和風の前菜レシピ
【1】きのこの煮浸し風
耐熱容器に材料を入れたらレンジでチン!とするだけ。かつお節としめじの風味が広がります。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
しめじ 100g(正味約80g)
【A】
かつお節 3g
水、みりん 各大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れ、石づきを取ってほぐしたしめじを入れる。ラップをふんわりかけて電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱。そのまま冷ます。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【2】ひじきのツナ煮
ツナ缶のうまみで「だし」いらず!野菜、海藻、魚、豆……。栄養がギュッと詰まったこの一品は冷蔵で3日程度保存可能。常備菜として毎日食べたい。
◆材料
(作りやすい分量)
芽ひじき(乾燥) 15g
にんじん 3㎝
ツナ缶 1缶(80g)
大豆(ドライパック) 50g
【A】
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
◆作り方
【1】鍋にたっぷりの湯を沸かし、ひじきを入れてひと混ぜして火を止める。2~3分おいてざるに上げ、さっと洗う。にんじんはせん切りにする。
【2】【1】の鍋に油をきったツナ缶、大豆を入れ、【1】のひじきを戻し入れ、【A】を加えて中火にかけ、4~5分炒め煮にする。
【3】【2】ににんじんをのせ、フタをして2分ほど弱火で蒸し煮にし、ひと混ぜする。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【3】かぼちゃのレンジ甘煮
かぼちゃの煮物はレンジを使ってスピード調理!最初に砂糖をまぶしてしっとり仕上げます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ 1/4個
砂糖 大さじ2
【A】
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
水 3/4カップ
◆作り方
【1】かぼちゃはワタを除いて一口大に切り、耐熱容器に入れ、砂糖をまぶし、【A】を加えて、ふんわりラップをかける。
【2】【1】を電子レンジで6分加熱し、軽く混ぜてさらに1~2分加熱する。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした 簡単で栄養バランスのとれた料 理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2015年8月号
クリスマスメニューに合う前菜レシピ
【1】スタッフドエッグ
楽しくおいしいクリスマスデコに子どもたちも大喜び!
◆材料
(8個分)
ゆで卵 4個
【A】
マヨネーズ 大さじ1
カレー粉、塩 各少々
グリーンピース(冷凍)、ゆで人参、サラダ菜 各適量
◆作り方
【1】ゆで卵は横半分に切り、取り出した黄身をつぶして【A】を混ぜ合わせる。
【2】グリーンピースは解凍し、ゆで人参は小さい星型で抜く。
【3】【1】の黄身を8等分に分け、白身に詰めて【2】を飾る。サラダ菜とともに盛る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデのセンスにも定評がある。一男一女のママ。
『めばえ』2019年1月号
【2】パンツリー
楽しくおいしいクリスマスデコに子どもたちも大喜び!
◆材料
(2~3人分)
【いちごジャムバター】
サンドイッチ用食パン 1/2枚
バター、いちごジャム 各適量
キャンディーチーズ 2個
【ガーリックパセリバター】
サンドイッチ用食パン 1/2枚
バター、パセリのみじん切り、ガーリックパウダー 各適量
ウインナー(1.5cm長さに切る) 2個
◆作り方
【いちごジャムバター】
【1】食パンにバターを薄く塗って、さらに半分(1/4枚)に切る。
【2】【1】をそれぞれ4等分に切って三角形を8枚作る。それぞれの片面にイチゴジャムを塗って4枚ずつ重ね、チーズとともにピックで刺す。
【ガーリックパセリバター】
【1】食パンにバターを塗り、パセリとガーリックパウダーをふりかけて、予熱したトースターでカリッと焼く。
【2】いちごジャムバターと同様のサイズに切って4枚ずつ重ね、ウインナーとともにピックで刺す。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデのセンスにも定評がある。一男一女のママ。
『めばえ』2019年1月号
【3】カラフルスペイン風オムレツ
緑や赤のクリスマスカラーで卵をおいしくデコレート。
◆材料
(作りやすい分量)
ブロッコリー 60g
赤パプリカ 1/3個(正味40g)
ベーコン(ブロック) 60g
卵 3個
【A】
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1/2
塩 少々
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、熱湯(分量外)に塩を加えて2分30秒ほどゆでて冷ます。赤パプリカ、ベーコンは1cm角に切る。
【2】ボウルに卵を溶きほぐし、【1】と【A】を入れ混ぜる。
【3】直径約18cmのフライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】を流し入れる。大きく混ぜ、半熟になったら弱火にし、蓋をして2~3分蒸し焼きにする。裏返し、もう一度蓋をして2~3分蒸し焼きに。食べやすい大きさに切って器に盛る。
◆ポイント
蒸し焼きでふっくら!蓋をして蒸し焼きにすることで、ふっくらと仕上がる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。
『めばえ』2020年1月号
【4】プチ・オードブル
キュートな見た目にゲストから歓声が上がる!
