子供が大きくなってくると気になるのが習い事。特に人気が急上昇している習い事のひとつに「キッズダンス」があります。ダンスと言っても、バレエ、ヒップホップなどさまざま。今回はダンスを習うメリット、習うジャンル、どこで習えばいいか、費用はいくらかかるか、習わせる際の注意点などをご紹介します。
目次
キッズダンスを習うメリット
小学校での必修科目にダンスが加わったこともあり、習い事としての人気が高まっている「キッズダンス」を習うメリットは、どんなものがあるのでしょうか。
基礎体力がつく
「キッズダンス」を習う場合、レッスンは表現する楽しさを感じながら、音楽に合わせてリズム感と体力（持久力）、柔軟性が養えます。ダンスを通して、基礎体力の向上に繋がります。
目標に向けて頑張れる
「キッズダンス」を習う中で、発表会に向けての練習や、オーディションを目指すなど、目標を明確に設定する機会があります。頑張る過程の努力、頑張った結果が結んだ時の喜びはとても貴重な経験になります。
チームワーク、協調性が身につく
「キッズダンス」には、個人で踊るもののほかに、チームで踊るダンスもあります。チームみんなで合わせて踊ったり、ひとつのプログラムを仕上げていく過程で、同じ目標に向かって進む仲間ができます。同じスクールの友達は、ライバルになることもありますが、競争心や協調性が芽生えることは良い経験になります。
キッズダンスを始める時期はいつがいい？
では、習い事として「キッズダンス」を始める時期はいつが良いのでしょうか。始める時期、期間をご紹介します。
小学校入学前から中学生まで
「キッズダンス」のクラスに入れる年齢は、スクールによって様々です。一般的には3～5歳くらいから習えるスクールが多いようです。小学校に入る少し前から、中学生くらいまでの子供が通えるスクールが主流です。
ダンスの授業に有利
小学校の授業にはダンスがありますので、始まる前に習っておくと楽しく授業を受けることができます。中学校でも引き続きダンスの授業があるので、小学校前から中学校までの間に習っておくと自信につながるのではないでしょうか。
キッズダンスを習える場所や費用はいくら？
「キッズダンス」はどこで習えるのでしょうか。習える場所、習う回数や費用の平均額などをチェックしましょう。
キッズダンスを習える場所
「キッズダンス」は、ダンススタジオやスポーツクラブ、カルチャーセンターなどで習うことができます。ダンススタジオでは、有名なダンサーが講師をしている場合も。また、プロダクションと提携をしているダンススタジオの場合は、テレビやメディアへの出演につながる場合もあります。
習う回数は月に8回程度
「キッズダンス」を習う回数は、月に8回、週2回程度のレッスンが多いようです。ダンスの上達には反復練習が重要になります。今週習ったことをその週のうちに復習することで、習ったステップが早く身につきます。
費用の相場は、週1回のレッスンで月15,000円前後
「キッズダンス」のレッスン料は、回数によってかかる費用は違いますが、一般的には、週1回の月謝で15,000円程度。1回あたり3,000円前後です。習いたい回数に合わせて、追加費用で月のレッスン回数を増やせるスクールもあります。
セントラルフィットネスクラブ 南青山 キッズ
ETCダンススクール 料金システム・月謝
キッズダンスで習えるジャンル
「キッズダンス」では、どんなジャンルのレッスンを受けられるのでしょうか。習えるダンスのジャンルを紹介します。
バレエ
女の子に人気の習い事「バレエ」。バーにつかまってバレエの基本の動きを練習するバーレッスンや、バーレッスンで行った内容をバーなしでフロアの真ん中で行うセンターレッスンなどがあります。ターンや大きなジャンプなどは、センターレッスンで行われます。
レッスンの集大成として発表会を行う教室もあります。また、全国でバレエコンクールなども行われています。
ヒップホップ
ヒップホップダンスは、ストリートダンスの中でも最も有名なダンスのひとつです。小学校の授業で行われるダンスの中には、ヒップホップの要素が多く取り入れられています。音楽・曲・ビートに合わせて大人数で踊ることが多く、チームワークや連帯感が重視されます。
世界中で愛されているヒップホップダンスは、スクール毎の発表会・全国大会だけでなく、世界大会もあります。
チアダンス
女の子の習い事として人気急上昇中の「チアダンス」。チアガールの衣装がとても可愛く、衣装に憧れて習い始める子供も多いそうです。ポンポンを持って、チームで音楽に合わせてダンスをしたり、組体操のような動きも取り入れられています。チームで行うので、協調性を養うことができます。
「チアダンス」も全国大会や世界大会がありますので、高い目標を持って取り組むことができます。
キッズダンスを習うときの注意点
「キッズダンス」を習うにあたり、注意点はあるのでしょうか。楽しくダンスを習わせるためにも、事前に確認しておきましょう。
送り迎えや遠征費、衣装代が大変
「キッズダンス」を習うと、送り迎えや大会などの遠征費、チームで着る衣装代などがかかります。スクールによっても違いますが、ダンスの曲に合わせて衣装を変えるので、普段のレッスン着を含め、衣装代がかさむ場合があります。
実力や努力が重要視される
「キッズダンス」は実力主義のスクールが多いです。上達のためには何よりも努力が求められ、たくさん練習することが重要視されます。できる子とできない子で比較されることもあり、レベルに合わせてクラス分けが行われるので、熱心すぎる親同士がライバル視するなどのトラブルもあるようです。
大人も楽しい！親子で通えるキッズダンススタジオ
親子で「キッズダンス」のレッスンを受けられるダンススタジオを、東京・大阪・福岡でピックアップしました。
「ZEAL STUDIOS」（東京都）
東京・横浜・新宿・川口・自由が丘・町田にダンススタジオのある「ZEAL STUDIOS」。キッズ育成コースではダンスを通じて踊る楽しさや表現する楽しさを感じながら、リズム感・体力(持久力)・柔軟性を養うことができます。フジテレビ 『めざましテレビ』、日本テレビ 『シューイチ』、TBS 『情報7daysニュースキャスター』など、多くのテレビ番組でレッスンの様子が取り上げられました。
「ダンスソシオ」（大阪府）
グランフロント大阪で行われている親子で楽しめるダンス教室です。国立研究開発法人 国立循環器病研究センターが協力・監修しており、体験レッスンを受けられます。指導経験豊富なインストラクターが教えてくれるので、ダンスを踊ったことのない子供もパパママも楽んでレッスンを受けられます。
「FEEL STUDIO」（福岡県）
全国で活躍する九州在住のダンサーが集結したダンススタジオです。キッズクラスは、楽しく踊ることをメインにレッスンを受けられます。 レッスン内容は、基礎から振付けまで幅広く行われています。
重要なのは本人のやる気！
「キッズダンス」を習うと言っても、いろいろな特徴のスクールがあります。どんなダンスを習うにも、大切なのは本人のやる気です。お子さんが楽しく習える教室を探し、レッスンを通してダンスの技術はもちろん精神面も伸ばしていけると良いですね。
文・構成／HugKum編集部
