年創業のポルトローナ・フラウは、イタリアを代表するラグジュアリーブランドです。最高級の革があしらわれた家具は、まるで彫刻のように芸術的! フェラーリやマセラッティのシート製作も担うほど、レザーの品質や加工の職人技は最上級なのだとか。クラシカルからモダンまで、デザインの幅も豊富におさえています。日本には、東京・大阪の2箇所にショールームが所在。
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コツさえ掴めば、お住まいのお部屋も海外風にアレンジ可能!
今回は、海外インテリアのコツや実例、おすすめブランドをご紹介してきました。一見ハードルが高そうに感じられますが、コツさえ掴めば、今お住まいのお部屋でも海外風にアレンジできることがわかりましたね。今回お伝えしたポイントを押さえつつ、憧れの雑誌やSNSの投稿等を参考にしながら、理想のお部屋コーディネートを目指してみましょう!
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文・構成/羽吹理美