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クリッカートとは?
Click(カチッと音が鳴る)+ART(芸術・美術)でクリッカート。お尻の部分をカチッと押し込んでペン先を出し、お絵描きを楽しめるノック式のカラーペンです。ノック式ボールペンと同じように、お尻の部分をノックするとペン先が出てきます。
カラーペンのキャップをせずに乾いて描けなくなってしまった経験をお持ちの方も多いと思います。こちらは、ノック式なのでペンにはキャップがありません。ではペン先を収納すると密閉されるのでしょうか? 穴の中を覗いてみるとペン先が見えます。つまり、ペン先は常に空気に触れているのです。
なぜ、キャップがないのに乾かないの?
このクリッカートは特殊なインクが使われているため、キャップをしなくても乾いて描けなくなることがないのです。
目には見えませんが空気中には水分が含まれています。梅雨の季節になるとジメジメするその正体が空気中の水分です。クリッカートに使用されている「モイストキープインク」は湿度に応じて水分の吸収と蒸発を繰り返して適度な状態を保つので、ペン先が乾燥することがありません。
キャップがないことのメリットは?
キャップがない「クリッカート」がなぜ親子のお絵描きタイムにオススメなのか、3つの理由は次のとおりです。
1.キャップの誤飲の心配がない!
筆記具のキャップは比較的小さく、お子さんが誤って飲み込んでしまう恐れがあります。ペンを使っているお兄さん・お姉さんは大丈夫でも、テーブルから転がり落ちたキャップをきょうだいが飲み込むなどという心配もありますよね。このクリッカートには前述の通りキャップが存在しません。ですから、キャップを誤飲する心配がないのです。
でも、誤ってペン先を舐めてしまうことや深く口に入れてしまう可能性はありますので、小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、保護者の方と一緒に使ってくださいね。
2.「キャップを閉めなさい」と言わずにいられる!
子どもは夢中になると次から次へと好きな色のキャップを外し描いていくのですが、描くことに夢中になるとキャップを閉めることを忘れてしまいます。親はそのたびに「キャップを閉めないと描けなくなっちゃうよ!」と注意をしますよね? 私は自身が嫌になるほど注意をしました。
また、外しっぱなしのキャップを次々につけていくのも意外と手間です。
「クリッカート」はキャップが存在しないので「キャップをしなさい」と注意をする必要がありません。同時にキャップを無くすリスクも0です。ちなみにペン先が出ているときはペンのロゴ横にある窓が、黒から赤へ変わるので、確認もしやすくなっています。
3.ノックをして簡単に描き始められる!
キャップの開け閉めは、意外とお子さんにとっては難しいことのようです。キャップがキツく閉まっていて外せなかったり、キャップを外したはずみで指に色がついてしまったり・・・。また閉めるときに、手が汚れてしまうことは大人でもありますよね? クリッカートはノックするだけでペン先の出し入れができるので、すぐに描き始められて、ペンを使う際・片づける際に手を汚す心配がありません。
カラバリは48色♡新色も登場!ニュアンスがオシャレなペールトーンが追加
クリッカートは色の数が多いことも魅力です。2022年6月6日にペールトーン12色の新色が加わり、全48色のラインナップになりました。プレスリリースが発表になるやいなや、「こういう淡い色合いを待っていました!」と早くもネット上で話題になっていました。
4つのカラーシリーズで、表現自由自在
クリッカートは単品での購入も可能ですが、私は12色セットでの購入をおすすめします。お絵描きに使いたい色味がまんべんなく揃うからです。セットは2022年6月6日に発売された新商品「PL(やさしくペールな色合い)」も含めて4種類あります。
ST(スタンダードな色合い)
LT(明るくライトな色合い)
DK(大人ダークな色合い)
新登場のPL(やさしくペールな色合い)
今回の新色は優しい色合いでありながらも、文字を書くために使っても読める色合いにこだわっています。
クリッカートのインクは黒などの濃い色の上から薄い色で塗っても、濃い色がにじまないという特長(※)があるため、重ね塗りをして濃淡を表現することも可能です。
(※メーカー注:筆記線の乾き具合、ご使用の紙質・環境等で効果に差が出る場合があります)
子どもだけでなく、大人がお子さんとお絵かきをするときにできる表現の幅もより広がりますね。
キャップがないから安心。クリッカートでお絵描きを楽しもう!
本体は白+両端がペンのカラーになっているおしゃれなデザインのクリッカート。新色も増えてますます楽しめるラインナップになりました。
これから本格的な梅雨のシーズン。お家の中で過ごすことも増えてきます。キャップがないカラーペン、クリッカートで素敵なお絵かきタイムを過ごしてくださいね。
文・構成/ふじいなおみ
構成/HugKum編集部