目次
北海道はスイーツの宝庫
小豆、乳製品、卵、小麦粉……。お菓子の主な原料の多くは、北海道で作られています。だから北海道ではおいしいスイーツがたくさん生まれていても、不思議ではありませんよね。そんな北海道ならではのご当地スイーツをご紹介しましょう。
やっぱりはずせない基本はこれ!│北海道スイーツ【定番編】
北海道スイーツといえばはずせない名店の品からチェックしましょう。
ロイズ (ROYCE)生チョコレート
北海道産の生クリームをたっぷり使った生チョコレートは、口に入れるととろけるような食感が魅力。幸せを感じられるスイーツです。
人気のポイント
北海道スイーツといえば、生チョコレートをチェックしないわけにはいきません。そして、生チョコレートといえば「ロイズ」がやっぱり有名ブランドです。
「ロイズ(ROYCE)生チョコレート」
さまざまなフレーバーの生チョコレートがありますが、こちらはスタンダードな「オーレ」。ミルクチョコレートに、北海道の生クリームをブレンドし、チェリーマルニエリキュールで風味付けしています。
六花亭 マルセイバターサンド
北海道産生乳100%とたっぷりのミルクやバターを使った「マルセイバターサンド」は、北海道土産の定番。やさしい味わいとレトロなパッケージで、誰からも愛される名品です。
人気のポイント
北海道を代表する菓子メーカーのひとつ「六花亭」。帯広を本店に、北海道産の原料を中心にしたさまざまなスイーツを作っており、六花亭を代表するスイーツが「マルセイバターサンド」です。
「六花亭 マルセイバターサンド」
特製バタークリームにたっぷりのレーズンを加え、専用小麦粉で作られたビスケットでサンドしています。
柳月 三方六
「三方六(さんぽうろく)」は、北海道に生息する白樺の薪に見立てたバウムクーヘン。周囲にホワイトチョコとミルクチョコをかけています。
人気のポイント
バター、砂糖、小麦粉はすべて北海道産。北海道河東郡音更町に本店がある「柳月」が手がけているお菓子で、長いこと人々に愛されてきたロングセラーです。
「柳月 三方六」
生地を休ませながら焼いているため、独特のしっとり感が生まれているそう。手間と時間をかけて作られたバウムクーヘンです。
ルタオ ドゥーブルフロマージュ
口にふくむと、まるで雪のようにとろける口どけの良さ。「奇跡の口どけ」と言われるほどで、北海道内の人も北海道外の人もファンが多いそう。
人気のポイント
小樽で生まれた洋菓子店「ルタオ」が手がけるスイーツ。生クリームの原料となる生乳はすべて北海道産を使用しています。
「ルタオ ドゥーブルフロマージュ」
イタリア産マスカルポーネチーズと、重厚な風味のオーストラリア産クリームチーズを厳選。レアチーズケーキとベイクドチーズケーキの2層仕立てです。
石屋製菓 白いロールケーキ
北海道に降る真っ白な雪のような美しさ。白い生地で、白いクリームを巻いた、その名も「白いロールケーキ」です。
人気のポイント
北海道土産の代表格「白い恋人」でおなじみの「石屋製菓」が手がけるスイーツです。「白い恋人」をイメージさせる、ホワイトチョコレートにこだわって2003年に生まれました。
「石屋製菓 白いロールケーキ」
真っ白なクリームには、ホワイトチョコレートの粒が入っています。白色になるように、卵黄を使わずに作られたふわふわの生地でやさしく包んでいます。
花畑牧場 生キャラメル
火加減が命というように、職人が丁寧に手作りして、極上のくちどけの「生」の味わいを作り出しています。
人気のポイント
タレントの田中義剛が北海道・十勝に開いた「花畑牧場」。さまざまな商品を作っていますが、中でもヒットとなったのが、この生キャラメルです。
「花畑牧場 生キャラメル」
口に入れた瞬間に溶けていくおいしさ。「生」だからこそ楽しめる極上の味わいです。
地元産小豆を使った和スイーツも!│北海道スイーツ【和菓子編】
北海道は、小豆などの和菓子の原料もたくさん作られています。北海道の人気&おすすめ和菓子をご紹介しましょう。
どどらー
十勝産あずきをびっくりするほど、めいっぱい詰めたどら焼き。小豆好きが「一度は食べたい」と思うスイーツです。
人気のポイント
小豆は北海道十勝産。創業90年以上の北海道の老舗店「わかさや本舗」が作っているお菓子です。
「どどらー」
北海道産の小麦粉でふっくらと焼いた生地で、粒あんをサンド。迫力満点の見た目です。
北海道あんぽてと
スイートポテトとあんこをミックスしたような味わいの「北海道あんぽてと」。まるで生チョコレートのようななめらかさです。
人気のポイント
「わかさいも本舗」で秋だけに発売される「皮付きスイートポテト」を再現するべく生まれたスイーツ。北海道産生クリームとバターをたっぷり使った自家製のサツマイモ餡と、北海道産小豆を使用した自家製の小豆餡をミックスしています。
