【キッザニア】でコオロギ入りポップコーン作り!食品ロスやSDGsを親子で考えるきっかけに

夏休みの自由研究にもオススメ!コオロギを使ったポップコーン作りや美しい珊瑚を観察して環境問題について学べるイベントが人気の職業体験テーマパークの「キッザニア」で開催中!気になるけど具体的な事が分かりにくいSDGsについて楽しみながら体験出来るイベントに参加してきました!この夏休みに地球の未来を親子で一緒に考えてみませんか?

今話題のキーワードのSDGs。よく聞くけれど、具体的にはよく分からないという方も多いはず。かくいう私も「SDGsっ何?」と子どもに質問されても上手く答えられる自信がありません。人気テーマパークの「キッザニア」で子どもと楽しみながらSDGsが学べるなんて、絶好の機会ですよね。まずは「サーキュラーフードセンター」で昆虫食を利用したおやつ作りの体験をご紹介します!

コオロギの入りポップコーン?!

親子でワクワクしながら「サーキュラーフードセンター」に到着。スタイリッシュなデザインのパビリオンで、昆虫食が食べられるとは想像できないお洒落な雰囲気です。

まずは「サーキュラーフードセンター」(協力:GRYLLUS(株式会社グリラス)で昆虫食を利用したおやつ作りの体験をご紹介します!

グリラスは徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎としたフードテックベンチャー。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する事業を一貫して行っています。

未来食開発者のお仕事の流れ

「サーキュラーフードセンター」のパビリオンのアクティビティは一回30分ほど。

始めの10分で未来食のクリエーターとして、環境問題を学び、サーキューラーフードの可能性を探ります。その後にコオロギパウダーを使ったポップコーン作りとなります。

研究者のユニフォームに着替える!

まずは、パビリオン内でユニフォームに着替えます。保護者はバビリオンの外で見学となりますが、スタッフの方がお手伝いしてくれるので心配はありません。*今回は取材で特別に許可を頂きパビリオン内を撮影しています。

ハンチング帽にエプロンで未来食研究者らしくなり、気分も盛り上がります♪

それから、しっかり手を洗い、アルコール消毒をします。

ユニフォームは着用ごとに消毒を行い、マスクも園内では原則的には、3歳以上のお子様は装着することが義務付けられ、キッザニア全体で感染防止対策にも力を入れています。2歳以下は任意であることや事前に申請していればマスクは必要ない場合もありますので、マスクについては感染予防対策のページをご覧ください。

サーキュラーフードについて学ぶ

サーキュラーフード(循環型食材)とは、食品ロスを活用し、環境への負担を軽減する為に開発され食材のこと。

「サーキュラーフードセンター」では、グリラスさんの開発したコオロギパウダーを通して、サーキュラーフードや世界の食品ロス問題の現状、タンパク質危機の問題を学びます。

下の写真の画像にあるように、牛や豚、鶏などに比べコオロギを育てるのに必要な餌や水や温室効果ガスの排出量がびっくりするくらい低いのが分かります。

当たり前の様に食べていたお肉が地球環境に相当の負担があり、急激な増加を支えきれなくなっている「タンパク質危機」を実感することができます。

従来の家畜からのタンパク源が、コオロギと比べてこれだけの違いがあるのならば、真剣に食糧問題を考えたいと私も思いました。

難しいテーマですが、画像を交えてたとても分かりやすい説明で3歳の息子も飽きることなく聞いてくれました。

そして、コオロギの未来食の可能性のレクチャーを受けた後、お楽しみのコオロギパウダーを使ったお菓子の試食やポップコーン作りとなります!

コオロギパウダー入りクッキーの試食

まずは、コオロギパウダーを使ったクッキーを試食させてもらえます。コオロギパウダーってどんなものなのだろうと私の方がドキドキ。

慣れない食べ物はあまり、食べない子供達ですが、二人ともペロリと食べてしまったので美味しかったようです。

私も特別に試食させてもらいましたが、甘さ控えめで、香ばしくて、むしろ入っていた方が美味しいし、栄養価も高いとなると普段のおやつにも取り入れたいなと思いました。

コオロギパウダー入りポップコーン作りに挑戦!

