過酷…!子どもとのイベント・テーマパークでの「あるある」に共感
さっそくここからは、みなさんから寄せられた回答をご紹介していきます。イベント・テーマパークでの「子連れあるある」に頷いてしまうはず!
設問:お子さんとイベントやテーマパークなどにお出かけするときのお悩みや困りごとがあればご記入ください。
調査媒体:小学館「めばえ」2024年3月号
「ママ(パパ)、抱っこ!」
多くの親御さんたちを悩ませるのが、子どもの急な「ママ(パパ)、抱っこ!」。大人も疲れてきた夕方以降に言われるのもしんどいものですが、早い段階でせがまれるのもなかなか辛いですよね。
抱っこ紐を卒業した子には、ヒップシートを用意して対応しているご家庭も少なくないようです。
「すぐに抱っこしてと言ってくる」19人
「ベビーカーに乗ってくれない」9人
「親の体力がもたない」3人
「長時間の抱っこはきつい」3人
「眠くなったときの対処法」2人
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荷物が多い
オムツや水筒(ミルクセット)、着替え、タオル等々、子どもとのおでかけはなにかと荷物が多くなりがち。必需品ばかりなので、ロッカーに預けにくいのも悩ましいポイントです。
「親ひとりだとたいへん」8人
「行く場所や季節によって持ち物が違ってくるのもたいへん」6人
「寒さ暑さ対策(結果、荷物が増える)」4人
「出かけるための準備もたいへん」2人
「お気に入りのおもちゃを持たないと出かけたがらない」2人
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ベビーカーまわりの悩み
ベビーカーを使用している場合の困りごとも多数。ベビーカー自体がかさばるほか、階を移動する際にはエレベーターを使う必要があったり、そのエレベーターがまた混雑していたり…。施設によっては、「動線をもっとよくしてほしい」と感じることもあるのではないでしょうか。
「ベビーカーでの電車移動がたいへん」6人
「人ごみでのベビーカーの扱い」6人
「そもそもベビーカーを持っていくか悩む」5人
「ベビーカーで入れるかどうか心配」3人
「ベビーカーの貸出の有無や料金がわからない」2人
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トイレについて
子どものテーマパーク・イベントでのトイレ問題もまた、多くのママパパが何かと頭を抱えるお悩みのひとつ。トイレが少なかったり、混んでいたり、スムーズには入りづらい場合が多いですよね。トイトレ中のお子さんの急なトイレにすぐに対応しにくい点も困りどころです。
「家のトイレじゃないといやがる、和式トイレは無理」43人
「トイレの場所がわかりづらい」18人
「トイレのタイミング」13人
「トイレトレーニング中のトイレ問題」12人
「トイレが汚くないかどうか」6人
「トイレが混んでいる」3人
「親のトイレ時にじっとしてない」1人
「男親と出かけたときの女児のトイレ」1人
「個室が狭くいっしょに入れない」1人
待ち時間
イベントにおいても、テーマパークにおいても、「列に並んで待つ」場面はたびたびやってきますよね。10〜30分程度ならまだしも、1時間、2時間…と長時間になると、小さな子どもたちを待たせるのはなかなか難しいものです。みなさんは待ち時間をどのように過ごしていますか?
「待ち時間の過ごし方をどうするか」29人
迷子の心配
混雑しているイベントやテーマパークでは、お子さんとはぐれてしまわないか、迷子にさせてしまわないかと心配になります。手を繋ぐことを嫌がる子も少なくないので、はぐれないために細心の注意を払いつつ、万が一の時のための対策も万全にしておく必要があります。
「走りまわるので見失う」8人
「迷子が心配」7人
「手を繋いでくれない」5人
お昼寝をさせる場所
また、イベントやテーマパークに限ったことではありませんが、「お昼寝をさせる場所に困る」といった声も多くありました。休憩所やベンチが少ない施設では、ベビーカーを使っていない場合は、おんぶや抱っこでお昼寝をさせている方が大半ではないでしょうか。
「朝から出かけると途中で眠くなりぐずる」2人
「眠くなったときの対処法」2人
「寝落ち」1人
暑さ寒さ対策
「暑さ・寒さ対策」も悩みどころです。イベントやテーマパークでは1日中屋外にいる場合もあるので、夏には暑さ対策、冬には寒さ対策を万全にしておく必要があります。エアコンが効いている場所での寒暖差対策にも気を配ると、やっぱり荷物が多くなりがちに。
「寒さ暑さ対策(結果、荷物が増える)」4人
「予測できない天気」2人
「体調管理」1人
食事について
混雑しているイベント会場やテーマパークでは、食事をする場所に困ることも少なくありません。レストランがあっても行列していて、お腹が空いたタイミングですぐに食事にありつけないことも。離乳食で不自由を感じる場合も多いようです。
その施設にどのような飲食店があるのか、どのくらい混雑しそうか、あらかじめ調べておきましょう。
「子どもが食べられるメニューが少ない」26人
「栄養・衛生面などが不安」4人
「アレルギー対応の食事ができない」3人
「飲食店の混雑」3人
「食事が高い」2人
「食事前に手を洗う場所がない」2人
「離乳食やミルク用のお湯がない」2人
「ついお菓子ばかり食べさせてしまう」1人
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「まだ帰りたくない!」「もう帰りたい!」
お子さんから「まだ帰りたくない」と駄々をこねられるというのも、家族でのイベントやテーマパークへのお出かけでの一番の「あるある」ではないでしょうか。子どもが「帰りたくない」というのは、その日楽しめた証拠と言えるかもしれません。家族みんなでまた来る約束をしましょう。
逆に、せっかく目的に着いたもののあっという間に飽きて「もう帰りたい!」とぐずられるパターンも。行った場所がきょうだいみんなに気に入ってもらえるかどうかも難しいところですね。
「すぐ飽きる」14人
「帰りたいとダダをこねられる」9人
「行った場所に子どもが興味をもつかどうか」2人
「場所見知り」2人
生活リズムが崩れる
なかには「生活リズムが崩れる」といった声も見受けられました。前日に楽しみすぎて眠れなくなってしまったり、遠出で早起きになってしまったり、帰りが遅くなり、いつもよりも就寝時間がずれ込んでしまったり…。普段どおりの生活リズムではなかなか動きにくいものですよね。
「生活リズムが崩れやすい」1人
どんなことに困りそう?現地をシミュレーションし、可能な限り準備をしておきましょう
今回は、ママパパ1000人から寄せられた「イベントやテーマパークに親子でお出かけした際のお悩み」をご紹介してきました。
こうして振り返ってみると、イベントやテーマパークへの子どもとのお出かけの過酷さが際立ちますが、子どもが楽しんでくれるのであれば苦労をした甲斐もありますよね。現地ではどんなことに困りそうか、あらかじめシミュレーションの上できるだけ準備をし、当日は存分に親子の思い出づくりをしてくださいね。
アンケートを実施したのは・・・
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、きかんしゃトーマスなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、様々なあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
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文・構成/羽吹理美