【アンケート結果】「子どもがやりたがること」といえば?
さっそくここからは、ママパパたちから寄せられた「こどもがやりたがること」をランキング形式で発表! 「あるある!」と頷いてしまうような回答が多数ランクインしました。
調査媒体:小学館『ベビーブック』(2023年06・07月合併号)
設問 :おうちの中や外出時にお子さんがやりたがることがあれば、具体的にお書きください。
【1位】リモコンを押したがる・触りたがる・操作する(144票)
多くのママパパから寄せられ堂々の1位となったのが、「リモコン」に関するもの。
幼い子どもって、なぜかボタンが大好きですよね。特に、押せば本機がわかりやすいリアクションを返してくれるテレビやエアコンのリモコンのボタンは、子どもにとっては非常に魅力的なおもちゃのようです。
【2位】エレベーター・エスカレーターに乗りたがる(130票)
2位は「エレベーターやエスカレーターに乗りたがる」というものでした。
乗っているだけで移動できるエレベーターやエスカレーターは、子どもにとってはちょっとしたアトラクション。揺れや振動の感覚が、楽しいものなのかもしれませんね。
【3位】スマホ・タブレットをいじりたがる(119票)
「スマホ・タブレットをいじりたがる」は3位に。
大人がいつも持ち歩いていて、触れば画面が光るスマホやタブレットも、子どもにとってはなんともミステリアスなアイテム。大人の目を盗んでは、なにかと触ろうとするお子さんは多いのではないでしょうか。
【4位】スイッチやボタンを押したがる(71票)
4位には「スイッチやボタンを押したがる」がランクインしました。
子どもが好きなスイッチやボタンは、リモコンに限りません。お風呂や空気清浄機の電源等々…さまざまな電子機器をなにかとON/OFFされてしまうご家庭はきっと多いはず。
【5位】鍵(家の鍵)を持ちたがる・鍵を開け閉めしたがる(53票)
5位は「鍵を持ちたがる・鍵を開け閉めしたがる」といった、鍵に関するものでした。
手先が器用になってくると、ちょっぴり難易度の高い、鍵の開け閉めにも好奇心が向かいがちに。先端が尖っているだけでなく、清潔ではない場合が多いので、口に入れないように注意したいところですね。
【6位】電気(蛍光灯・照明)のスイッチを消したがる・点けたがる(50票)
6位は「電気(蛍光灯・照明)のスイッチを消したがる・点けたがる」でした。
ボタンを押す楽しさに加えて、部屋が明るくなったり、暗くなったりと、大きなリアクションを返してくれる電気のスイッチは、子どもにとってはなんとも楽しい遊び道具! 背がのびてあらゆるスイッチに手が届くようになると、自宅中の電気を消されてしまう、なんてことも。
【7位】カート(ショッピングカート)を押したがる(32票)
「カート(ショッピングカート)を押したがる」は7位に挙がりました。
スーパーやショッピングセンターで大人が押しているカートは、子どもの目には歩行器おもちゃのように映るのかもしれませんね。やりたい、とせがまれて困った経験のあるママパパ多数。
【7位(同率)】大人の真似をしたがる・大人が使っている物を触りたがる(32票)
同率で7位にランクインしたのは、「大人の真似をしたがる・大人が使っている物を触りたがる」でした。
スマホやカートに限らず、大人が使っているものを触りたがったり、大人の真似をしたがったりする子も珍しくないですよね。大人はいいのに、子どもはどうしてだめなのと聞かれて、返答に困ってしまったことがある方もいるのではないでしょうか。
【9位】バスのボタンを押したがる(28票)
「バスのボタンを押したがる」は9位にランクインしました。
一回のバス乗車で一度きりしかない、降車ボタンを押すタイミング。押してみたいと思うのは、多くのお子さんに共通することのようですね。子どもの頃、同じく降車ボタンを押したがった記憶があるママパパもきっと少なくないはず。
【10位】ワイパーやコロコロ、雑巾で掃除を真似したがる/掃除機をかけたがる(25票)
「ワイパーやコロコロ、雑巾で掃除を真似したがる/掃除機をかけたがる」は10位に。
お子さんがやりたがる大人の真似のなかでも、特に「あるある」なのが「掃除」。ワイパーやコロコロ、雑巾など、子どもには馴染みのないアイテムを使って作業している大人の姿は、 子どもの好奇心を刺激するようです。
【11位】料理の手伝い・料理をしたがる(23票)
11位は「料理の手伝い・料理をしたがる」。
大人が毎日やっている「料理」もまた、子どもが憧れる行いのひとつ。「野菜をちぎる」「種を取る」といった、刃物を使わずに安全にできる作業であれば、お子さんに手伝ってもらうのもアリではないでしょうか。
過去の記事では、料理のお手伝いのおすすめ作業を、年齢別にご紹介しています。ぜひ、参考にしてみては。