こちらが今回のおやつ作りの材料で、コオロギパウダーの他、オイルやお塩になります。

コオロギパウダーは茶色のパウダーですが、特に臭いもなく、見た目も何かのスパイスのようで、コオロギであるとは全く分かりません。自宅のキッチンにあっても何も違和感がありませんね。

コオロギパウダー入りポップコーンの作り方

  1. お塩とコオロギパウダーをお皿に入れて混ぜます。
  2. 袋に入ったポップコーンにスプレーボトルに入ったオイルをかけます。
  3. 混ぜた材料を袋に入れてふって出来上がり!

作業自体はとても簡単なので、3歳の息子もスタッフの方のサポートを受けながら楽しく作業をしていました。

      材料を全部入れた後、袋をフリフリするのが楽しかった様です。

      成果物のポップコーンは、パビリオンの外の園内で保護者と一緒に食べることができます。

      早速、アクティビティ終了後、みんなで頂きました。

      園内には休憩の椅子や飲食のできるスペースがあるので、次のアトラクションの間のおやつ休憩を兼ねて、ポップコーンを楽しめます。(家には持ち帰らずに園内で完食するよう推奨されています。)

      見た目は胡椒の様なスパイスがかかっているという感じで、違和感はありません。お味も香ばしくて、昆虫食を食べているという感じは全くありません。

      ポップコーンだけだとちょっと栄養が足りないかもという時にも簡単に加えることができるので食材としても便利ですね。

      お給料も出る?!

      そして、最後に働いた対価として、お仕事カードとちゃんとお給料も出ます!

      ちなみに、貰ったお給料はその他のパビリオンのアクティビティで使ったり、園内のお店でアイテムと交換してもらうことができます。子供達は、別の夏季限定パビリオンでアイスクリーム屋さん体験で、アイスクリームと交換しました。

      お仕事カードもパビリオンを体験すると貰えるので、集めるのが楽しくなります。

      レシピカード付き

      作り方が書かれているレシピカードも貰えるので、グリラスさんのコオロギパウダーを使って、お家で作ってみることができます。

      コオロギパウダーはクセがないので、いろいろアレンジできるので、夏の自由研究などの参考にしてくださいね。

      なぜコオロギなの?

      貴重な体験ができる「サーキュラーフードセンター」のパビリオンでしたが、「なぜコオロギなのか?」コオロギパウダーの開発会社のグリラスさんに聞いてみました!

      コオロギに注目した理由は?

      • ・生産性と雑食性
      • コオロギが持つ他の昆虫と比べた時の強みは「生産のしやすさ」と「雑食性」です。コオロギはメスの成虫しか飛ばず、生産における管理が容易なことから大量生産に適した昆虫と言えます。
      • ・食品ロス由来の餌
      • 特定の餌に制限されることのない雑食性にグリラスでは目を付けて、食品ロス由来100%の餌でコオロギを飼育し“サーキュラーフード”として生産しています。
      • ・タンパク質危機の救世主!
      • 従来の家畜と比べて、餌が少なく、短期間で育ち、繁殖力も高く通年生産が可能。高密度飼育により効率よく生産ができるため、新たな食用資源として期待されています。

      どんな栄養があるの?

      コオロギは豊富なタンパク質に加え、亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミン、オメガ3といった体に必要な栄養素を数多く含んでいる次世代のタンパク質といえます。

      コオロギパウダーのオススメの使い方は?

      料理として使用する際は、手軽なものであればシリアルに牛乳と共にかけることや、大豆ミート等のプラントベースフード調理の際の栄養補助がおすすめです。

      コオロギってどんな味?

