【お弁当に大活躍】クッキングシートとホイルの裏技で、簡単時短レシピ!

運動会やピクニック、お出かけ、ドライブなど行楽シーズンといえば、「お弁当」。楽しい行事とはいえ、お弁当のための買い出しに始まり、朝早く起き、多種類のメニューを作ってお弁当に詰めるのは忙しくて大変。
今回は、そんなお弁当作りの救世主になれる!クッキングシートとホイルの裏技を、サイエンススイーツの著者である太田さちかさんに教えてもらいました。

クッキングシートの裏技①「包み蒸し」

秋の味覚、カボチャのほっくり包み蒸し

クッキングシートに材料を乗せて、ギャンディ包みにしたら電子レンジでチン。カボチャもほっくり蒸し上がる簡単レシピです。

■材料(3〜4人分)
カボチャ 1/2個
とうがらし 1本
バター 20g
塩・胡椒 少々

■作り方
1)カボチャを一口大に切り、皮をそぐ。とうがらしは輪切りにする。
2)1を水にくぐらせて容器にとり、塩・胡椒をふる。
3)クッキングシートの中央に、2とバターを乗せてキャンディ包みにする。耐熱皿にのせ、電子レンジ500w5分加熱する。

クッキングシートを約30cm四方になるよう切りとり、2つ折りにして三角形にする。
クッキングシートの中央に具材を乗せ、頂点から折り込む。
両端をねじって、キャンディ包みにする。

電子レンジに5分かけるだけで、3〜4人分の一品が出来上がり!

クッキングシートの裏技②「大量生産カップ」

ハムとチーズのキッシュ

クッキングシートを約10cm四方の正方形にしたら、切り込みを入れてカップケーキ型(マフィン型)に敷き込むだけ。一度に6個〜12個の大量生産ができて楽ちんです。

■材料(6人分)
卵 3個
ハム 2枚
スライスチーズ 1枚
大葉 1枚
白だし 大さじ1

■作り方
1)クッキングシートを型にセットし、ハムとチーズ、大葉を手でちぎって分け入れる。
2)容器に卵を溶き、白だしを加えて混ぜる。
3)1に2を流し、200度に予熱したオーブンで15分焼く。

約10cm四方のクッキングシートの四つ端から、切り込みを3cmほど入れる。
カップケーキ型に、紙コップの底などで押し込むときれいにセットできる。
具材を入れて、オーブンで焼くだけ。

ホイル(フライパン用)の裏技①「分割焼き」

ホイルには、フライパン用や魚焼き用など、油なしでも食材がフライパンやトレーにつかず、お料理が綺麗に仕上がるタイプがあります。今回は「クックパー®️フライパン用ホイル」を使って、フライパンで一度に2~3品を調理することができる分割焼きを紹介します。

分割焼き3品

フライパンからホイルが大きくはみ出ないように、仕切りを作ります。

具材を入れ、中火で調理します。今回は、豚肉と唐辛子、なすを一度に調理。

仕切りがあるので、味付けもそれぞれ。豚肉は生姜焼き、唐辛子はグリル、なすはオリーブオイルと鰹節と合わせて調理。

1度に3品が完成。毎回フライパンを洗う必要もないので、品数を多く作るのに便利です。

ホイルの裏技② フォンデュ

お弁当には不向きですが、ホットプレートやバーベキューなどにおすすめの裏技。ホイルを器型にしたら、液体を温めることもできるので、フォンデュができます。

チョコレートフォンデュ

ホイルを容器型に折り、チョコレートを入れます。フライパンに、容器型にしたホイルと食パンをおきます。

中火にかけ、パンがちょうどよく色づいたら、裏返して両面焼きます。さらに、チョコレートが溶けたら出来上がり。

フォンデュ鍋を用意することもなく、ピクニックなどアウトドアに良さそうです。マシュマロやフルーツをチョコレートフォンデュにしたり、もちろん、チーズフォンデュなども楽しめる裏技です。

クッキングシートとホイルの裏技を使って、お弁当作り

クッキングシートとホイルの裏技を使ってレシピを作ったら、早速お弁当に詰めてみましょう!

包み蒸しは、クッキングシートごとお弁当に入れたら、ちょうど良い仕切りになります。ホイルの分割焼きで作った他の具材を隣に入れ込んだら、ばっちり。

大量生産カップもクッキングシートごとお弁当に詰めると、スペースを作りやすくて便利です。食べる時は、クッキングシートに巻かれていることで、一人分を手にとって食べられるので重宝します。

クッキングシートとホイルの裏技を使って作ったレシピに、果物と彩りのトマトを添えただけ。ぱぱっとお弁当が完成しました。

手軽に使えてお弁当のバリエも広がる!

いつもと一味違うクッキングシートやホイルの使い方、いかがでしたか?

面倒に感じたり、マンネリになりがちなお弁当作りですが、ぜひ気軽に試せるシートやホイルの裏技を取り入れてみてくださいね。

 

記事監修

太田さちか
  • ケーキデザイナー、芸術教育士。フランスと日本で製菓を、京都芸術大学大学院で芸術を学ぶ。子どもとママのための製菓クラスやワークショップ「My little days」を主宰。子どもたちの興味や感性に寄り添う独自の世界観から提案している。かたわら、ウェディングやパーティ用のお菓子制作、雑誌やテレビ、Webなどで幅広く活躍。著書に「メレンゲのお菓子 パプロバ」(立東舎)「不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ」(マイルスタッフ)「太田さちかのサイエンススイーツ 魔法のおやつをめしあがれ」(文化出版局)などがある。

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