【つけ麺の基本】正しい食べ方は?「あつもり」とは? 今さら聞けな用語や食べ方、自宅で作るレシピなど

麺をつけ汁につけて食べるスタイルの「つけ麺」。専門店があったり、テレビでは特集が組まれるなど人気の高い麺料理です。本記事では、そんなつけ麺とはどんな麺料理なのか、その特徴、また「あつもり」などの、今さら聞けない「つけ麺用語」などを解説していきます。

つけ麺とは?

みなさんはラーメン派ですか? つけ麺派ですか?

日本ではラーメンは国民食ともいえるほど定番となった料理ですが、つけ麺もラーメンに引けを取らず人気の高い麺料理のひとつです。「ラーメンよりつけ麺派!」という人も多いのではないでしょうか。

まずは、つけ麺とはどんな麺料理なのか特徴を紹介していきます。

つけ麺とは?

つけ麺とは、麺をにつけて食べるスタイルの麺料理のことです。ラーメンはスープの中に麺が入っていますが、つけ麺は麺とスープ(つけ汁)が別々に提供されます。

つけ麺の特徴

1、コシのある麺

つけ麺の麺は、茹で上がると、冷水などでしめられます。そのため、麺はツルッとしていて、シコシコとした弾力がある食感になるのが特徴です。

2、麺はラーメンより多め

つけ麺の1食あたりの麺の量は、ラーメンの麺より多いという特徴があります。

ラーメンはスープがたっぷりと入っていて、ボリューム満点。しかし、つけ麺のつけ汁は濃いものの、量は少ないですよね。そのため、満足感を与えるために、つけ麺の麺はラーメンの1.5~2倍の量で提供されることが多いそうです。一般的にラーメンの麺の量は150gに対して、つけ麺は200~300gで提供されることが多いとされています。

つけ麺のカロリーは高め?

麺が多めに盛り付けられているつけ麺は、カロリーも気になるところですよね。

麺230g、具は一般的な煮卵やチャーシュー、鶏ガラのスープを使ったものである場合、1食あたり、650kcalぐらいになるでしょう。

つけ麺は日本発祥

つけ麺は、中華料理だと思われがちですが、実は日本で生まれた料理なんです。

諸説ありますが、中華麺をスープにつけて食べるスタイルのつけ麺が生まれたのは、1955年、東京にある『大勝軒』というラーメン屋。「もりそば」として提供されたのが始まりだと言われています。しかも、店員が残った麺をスープにつけて食べていた、賄いから生まれたのだそうです。

知っておきたい「つけ麺用語」

つけ麺を食べに行くと見聞きする用語「あつもり」「スープ割り」。つけ麺の馴染みがない方にとっては、何をどうするのかわかりませんよね。つけ麺を食べに行くなら知っておきたい「つけ麺用語」を見ていきましょう。

「あつもり」「ひやもり」とは?

店で「あつもりで」と注文する人を見たこともあるのでは? この「あつもり」とは、茹で上がった麺を冷水でしめてから、再び熱湯で温めたもののことです。

一般的なつけ麺の麺は、冷水でしめてそのまま提供されます。これは「ひやもり」になるわけですが、つけ麺はひやもりがスタンダードであることが多いので、この言葉が使われることはあまりないのだそう。

一方、「あつもり」はつけ汁が冷めにくくなり、また、温めることで小麦の風味を強く感じるという効果もあるそうなので、寒い時期にはぜひ試してみてください。

「スープ割り」とは?