      「陸のエビ」とも言われるコオロギは、昆虫の中でも特に優れた食味を持っており、香ばしいエビのような風味が特徴です。丸ごと食べられるのも利点です。

      子供達にメッセージ

      「コオロギを食べる」と聞くと、はじめはびっくりする方も多いと思います。なのでまずはコオロギの可能性を少し知ってもらうだけでも十二分です。そのうえで食べる/食べないを考えて、その上で「ちょっとだけなら」と思ってもらえたら食べてみていただけると嬉しいです。

      昆虫食を体験してみて

      昆虫食?!と聞いて、やはりはじめは興味本位で、ゲテモノ的なイメージが多少はありました。

      でも、グリラスさんのお話を聞いて、実際体験してみると、世界の食料やタンパク質危機問題など考えさせられることがたくさん。

      食品への意識は高い方だと思っていたのに、偏見があったのは私自身で、昆虫を食べるということ自体にまだ抵抗がない子供達の方がむしろ、すんなり受け入れられるのかもしれないと感じました。

      昆虫食への偏見を変え、サーキュレータフードへの理解には、子供達への早期の食育が大事であることを親の私が学びました。

      そして、その食育を担うのが親世代。

      グリラスさんから、”食育において最も重要なことは、親御さん(教育者)がどれだけ正しく課題や解決策を理解しているかだと思っています。”とコメント頂いたのが印象的でした。

      今回、コオロギが餌にしている小麦のフスマも、食品加工の際に捨てられてしまう「業系食品ロス」というもので、食品ロスから見落とされてしまうことがあるということを初めて学びました。

      “意識して勉強しなければ理解できない部分までを正しく教育者が理解することが、食育の第一歩である”というお話を聞いて、まだまだ食品ロスについては、表面的にしか理解していなかったと痛感しました。

      でも、きっかけは例え興味本位だったとしても、「サーキュラーフードセンター」のような気軽に参加できる楽しいイベントを通して、難しい課題を親子で学ぶことができるのは素晴らしいことだと思います!

      「サーキュラーフードセンター」は、2022年7月23日(土)~8月28日(日)までの期間限定イベントなります。

      ぜひ、この夏休みにキッザニアに遊びに来てくださいね☆

      次回は、「サンゴの減少問題」に取り組む「サンゴ未来研究所」で美しいサンゴを研究する「サンゴ研究員」のお仕事体験をご紹介します!

      サーキュラーフードセンター
      職業名:サーキュラーフード開発者
      定員:6名/1回
      所要時間:約30分
      給料:8キッゾ
      成果物:コオロギパウダー入りのオリジナルポップコーン
      体験内容:食品ロスの現状を学び、サーキュラーフードとして注目されている食用コオロギ(パウダー)を利用して、オリジナルポップコーンを作る。甲殻類アレルギーがある方はご注意ください。

      • キッザニア東京 2022年7月23日(土)~8月28日(日)
      • キッザニア甲子園 2022年7月21日(木)~8月28日(日)
      • 最優先パスも!チケット&アクセス

      チケット

      • 通常料金パス
      • 第1部(9:00〜15:00)と第2部(16:00〜21:00)の完全入れ替え制。営業時間の30分前に開場予定。 WEBからの予約は、第1部は来場当日12時まで、第2部は来場当日17時まで可能です。※7/23~8/28はHS期間(夏季の特別料金)

      ★最優先パス
      優先入場パスでのご予約なら、先頭の入場順番カード(整理券)で入場できます。
      【入場受付時間】
      第1部:7:45~8:10(入場受付時間)入場開始は8:30頃
      第2部:10:15~15:10(入場受付時間)入場開始は15:30頃
      ※7/23~8/28はHS期間。

      • その他、様々なプランがありますので、詳しくはチケット予約のページをご確認ください。
      • アクセス

      • キッザニア東京
      • 東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲1 ノースポート3階
      • 東京メトロ有楽町線「豊洲」駅の最寄出口「2番」より徒歩8分
      • ゆりかもめ「豊洲」駅より徒歩8分

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      文・構成/Rina Ota

      今回の記事で取り組んだのはコレ!

      • 2 飢餓をゼロに
      • 11 住み続けられるまちづくりを

      SDGsとは?

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