【佐賀銘菓15選】丸房露(まるぼうろ)やブラックモンブランなど、ソウルスイーツの人気土産をセレクト

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吉野ヶ里遺跡や嬉野温泉、唐津城などで知られる佐賀県。佐賀県には、古くから親しまれている南蛮菓子や伝統的な和菓子など、おいしい銘菓がたくさんあります。この記事では、「古き良き銘菓編」「ソウルスイーツ編」「佐賀名物を使ったお菓子編」の3つのジャンルの銘菓をご紹介します。

佐賀銘菓とは

佐賀市は、「シュガーロード」とも呼ばれる長崎街道の街道沿いにありました。そのため、江戸時代から砂糖文化や菓子文化が伝わり、丸房露や羊羹などの伝統銘菓が多く残っている土地です。近年では、いちごや玉ねぎ、いかといった特産物を用いた銘菓も続々と誕生しています。

大隈重信も愛したお菓子から、きのこをモチーフにした饅頭まで│佐賀銘菓【古き良き銘菓編】

佐賀県を代表する銘菓には、大隈重信も愛したお菓子から、きのこをモチーフにした饅頭、2つの佐賀銘菓を同時に食べられるお菓子まで、いろいろあります。どんなものがあるのか見てみましょう。

丸房露(まるぼうろ)

佐賀県を代表する銘菓のひとつ「丸房露」。小麦粉、卵、砂糖といった材料を混ぜ、焼いた南蛮菓子です。

銘菓ポイント

創業1639年の「鶴屋」の「丸房露」は、 鶴屋二代目太兵衛が南蛮渡来の製法を学び、代々改良を加え、現代に受け継がれた伝統菓子。佐賀七賢人である大隈重信も愛したお菓子といわれています。

「丸房露」

たまごのやさしい風味は飽きのこないおいしさ。誰からも愛されるお菓子です。

村岡屋 さが錦

「さが錦」は、小麦粉、山芋、卵、砂糖、小豆餡を原料にした「浮島」と呼ばれる柔らかい生地を、チョコレートをつなぎにバームクーヘンでサンドしたお菓子です。

銘菓ポイント

肥前鹿島藩大名・鍋島家に伝わる伝統織物「佐賀錦」。その佐賀錦の気品ある華やかさと風合いをイメージしたお菓子です。

「村岡屋 さが錦」

和と洋が織りなすお菓子「さが錦」は、美しい断面も魅力。緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶とも相性抜群です。

小城羊羹

小城市の銘菓である「小城羊羹」は、切り羊羹、昔羊羹とも呼ばれる昔ながらの製法で作られた羊羹です。

銘菓ポイント

通常の羊羹と小城羊羹の違いは、切り分けられていること。そのことで、羊羹の表面が砂糖の結晶でおおわれ、外はしゃりっと、中はしっとりとした食感が生まれるのが特徴です。

「桜月堂 こつぶたちようかん」

昔から伝わる周りがかたいタイプの羊羹を、食べやすい一口サイズにした逸品。小豆の「煉」、大手芒の「白」、抹茶を加えた「抹茶」の3つの味が堪能できます。

シベリア

「シベリア」は、小城羊羹をカステラで包んだお菓子です。

銘菓ポイント

長崎から佐賀を通じて、各地へ伝わったカステラと羊羹。どちらも九州ではなじみのあるお菓子を、ふたつ同時に食べられるお菓子が「シベリア」です。

「シベリア」

柔らかなカステラの食感と、羊羹の味と香りの広がりが楽しめます。かわいらしいパッケージもポイント!

松露饅頭

唐津市を代表するお菓子「松露饅頭」。あっさりした味のこしあんを薄いカステラ生地に包んで焼き上げたおまんじゅうです。

銘菓ポイント

「松露饅頭」は、唐津の虹の松原に自生したきのこの一種、松露をモチーフにしています。そのころころとした姿に似ていることが名前の由来です。

「大原 松露饅頭」

ころんとしたフォルムがかわいらしい。カステラとあんこの和と洋の組み合わせを味わえるおまんじゅうです。

地元の人が愛してやまない、これぞ名品│佐賀銘菓【ソウルスイーツ編】

佐賀県には、地元の人が愛してやまない「ソウルスイーツ」もたくさんあります。ここでは5つほどご紹介していきましょう。

白玉饅頭

「白玉饅頭」は、もちっとした皮で上品な甘さのあんこが包まれてるおまんじゅうです。

銘菓ポイント

「九州の嵐山」と呼ばれる川上峡。そのほど近くにある「元祖 吉野屋」は、明治15年創業の老舗菓子店です。「白玉饅頭」は創業当時から変わらぬ製法でを作り続けられており、川上峡名物として多くの人に愛されています。

「白玉饅頭」

もちもちとした弾力のある皮に、上品なあんこの味わい。佐賀県産のうるち米と北海道産の小豆の素材の味が感じられます。

花ぼうろ

あんずジャムを、バターの香り高いリッチな生地でサンドしたお菓子が「花ぼうろ」です。

銘菓ポイント

長崎の雲仙地方では、冬のよく晴れた日の朝に山の木々に霧氷がついていることがあります。この霧氷を地元の人は「花ぼうろ」と呼び、古くから愛でてきました。淡く幻想的な花ぼうろの姿を表現したお菓子です。

