「イヤイヤ期」の園児に、保育園ではこんな風に対応しています。効果テキメンの伝え方【現役保育士マンガ】

現役保育士の月野あさひです。保護者から、子どもの叱り方が分からないという話をされたことがありました。そこで、今回は「イヤイヤ期の保育園での対応」についてお話しようと思います。

前回の記事はこちら

【現役保育士マンガ】叱るポイントは「感情的にならない」こと。園であった実例もご紹介
叱り方が分からない Kくんは、働く車が好きな2歳の男の子。 登園して自由遊びのときに 車を並べて遊んでいました。 ...

何でも「イヤ!」で大変な「イヤイヤ期」! 保育園ではこうしています

今回は「魔の2歳児」とも言われる、イヤイヤ期についてお話しようと思います。Aちゃんは保育士の言葉に何でも「イヤ!」という2歳の女の子。

例えば、午前のおやつの時間になると……。


そう言って、手洗い場の反対方向へ行くAちゃん。そんなときは、どんな声掛けをするか考えます。

お手伝いをお願いしてみました。


すると「やる!」と目を輝かせて、保育士と一緒に給食室まで取りに行くAちゃん。

おやつの入った袋を持って戻ってきて、


その場にいる保育士みんなから褒められて嬉しそうな顔に。

そのあとご機嫌な様子で手洗いをして、おやつを食べました。


他にも、

「おやつ食べたら、この絵本読むんだけどな〜」

と言って絵本を見せるなど、これから起こる楽しいことを知らせたり、保育士もさまざまな方面からアプローチしていきます。

2歳くらいだと、まだ耳からの情報だけでは想像しにくいので、

「今日のおやつは、これなんだ!」

と、おやつや絵本などの実物を見せますそうすると理解することが出来、やるべきことが伝わりやすいので、おすすめです。

また、トイレに行くのを嫌がったKちゃんには……こんな風に対応をしました。


オムツに絵を描く作戦!

ストレートに伝えても、素直にやってくれないイヤイヤ期。

そんなときは、その先に「楽しいこと」があると分かると、やる気になってくれることが子どもたちは多いんですよね。ぜひ、ご家庭でもためしてみてください♪

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このマンガをかいたのは…

月野あさひ|
保育士・イラストレーター
保育士は8年目。長女、長男、次女、夫の5人暮らし。

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