▼関連記事はこちら
【12位】セルフレジやキャッシュレスの決済をやりたがる・触りたがる(22票)
12位は「セルフレジやキャッシュレスの決済をやりたがる・触りたがる」。バーコードをかざすと「ピッ」と音の鳴るセルフレジやキャッシュレス決済もまた、子どもにとっては「楽しそう」な代物ですよね。
【12位(同率)】外では草や花、土を触る・外の物に触りたがる(22票)
「草や花、土を触る・外の物に触りたがる」は同率で12位に。外の世界には、子どもの目を引くものがいっぱいあります。なんでもかんでも触ろうとするので、いっときも子どもから目が離せないというご家庭が大半です。
【12位(同率)】自動販売機のボタンを押したがる(22票)
「自動販売機のボタンを押したがる」も同率で12位となりました。今回のランキング結果だけでもすでに複数回挙がっている「ボタン」は、やはり子どもの好奇心を刺激するもの。なかでも、押せば飲み物が出てくる自販機は、子どもには魔法の機械のように見えるのかもしれません。
【15位】引き出しを開けたり閉めたりしたがる(21票)
15位は「引き出しを開けたり閉めたりしたがる」。子どもの引き出しの開け閉めは、大人にとっては「何が楽しいの?!」と不思議に思う遊びのひとつ。中身が見えたり見えなくなったりするさまが、「いないないばあ」のようで楽しいのかもしれないですね。
【16位】なんでも触りたがる(20票)
16位は「なんでも触りたがる」でした。乳幼児期は、とにかくなんでも触って、質感や感触を知りたがる時期でもあります。ある程度は触らせてあげたいものの、危険はないかと常に心労は絶えませんよね。
【17位】高いところに登る・色々なところに登りたがる(19票)
17位には「高いところに登る・色々なところに登りたがる」が挙がりました。
テレビ台や本棚など、「どうしてそんなところに?!」とびっくりしてしまうような危険な場所に登ろうとする子も多いですよね。何度言ってもわかってもらえず、頭を抱えてしまう場合もあるのではないでしょうか。
過去記事では、子どもの家庭内事故の予防と対策をまとめています。なにかが起こる前に、あらかじめ対策をしておきましょう。
▼関連記事はこちら
【18位】自動販売機の取り出し口を開けたがる・触りたがる(18票)
18位は「自動販売機の取り出し口を開けたがる・触りたがる」。ここから飲み物が出てくるのを一度目撃してしまった子は、「今日も出てくるかな?」と期待してしまうものなのかもしれません。期待に応えてつい買ってしまったことのあるママパパも少なくないかも?
【19位】ドアの開け閉めをしたがる(17票)
「ドアの開け閉めをしたがる」は19位に。ドアを開けたり閉めたりして、無限に遊べる子も多いですよね。こちらも「いないいないばあ」のような感覚なのでしょうか。なかには、ほんの少し部屋の扉が開いていただけでも、見つけて閉めに行くような几帳面な子も!
【19位(同率)】食事の際に家族の皿やコップを並べたがる・食器を触りたがる
同率で19位となったのは、「食事の際に家族の皿やコップを並べたがる・食器を触りたがる」でした。
大人の真似をしつつ、お手伝いもしてみたい年頃の子にとって、お皿を並べるのは「自分にもできそう」な作業のひとつ。割れにくい食器や紙コップなど、安全でお子さんにもできる工夫をして、作業を分担するのも良いですね。
その他にも「あるある」な回答がたくさん
その他にも「車のハンドルを触りたがる」「お化粧をしたがる」「交通系ICをタッチしたがる」のような“あるある”な回答が多数寄せられました。やはり子どもはどうしても大人の真似をしたがるものなんですね。
なかには、「冷蔵庫の扉の開け閉めをしたがる」「水道を出したがる」「紙をビリビリ破りたがる」等々、“地味にやめてほしい…!泣” 回答も散見されました。
「ボタン」「大人の真似」関連多数! 子どもの好奇心旺盛さを痛感する結果に
今回は、1000人のママパパから寄せられた「子どもがやりたがること」をランキング形式でお伝えしてきました。
全体的に、「ボタン」「大人の真似」関連の回答が多く見られましたが、子どもの好奇心の旺盛さが伝わってくる結果になりましたね。「ウチの子もそれやる…!」と共感できる回答はありましたか?
アンケートを実施したのは・・・
小学館の知育雑誌『ベビーブック』は、毎月1日発売。遊び・しつけ・知育が1冊にぎっしりとつまっています! アンパンマン、きかんしゃトーマス、いないいないばあっ!など人気キャラクターがお子さんの笑顔を引き出します。はってはがせるシール遊びや、しかけ遊びでお子さんも夢中になることまちがいなしです。
あなたにはこちらもおすすめ
文・構成/羽吹理美