イラストが人気の絵本「こぐまちゃん」シリーズ
【1】『こぐまちゃんおはよう』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
こぐまちゃんの1日を描いた絵本。お子さん普段の行動と同じことをこぐまちゃんが行っていることから、お子さんが共感しやすいストーリーです。また「こぐまちゃんは じぶんで かおを あらいます」「あさごはんです いただきます」など、お子さんがまだできていなかったことには、「こぐまちゃんすごいね」と言いながら読み聞かせてみては。きっと、こぐまちゃんを真似して挑戦してくれることでしょう。
◆ママパパの口コミ
「生活が身についた」(30代・東京都・子ども2人)
【2】『しろくまちゃんのほっとけーき』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
「ぽたあん どろどろ ぴちぴち ぷつぷつ…」ホットケーキが焼けていく名場面は、ママパパ世代が子どもの頃も、今の子ども達の目も釘付けにしますよね。主人公こぐまちゃんは、2~3歳の男の子で一人っ子、しろくまちゃんという仲良しの女の子が隣に住んでいるという設定。作者のわかやまけんさんのお子さんがまさにこぐまちゃん世代だったため、そこからヒントを得ていたそう。絵にもこだわりが。こぐまちゃんの左右アシンメトリーの耳にも注目して読んでみて。
◆ママパパの口コミ
「子どもがホットケーキを作る工程のシーンがとても好きだった。 一緒に本を見ながら、ホットケーキを一緒に作った。」(30代・東京都・子ども2人)
【3】『しろくまちゃんぱんかいに』
若山憲, 森比左志/作 こぐま社
◆こんな本
ママと一緒にお買い物に行くストーリー。ポストにお手紙を出したり、通りでは車に気を付けたり、きっと日常と重なることでしょう。パンや果物を買ったあと、大きなケーキは買ってもらえず大泣きのしろくまちゃん。しろくまちゃんの気持ちとしろくまちゃんのママの気持ち、両方に共感するのでは。
【4】『たんじょうびおめでとう』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
今日はこぐまちゃんの誕生日。いろんなことが一人でできるようになりました。「ぼく 3さいに なったんだよ こぐまちゃんは ひとりで おきます はみがきも ちゃんと します かおも ちゃんと あらいます」そんなこぐまちゃんの成長した様子は、きっと子どもたちを刺激することでしょう。最後、お誕生日プレゼントの大きな箱を開けると中には…。続きは、絵本で楽しんで。
【5】『こぐまちゃんのうんてんしゅ』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
こぐまちゃんは、おもちゃのバスにまたがり運転手になって遊びます。この”ごっこ遊び”から子どもは想像の世界を広げます。高速道路や信号待ちなど日頃の経験を意外なほど緻密に記憶して遊びの中に反映させていくこぐまちゃんは、自動車好きの幼児そのまま。乗り物に興味を持ち出したらぜひ、手に取ってみては。
◆ママパパの口コミ
【6】『こぐまちゃんとどうぶつえん』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
仲良しのしろくまちゃんと動物園に行ったこぐまちゃん。長い足を開き首を下げて水を飲むキリン、鼻でリンゴを食べるゾウ、しっぽを振りまわしてうんちをするカバ…。この本では、動物たちの行動だけではなく、その特長的な動きに対して、こぐまちゃんの疑問や驚きの声も伝えています。こぐまちゃんのように、「見て、考える」そんなきっかけにもなる1冊です。
【7】『こぐまちゃんのどろあそび』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
どろんこ遊びを描いた絵本。「よく ほれる よく ほれる」と夢中で遊ぶこぐまちゃん。でも、上手に作っていっぱい並べた泥だんごを、しろくまちゃんがピョンピョン踏んで壊してしまい、けんかになってしまいます。どうやって仲直りするのでしょうか。続きは絵本の中で…。
【8】『こぐまちゃんありがとう』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
こぐまちゃんはパパやママのお手伝いをして「ありがとう」といわれています。ところが、後半、こぐまちゃんは迷子に! こぐまちゃんを助けてくれたおじさんに、こぐまちゃんから「ありがとう」と言います。「ありがとう」を自然に子どもに教えたいときにおすすめの絵本です。
【9】『こぐまちゃんおやすみ』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
「ねるまえに はを みがくの ぼくしっているんだ おかあさんに いわれないうちに、みがいちゃおう」歯みがき、着替え、トイレ…寝る前の生活習慣のしつけをこぐまちゃんがさり気なく教えてくれます。また、パパと遊んだり、ちょっと甘えたい気持ちなど、幼い子どもが上手に口にできない内面、満足して眠りにつくこぐまちゃんの様子などから、親子で心温まる絵本になっています。
【10】『こぐまちゃんいたいいたい』
わかやま けん/作 こぐま社
◆こんな本
大人が「けがしますよ!」といっても言われた本人はピンとこない、そんな子のための絵本。積み木が足にコツン、階段から落ちて痛い、お団子の串で口をさして…と失敗続きのこぐまちゃんに、子どもは声援を送りながら一緒に考え、気を付けることをこぐまちゃんの教えるとともに、絵本から危険を学ぶことでしょう。
◆ママパパの口コミ
贈り物におすすめ「こぐまちゃん」絵本セット
【1】『はじめてのこぐまちゃん 3冊セット』
わかやま けん/作 こぐま社
◆おすすめポイント
「こぐまちゃんえほん」のミニサイズであかちゃん版。明るくきれいな色、単純で美しい線はそのままに、丈夫で良質な厚紙を使用し、角も丸い小型のボードブック。手のひらサイズなので、お出かけにも持って行ける絵本です。
【2】『こぐまちゃんえほん(15冊セット)』
若山憲/作 こぐま社
◆おすすめポイント
「“日本の”子どもがはじめて出会う絵本」として誕生し、「こぐまちゃんえほん」シリーズとして世代を超えて圧倒的支持を受けているロングセラー絵本。厳選したお話をセットにしました。出産祝いのプレゼントにもおすすめです。
文・構成/HugKum編集部