「花ぼうろ」

しっとり柔らかい口あたりと、さっと溶ける口どけのよさ。やさしくふんわりとした味わいに、心温まります。

ブラックモンブラン

「ブラックモンブラン」は、ザックザク食感のクランチとチョコに、サッパリとしたバニラアイスを組み合わせたバーアイスです。

銘菓ポイント

佐賀県小城市にある「竹下製菓」。竹下製菓の代表的なアイスが「ブラックモンブラン」です。「ブラックモンブラン」は佐賀だけでなく、九州や山口の人たちにも幼い頃から親しまれているソウルアイスです。

「ブラックモンブラン ファミリーパック」

「ブラックモンブラン」「がんばれ!!トラキチ君」「ミルクック」「おゴリまっせ」など6種類のアイスが楽しめるパックです。

生つつじ餅

「生つつじ餅」は、自家製あんを柔らかくもちもちっとした生地で包んだお菓子です。

銘菓ポイント

佐賀県三養基郡基山町の観光名所である大興善寺。この大興善寺には、およそ7万5000平方メートルの境内の裏山一帯に、約5万本ものつつじが植えられている「つつじ寺」です。「生つつじ餅」は、そんな大興善寺の山裾に広がるつつじをイメージて作り上げたお菓子です。

「生つつじ餅」

素朴な味わいが魅力で、ひとくち食べればまたひとくちと、どんどん食べ進んでしまいまいます。

いまりのふんわりくっきい

「いまりのふんわりくっきい」は、和三盆のクッキーです。ほろほろと口の中で消えていくような食感を楽しめます。

銘菓ポイント

「いまりのふんわりくっきい」の特徴は、伊万里の特産の農作物である梨、黒米、茶、紅茶、さがほの香を使っていることです。また、2017年には、全国菓子大博覧会で厚生労働大臣賞受賞しています。

「いまりのふんわりくっきい」

梨、黒米、茶、紅茶、いちごの5種類の味が楽しめます。

「さがほのか」、呼子のいか、有田焼…名物がモチーフ│佐賀銘菓【名物を使ったお菓子編】

佐賀の名産品には、農作物や海の幸のほかに、焼きものもあります。そんな佐賀名物を使ったお菓子を紹介します。

佐賀県で生まれたいちご「さがほのか」を使ったお菓子も

いちごジュレ

「いちごジュレ」は、1瓶に約4~5個の「さがほのか」を使ったぜいたくなジュレです。

銘菓ポイント

「さがのほか」は、佐賀県生まれのいちごです。特徴は、果実が大きく、酸味はおだやかで甘く、果肉がしっかりしていること。そんな「さがほのか」を使っている「いちごジュレ」は、まるで苺を食べているような味わいです。

「いちごジュレ6個セット」

そのまま食べればジュレとして、冷凍すればシャーベットに。トーストにジュレをのせて食べてもおいしいです。

佐賀のたまねぎポテトチップ

「佐賀のたまねぎポテトチップ」は、佐賀県産の玉ねぎを使って作られたポテトチップです。

銘菓ポイント

玉ねぎの生産量全国2位を誇る佐賀県。佐賀県の玉ねぎは、甘くてやわらかいのが特徴です。そんな佐賀県産玉ねぎを使用している「佐賀のたまねぎポテトチップ」は、玉ねぎほんらいの旨味が感じられます。

「佐賀のたまねぎポテトチップ」

玉ねぎの風味とポテトチップスの相性が抜群!ザクザクとした食感もあいまって、あとを引くおいしさです。

いか鉄ちゃん

いかをそのまままるごと鉄板焼きにし、バリバリに焼き上げたお菓子です。おやつとしても、おつまみとしても楽しめます。

銘菓ポイント

佐賀県唐津市呼子町は、いかの名産地。お土産として人気があるのが、この「いか鉄ちゃん」です。

「いか鉄ちゃん」

パリパリの食感と、いかのおいしさをダイレクトに味わえます。

有田焼チーズケーキ

佐賀県有田町で製造される磁器「有田焼」。このチーズケーキは、有田焼の器に入っているのが特徴です。

銘菓ポイント

有田駅の当時の駅長の呼びかけにより、町おこしのためにお土産として生まれた商品が「有田焼チーズケーキ」です。販売実績約10万個を突破したことからもわかるように、かなり人気があります。

「有田焼チーズケーキ」

口の中でとろけるような食感が味わえるチーズケーキです。食べ終わったあとの器は再利用できます。

佐賀ん 酒びたしカステラ

「佐賀ん 酒びたしカステラ」は、カステラに佐賀の日本酒をひたしたお菓子です。

銘菓ポイント

佐賀県は、九州随一の酒どころといわれ、多くの銘酒があります。そんな銘酒をカステラで飲み比べならぬ「食べ比べ」ができるのが特徴です。

「佐賀ん 酒びたしカステラ 8種入」

「肥前杜氏」「窓乃梅」「宗政」などの8つの佐賀の日本酒を浸したカステラです。口にふくむと、日本酒の芳醇な香りが広がります。

昔ながらのものも新しい味も!食べてみたい佐賀銘菓がたくさん

佐賀銘菓の「丸房露」や「小城羊羹」は、古くから人々に愛され続けています。また、古くから親しまれている銘菓だけでなく、特産品を使った新しいお菓子も続々と誕生しているのもポイントです。機会があればぜひ食べてみてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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