離乳食でパプリカはいつから?
離乳食中期から
パプリカは離乳食中期から食べることができます。離乳食にパプリカを使うときは、表面の薄皮をむきます。この少しの下処理が赤ちゃんの飲み込みと消化を助けてくれます。
パプリカの下処理方法
薄皮をむくときは、生のままだとむきにくいので、大きいまま茹でてからむいてみましょう。皮むきは、離乳食完了期まですると、より丁寧です。1歳過ぎ、赤ちゃんの奥歯が生え始め、奥歯でカミカミできるようになってくるのを確認しながら、少しずつ薄皮があるパプリカにもチャレンジしてみましょう。
パプリカの冷凍保存方法
パプリカを冷凍する場合は、下ごしらえをしてからが使いやすいですね
1.茹でて薄皮をむく
2.調理しやすい大きさに切る
3.密封容器に入れて冷凍庫に入れる
冷凍したパプリカは、1週間以内に食べきるようにしましょう。
パプリカを使った離乳食レシピ
【離乳食中期】パプリカのヨーグルト風味ポテトサラダ
赤ちゃん用に、マヨネーズの代わりにヨーグルトを入れて滑らかにしたポテトサラダです。
<材料>
じゃがいも 20g
パプリカ 5g
ヨーグルト 5g
<作り方>
・じゃがいも 湯がきやすい大きさに切る
・パプリカ ゆでて薄皮をむきみじん切りにする
1.じゃがいもをやわらかくなるまでゆがき、すりつぶす
2.1にパプリカとヨーグルトを加えて混ぜる
【離乳食後期】鶏ささみとパプリカの煮物
かつお昆布だしと鶏ささみのだしが美味しい、パプリカの煮物です!
<材料>
鶏ささみ 15g
パプリカ 10g
玉ねぎ 10g
かつお昆布だし 100ml
<作り方>
・パプリカ ゆでて薄皮をむく
1.かつお昆布だしで材料すべて鍋に入れて、蓋をして弱火でしっかり煮る
2.1を取り出して5㎜に切る
3.鍋に戻して再加熱する
【離乳食完了期】鮭とパプリカのホイル焼き
ホイル焼きにパプリカを入れて彩よく美味しくいただきましょう!
<材料>
だし15ml
生鮭 20g
しめじ 5g
パプリカ 10g
バター 3g
<作り方>
・パプリカ ゆでて薄皮をむき1㎝に切る
・しめじ 1㎝に切る
・生鮭は骨と皮を取り、1㎝に切って、軽く塩を振りペーパーに包む
1.鮭、しめじ、パプリカ、だし バターをホイルに包む
2.トースターで15分焼く
* * *
パプリカは加熱すると甘みが出て食べやすいので、離乳食にどんどん使っていましょうね!
記事執筆
一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。
離乳食のパプリカに関する体験談
HugKumでは、0~2歳のお子さんがいるママやパパに、離乳食のパプリカについてアンケート調査しました。まずは、パプリカの食いつきについてお聞きしました。
Q.離乳食でお子さんはパプリカを好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?
家庭ではあまり馴染みのない食材なのか、今回のアンケートでは半数近い47.5%の方が「離乳食のパプリカはまだ」でした。パプリカにチャレンジしたことのあるお子さんは、「好んで食べた」が8.3%「食べてはくれた」31.7%と4割弱のお子さんがパプリカを口にできているようです。ママパパたちの声を聞いてみると、赤ちゃんたちにあまり好まれる食材ではない印象です。
実際にお子さんたちが食べる様子はどうだったのでしょうか。ママやパパの体験談をご紹介します。
日々の離乳食に、工夫しながらパプリカを取り入れてみてください。
ママパパの体験談
離乳食「ピーマン」の記事はこちら
構成/HugKum編集部