「北海道あんぽてと」
北海道のおいしさがぎゅぎゅっと詰まったようなお菓子。あんこやさつまいも、スイートポテトが好きな方におすすめ。
北菓楼 開拓おかき
北海道産のもち米を主役に、北海道産の塩で味付した「開拓おかき」。もち米を精米するところから、おかきができあがるまで、7日間の時間をかけて、丁寧に作られています。
人気のポイント
函館産のいか、増毛産の甘エビ、標津産の秋鮭など、北海道各地の名産をフレーバーにしています。北海道土産としても喜ばれるおかきです。
「北菓楼 開拓おかき」
子どものお菓子にも、お酒のおつまみにもピッタリ。一度食べ出すと手がとまらなくなるおいしさです。
月寒あんぱん
あんぱんのようなのに、月餅のようでもある……。北海道で生まれた「月寒あんぱん」は、100年以上前に札幌市月寒地(つきさむ)区で生まれたお菓子です。
人気のポイント
かつて月寒にいた菓子職人が、東京の木村屋のあんぱんの噂を聞いて、独自で作ったのがこのあんぱん。従来のあんぱんとは違いますが、薄皮にぎっしりとあんこを詰めた和菓子として、親しまれています。
「月寒あんぱん」
北海道産小豆100%の「月寒あんぱん 元祖」のほか、かぼちゃあん、黒糖あんなど、5種類をセットにしています。
道内の各地で生まれたご当地お菓子も│北海道スイーツ【北海道あちこち編】
広い北海道には、各地で生まれて発展していったスイーツがあります。そんな各地方の名品をご紹介します。
ルタオ(小樽)サブレグラッセ
小樽を代表するスイーツといえば「ルタオ」。そんなルタオで生まれたおしゃれなお菓子が「サブレグラッセ」です。
人気のポイント
「チーズケーキの常識を変えた」と表現される「ドゥーブルフロマージュ」をはじめ、全国区で話題になるお菓子を作っている名店です。
「ルタオ サブレグラッセ」
「ルタオ」と、東京にある生アイス専門店「GLACIEL(グラッシェル)」がコラボレーション。5つのフレーバーのアイスを、ほどよいしっとり食感のサブレでサンドしました。
morimoto ハスカップジュエリー
北海道千歳市の名産のフルーツ「ハスカップ」を主役にしたお菓子。北海道ならではの果物を使った、北海道スイーツのひとつです。
人気のポイント
北海道千歳市で生まれた菓子店「もりもと(morimoto)」が、北海道に古くから自生するハスカップを使って作り上げたお菓子です。
「morimoto ハスカップジュエリー」
北海道産ハスカップをミックスジャムにして、バタークッキーでサンド。アーモンドのプラリネを加えてコクを出し、洋酒で香りもつけたバタークリームも入っています。
チーズオムレット(函館)
チーズケーキのような、ふわふわのオムレツのような、そんなやさしい味わいのお菓子。モンドセレクションで10年連続で最高金賞に輝いた間違いのない味です。
人気のポイント
函館で生まれた「チーズオムレット」は、人気北海道土産のひとつです。
「チーズオムレット」
フレッシュクリーム、フレッシュチーズとワインを混ぜて、極限まで水分を残すよう微妙な火加減でしっとり焼きあげています。
Bocca 白いプリン(伊達)
北海道伊達市で生まれたブランド「Bocca」。北海道伊達市近郊の牧場から、毎日直送される新鮮な「だて牛乳」を使用したプリンです。
人気のポイント
まん丸の風船に入ったプリンは、つまようじで穴を開けると風船が割れて中からプリンが飛び出てくる仕組み。「わぁ」と歓声を上げて楽しくいただけそうです。
「Bocca 白いプリン」
まろやかなプリンには、付属のほろ苦いカラメルソースをかけてどうぞ。
五勝手屋丸缶羊羹(江差町)
明治時代に北海道江差町で創業した「五勝手屋(ごかってや)本舗」。北海道の羊羹といえば、だれもが知っている存在です。
人気のポイント
丸い筒状になった羊羹で、食べたい分だけ下から押し出して、紐でカットする「丸缶羊羹」。時代を感じるレトロなパッケージも味があります。
「五勝手屋ミニ丸缶羊羹」
こちらは、ミニサイズの丸缶羊羹。お茶請けにはもちろん、お酒のおともなどにも◎。
北の大地がはぐくむおいしい材料で幸せなひとときを!
広大な土地ではぐくまれている、ミルク、バター、小豆など。全国の菓子職人が、北海道産の原料にこだわるのは、その高い品質があるからこそ。そんな北海道で生まれたスイーツは、おいしいに違いありません。
通販で購入できるものもたくさんありますから、ここでご紹介したものをぜひチェックしてみてはいかがですか?
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文・構成/HugKum編集部