残ったつけ汁に出汁を入れて飲むことを「スープ割り」といいます。

残ったつけ汁をそのまま飲むには濃厚すぎるけれど、せっかくの美味しいタレを残すのはもったいない… ということで、出汁で薄めてスープ感覚で最後まで楽しむのが「スープ割り」。スープ割りの出汁は無料で提供される店が多いでしょう。

「追いめし」というケースも

スープ割りよりもさらにボリューム満点なのが、ご飯をプラスする「追いめし」。ラーメンでもおなじみですが、残ったタレに白いご飯を入れて食べる人もいるようです。「飯割り(めしわり)」「あとめし」と呼ばれることも。

「麺を食べたあとにご飯⁉︎」と思いますよね。それが濃厚なスープに白ごはんはよく合い、案外食べられてしまうのだとか。ご飯をからませるにはつけ汁の味が濃すぎる場合は、「スープ割り」と合わせ技で加減したり、ご飯を盛った椀につけ汁をかけるようにしてもいいかもしれませんね。

初めてでも大丈夫! つけ麺のおすすめの楽しみ方

つけ麺をあまり食べたことがない人も大丈夫。つけ麺のおすすめの楽しみ方を紹介していきます。

1、まず麺だけを食べる

つけ麺の主役は麺といっても過言ではないでしょう。一般的に、つけ麺には太麺が使われますが、麺の太さや種類は店によってさまざまです。まずは、つけ麺の顔である麺の味をダイレクトに楽しむのがおすすめです。

2、そしてつけ汁につけて食べる

麺を味わったら、いよいよつけ汁につけます。つけ麺は豪快にすすってお腹を満たすのがいちばん、という声が多い一方で、一度にすする麺の量を2~3本に抑えるとスープが冷めにくくなる、という人も。

3、味変もアリ

つけ麺のつけ汁は味が濃いため、食べ続けていると単調に感じることも。店のテーブルには、酢や辛味調味料など、いくつかの調味料が置かれていることもあるでしょう。それらの調味料をスープに入れて、味変(あじへん:味を変化させること)をするのもアリ。

その場合、つけ汁に直接入れる方法もありますが、つけ汁のベースの味を変化させずにひと口ずつ味変を楽しむには、麺のほうに調味料をふりかけるというツウの食べ方も参考に。

4、トッピングの楽しみ方

多くのつけ麺には、海苔やチャーシュー、メンマなどがトッピングされています。

海苔はそのまま食べてもおいしいですが、麺を巻いて食べるのもおすすめです。またチャーシューやメンマなどは、スープに浸して食べると、また違った味を楽しむことができます。

5、しめは「スープ割り」か「追いめし」

余ってしまったスープは、出汁を入れて飲む「スープ割り」にするか、あるいはお腹に余裕があれば、「追いめし」にすると満腹度も高く、おいしいつけ汁を最後まで楽しむことができるでしょう。

つけ麺を自宅で作る簡単レシピ

ラーメンなどのスープは、寸胴の鍋で鶏ガラや野菜を何時間も煮込んで…、というイメージがありますよね。しかし家庭で簡単に揃えられるものでも、つけ麺のつけ汁を作ることができます。

自宅で簡単に作れるおいしいつけ麺のレシピの紹介です。

材料(2人分)

<麺>

・中華極太麺… 2玉

<つけ汁>

・水… 300ml
・酒… 50ml
・鶏ガラスープの素…小さじ1
・かつおぶし粉… 大さじ1
・白だし… 大さじ1
・めんつゆ… 大さじ1
・醤油… 大さじ1.5
・すりおろししょうが… 小さじ1
・すりおろしニンニク… 小さじ1
・ごま油… 小さじ1

<具>

・チャーシュー… 適量お好みで
・メンマ… 適量
・煮卵… 2個
・刻みねぎ… 適量

作り方

1、麺は表示通り茹で、氷水などでしめます。

2、鍋にスープの材料を入れ、ひと煮立ちさせます。

3、器に麺やつけ汁を盛り付け、トッピングを添えて完成です。

つけ麺の主役は麺!

「つけ麺」は、つけ汁によく絡む、太麺でコシが強くもちもちとした麺が特徴。また多めに盛られていて、ボリューム満点。麺が主役と言っても過言ではないでしょう。

魚介や豚骨からとられた濃厚なスープを最後まで味わいたい場合には、スープ割りや追いめしがおすすめです。つけ麺の魅力を余すことなく味わいつくしてください。

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構成・文・写真(一部を除く)/松田慶子(京都メディアライン)

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