小学校への入学が、いよいよ迫ってきました。ママもパパもあれこれと準備を進めていることと思いますが、一方で、いまのうちにママやパパが知っておくと「心のゆとり」がぐんと広がることがあります。それは、「担任の先生との接し方」。
小学校は幼稚園や保育園とはちがって先生に直接会う機会が激減します。なので入学後は、コミュニケーションの取り方に迷うこともあるかもしれません。
そこで過去のHugKumの記事から、現役の小学校の先生による座談会での意見をまとめてご紹介します。
先生方がママやパパに対して感じていることや、言いたくても言えないことなど、匿名による座談会は本音づくしになりました。
めったに聞けない先生の声に耳を傾けることで、お子さんもママ・パパも笑顔で学校生活を送れるよう、「心の入学準備」を始めてみませんか?
目次
心配しすぎ!? 入学直後のママパパあるあるとは?
ママやパパがいちばん心配なのは、入学直後の1、2週間だと思います。「ちゃんと教室までたどり着けたかな」「帰りたがってないかな」と気が気ではなくなってしまうかもしれませんね。子どもたちは実際、どんな風にすごしているのでしょうか。
先生方の会話から、先生はママやパパの想像以上に子どもたち一人ひとりを見つめ、「どんな子か」を把握しようとしているのがわかります。
まずは朝、ママが心配そうな顔をせず、笑顔でお子さんを送り出してあげることから始めてみましょう。
気をつけて!連絡帳の使い方次第では先生の迷惑になることも!?
小学校では、先生と保護者のコミュニケーションツールは連絡帳がメインになります。でも、どんなことでも連絡帳だけを頼りにすればよいのでしょうか?「心配ごとが起きたとき、電話は迷惑だろうから連絡帳に書こう」と思っているママ・パパもいると思いますが、実際のところ、先生にも事情があるようです。
先生とのコミュニケーション手段は、電話や面談もあります。ベストな方法で相談し、先生に負担をかけずに進めたいですね。
ドキドキの初・個人面談。親に求められることとは?
年に1、2度開かれる、個人面談。1対1でじっくり話せる貴重な場に、ママやパパはどう臨めばよいのでしょうか。「学校の様子が知れればそれで安心」な方もいるかもしれませんが、先生にも知りたいことがあるそうですよ。
お子さんへの悩みごとも、面談がきっかけでよい方向へ向かうことができるかもしれません。また、お互いの情報を共有することで、信頼関係も生まれるのだと思います。
子ども同士の喧嘩やトラブル、親はどう対処すればいい?
ママやパパが恐れていることのひとつが、「友だち同士のトラブル」だと思います。幼稚園や保育園時代は先生が解決してくれたことも、学校では必ずしもスムーズにいかないこともあります。そんなとき、どのように対処すればベストなのでしょうか。
親というものは、ついつい子どもの言葉を100%信じてしまいがち。けれどもトラブルのときこそ先生を信頼して相談するのが、トラブル解決への近道にちがいありません。
1年生の1年間は、お子さんもママ・パパも初めてのことだらけで、1日1日をこなすのに精一杯かもしれません。不安や心配ごとも避けては通れません。そんなとき、先生の負担にならない方法を考えながらしっかりとコミュニケーションを取り、よい関係を築いていきたいですね。
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特別付録は世界初、ドラえもんをはじめ5人がしゃべる「ドラえもん まかせとけい」。新1年生の早寝早起きや規則正しい生活習慣を楽しさいっぱいに応援します。
また、ママやパパのための別冊『HugKum』では、入学準備や入学式当日のためのお役立ち情報をたっぷりお届けします。
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(撮影/大橋賢 文/菅原裕佳子 協力/広尾小学校)