◆材料
(作りやすい分量)
【マッシュうさぎ】
【A】
じゃがいも 1個(150~160g)
粉チーズ 大さじ1
牛乳 大さじ2~3
塩 少々
うずらの卵(水煮) 6個
黒いりごま、スライスアーモンド、ピンクペッパー、パセリ 各適量
【ミニトマトカップ】
ミニトマト 14~16個
【B】
きゅうり(みじん切り) 1/4本分
粒コーン 大さじ1
ツナ缶 1/3缶(約20g)
カッテージチーズ(裏ごしタイプ) 30g
◆作り方
【1】【マッシュうさぎ】じゃがいもは洗ってラップで包み、電子レンジ(600Wの場合)で3分加熱する。粗熱が取れたら皮をむいてつぶし、【A】を混ぜる。6等分してうずらの卵にかぶせ、うさぎの形にする。
【2】黒ごまで目、トースターで2分ほど焼いたアーモンドで耳、ピンクペッパー、パセリでしっぽをつける。
【3】【ミニトマトカップ】ミニトマトは上部を少し切り落とし、中身をくりぬく。
【4】コーン、ツナはキッチンペーパーで水気を吸い取り、その他の【B】と混ぜて【3】に詰める。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【5】トマトクリームのツリーカナッペ
クリスマスツリーを意識した前菜のカナッペ。パセリを散らしてモミの木のイメージに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生クリーム 100cc
トマトペースト 大さじ1
塩 小さじ1/3
パセリ 少々
クラッカー 3枚
◆作り方
【1】ボウルに【A】を合わせ、軽く角が立つまで泡立て、星形の口金をつけた絞り出し袋に詰める。
【2】クラッカーに【1】をツリーの形になるよう絞り出し、ちぎったパセリを飾る。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、 おいしくて、センスのいい レシピが人気。双子 の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2015年1月号
【6】クリスマスサラダ
プチトマトのサンタに、ブロッコリーポテトサラダのツリー。雪の結晶を添えて。
◆材料
(作りやすい分量)
<ミニトマトサンタ>
ミニトマト 24個
じゃがいも 5個(500g)
【A】
マヨネーズ 大さじ5
粉チーズ 大さじ5
黒ごま・うずらのゆで卵・パスタ 各適量
<ブロッコリーツリー>
ブロッコリー 1株
マッシュポテト ミニトマトサンタの残り
クラッカー 適量
<れんこんの雪の結晶>
れんこん 400g
紫玉ねぎの薄切り(色付け用) 1/4個分
すし酢(市販) 1/2カップ
◆作り方
【1】<ミニトマトサンタ>
じゃがいもを熱湯でゆでて、皮をむき、つぶして【A】を混ぜる。
【2】ミニトマトは上部1/3で切り、中身を くりぬいて、【A】の2/5を均等に詰める(【1】 の残りはブロッコリーツリーに使用)。 黒ごまで目をつけ、切った上部とうずらのゆで卵を帽子にし、パスタで留める。
【3】<ブロッコリーツリー>
ブロッコリーは小房に分けて、柔らかめにゆでる。【2】の残りのマッシュポテトとあわ せて、つぶしながら混ぜ、クラッカー に木のように盛る。
【4】<れんこんの雪の結晶>
れんこんを 1cm幅の輪切りにし、中心を残して丸 く型抜きする。耐熱ボウルにすべての 材料を入れてラップをかけ、電子レン ジで2分加熱する。全体を混ぜ、さら に1分加熱する。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理 家、フードコーディネー ターとして料理雑誌や広 告、メニュー開発など、幅 広い分野で活躍中。女の子のママ。
『ベビーブック』2017年1月号
構成/HugKum編集部