2022年12月、ふたご座流星群を見るチャンス!よく見える日や時間はいつ? 方角、観測時の注意点をチェック

夜空に見えるふたご座流星群。2022年は、いつ、どの時間に、どの方角に、何個くらい見えるのでしょうか。ふたご座流星群とはそもそも何かという説明とあわせて、観測時の注意点や便利グッズも紹介しましょう。

ふたご座流星群とは

流星群とは、夜空のある一点を中心として放射状に飛び出すように流星が見えること。夜空を見上げていれば、特別な望遠鏡などがなくても、肉眼でも高い確率で流れ星(流星)を見ることができます。

そして、毎年ほぼ安定的によく見られるのが三大流星群と呼ばれるもの。「ふたご座流星群」は、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」と並んで三大流星群のひとつです。

ふたご座流星群は毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られる傾向にあり、年間でも最大の流星群です。条件のいいときに慣れた観測者が観測すれば、1時間に100個近くの流星も見ることができます。

2022年のふたご座流星群の特徴

ふたご座流星群
2022年のふたご座流星群はいつ見える?

2022年のふたご座流星群の特徴としては、もっとも流星がよく見られる時刻が、日本の夜間の時間帯にあたっていること。さらに流星の数がピークになる時間帯が、日本の夜間の時刻なら、空を見上げるだけで簡単に流星を見られる可能性が高まります。

ただし、2022年のふたご座流星群の時期は、ちょうど月が下弦の手前になる頃。そのため、月明かりによって流星がやや見にくくなることが考えられます。ただ月が視界に入らない方向を見れば、流星もたくさん観測できる可能性が高まります。

2022年にふたご座流星群が見えるのはいつ?

では2022年にふたご座流星群が見えるのは、何日のどの時間帯なのでしょうか。

いちばん良く見えるのは?

2022年にふたご座流星群が極大を迎えるのは、2022年12月14日午後10時頃。流星群の極大とは、流星群の活動が活発になる時期のことで、それだけ流星が出現しやすくなります。つまり、2022年12月14日午後10時頃が、ふたご座流星群がもっとも見やすくなる時刻と言えます。

2022年にふたご座流星群が現れる時期は月が比較的明るく輝く時期にあたるとご紹介しました。そのため、夜中を過ぎると月が高く昇り、その明かりの影響で流星が見づらくなりますから、月が高く昇らない午後9時から午前0時くらいの時間帯に観測することをおすすめします。

次に良く見えるのは?

極大を迎える12月14日の前日でも、流星がよく見えます。2022年12月13日の夜から明け方にかけて観測するのがおすすめです。

2022年にふたご座流星群が良く見える方角は?

2022年にふたご座流星群が良く見える方角は?
2022年にふたご座流星群が良く見える方角は?

2022年のふたご座流星群はどの方角に見えるでしょうか。

星座を探すときは、その星座が見える方角が決まっているため、方位磁針などで方角を確認しながら観測しなければなりません。でも流星群は、空のある一点から放射状に出てくるもので、どの方向にも現れます。だから、観測に向いている決まった方角はなく、どの方角にも現れますので、夜空の広い範囲を見渡しているのがいちばんです。

ただ街中では、建物や街の明かりによって空が明るくなるため、流星が見えにくくなります。街の明かりや月明かりによって邪魔しにくい場所での観測がおすすめ。例えば、見晴らしのいい丘や河川敷など、月明かりが視界に入らない場所だと流星がよく見えるようになります。

2022年、ふたご座流星群の数は何個見える?

条件のいいときなら、1時間に100個近くの流星が見られることもあるというふたご座流星群。国立天文台によると、極大を迎える2022年12月14日午後10時頃には、空の暗い部分で観測すれば、1時間あたり40個から45個の流星が見られるそうです。

また極大の前日となる2022年12月13日の夜から明け方にかけては、1時間あたり15個程度の流星が見られると予測されています。

ちなみに、極大ではない時期や街明かりのなかで見られる流星の数は、極大期の数分の1程度とのこと。また極大を過ぎると、流星の数は急激に減少する傾向があります。

ふたご座流星群を観測するときの注意点

誰でも、特別な機器がなくても、肉眼でも見えるふたご座流星群。ただ、観測するときはいくつかの注意事項がありますので、確認しましょう。

最低でも15分は観測しよう

極大を迎えるときは、かなりの流星が見られる予測をご紹介しました。でも、例えば1時間に40個の流星が見られると言っても、それがコンスタントに等間隔で出現するとは限りません。しかも都市部のように明るい場所では、それだけの数の流星が見られるのは難しいものです。

そのため、夜空を見上げて数分程度であきらめてしまうのはもったいないもの。だんだんと暗い夜空に目が慣れていくと流星も探しやすくなります。少なくとも、15分くらいはあきらめずに観測を続けていくことがおすすめです。

椅子に座る・寝転ぶなどしよう

ふたご座流星群を観測するときによくやりがちなのが、立ったまま空を見上げること。でも流星群を観測するときは、夜空の広い範囲を見渡すことがポイント。それに最低でも15分は観測したいものですから、その体勢では首が痛くなり長時間観測できないし、見える空の範囲が限られてしまいます。

そのため、背もたれを傾けられるリクライニング付のサマーベッドに座ったり、レジャーシートを敷いて地面に寝転がったりして見るのがおすすめです。できるだけ楽な姿勢で空を観測できるようにしましょう。

また、このときに街の明かりが視界に入らないようにすることも、流星を探しやすくなるポイントです。深夜0時や2時近くになると、流星は空の真上から降ってくるように見えるようになります。

寒さ対策を万全にしよう

12月は寒い季節です。しかも夜の時間帯にじっとしたまま観察していると、想像以上に体が寒さに襲われることになります。しっかりと防寒着を着込んで、手袋、マフラー、寝袋などを用意しましょう。カイロや温かい飲み物を用意するのもいいですね。

ふたご座流星群を観測するときは、双眼鏡を使うと視野が狭くなって、逆に見えにくくなります。双眼鏡のような特別な道具は必要ありませんが、それよりも寒さ対策を万全に行っておくことが大切です。

ふたご座流星群を観測するときにあると便利なアイテム

ふたご座流星群の観測に便利なおすすめアイテムをご紹介します。

星を楽しむ 天体観測のきほん

流星群はもちろん、月食、日食、彗星などの観測のポイントをまとめた一冊です。道具は不要で肉眼でできる観測から、それぞれの天体や事象に最適なグッズも紹介しています。

充電式カイロ

USBで充電して繰り返し使えるカイロ。電源を入れるとわずか5秒で高速加熱。低温モード(30-40℃)、中温モード(45-50℃)、高温モード(45-60℃)の三段階で温度を調節できます。手でにぎってちょうどいいサイズで、普段から使えそうです。

シュラフ 収納袋付き寝袋

中綿にはダウンが入って保温性や防水性に優れた寝袋です。軽量でコンパクトに収納できて、持ち運びにも楽。防災用としても使えて便利です。

親子で流れ星を観測しよう

「流れ星を見ると、願いごとが叶う」などと言われているように、昔から流れ星はとても貴重で神秘的な存在。物語や映画などで流れ星の存在は知っていても、実際に自分の目で見たことがない子どももいるのではないでしょうか。

ふたご座流星群は毎年安定的に見られる流星群のひとつです。2022年は日本の夜間がピークと重なりますから、観察に絶好のチャンスです。ぜひ近くの見晴らしのいい場所などにお出かけして、夜空を見上げてみてはどうですか?

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文・構成/HugKum編集部

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