「自分で食べようとしないんです」とKちゃんのママ
Kちゃんは2歳児クラスの女の子。
そこで今回は「自分で食べない子への対応方法」をお伝えします。お子さんが食事を自分で食べない場合、
様々な理由があると思います。
①お腹が空いていない。
おやつを沢山食べた、
あまり体を動かしていないなど、
お腹が空いていないと食べる意欲が薄れてしまいます。
・おやつの量を加減する
・体を動かして遊ぶ
・夕食の前にお風呂に入るなど
お子さんがお腹が空いた状態で食事になるよう
工夫してみてください。
②量が多い。
食に興味があまりないタイプだと
食事が盛られたのを見ただけで
(こんなに沢山食べられない)と感じ、
食事への意欲が薄れてしまいます。
小量にすると
食べる意欲に繋がります。
完食したらたくさん褒めてあげてください。
食べることに自信がもてるようになりますよ。
完食して、もっと食べるようならおかわりをあげて下さい。
③食事に集中できない環境になっている。
保育園の0〜2歳児クラスでは、
給食と午睡の時間は
オモチャが入ってる棚に布をかぶせています。
オモチャが見えると
遊びたくて食事に集中できなくなってしまう為です。
ご家庭では
・テレビが付いている場合は消す
・食事をするテーブルの周りにオモチャなどがあれば片付ける
など、食事に集中できる環境にしてあげるといいと思います。
④パパ、ママに甘えている。
パパやママに食べさせてもらいたくて
自分で食べない時は、
食べさせてあげていいと思います。
ただ少し食べさせてあげたら、
自分で食べるよう促してみてください。
その際のポイントは
「自分で食べられるでしょ」など
突き放した言い方をするのはNG。
「〇〇ちゃんがスプーンで食べるところ見たいな〜♪」
など、前向きな声掛けをするとgood☆
褒められると子どもも嬉しくて
自分で食べる姿を見せてくれると思います。
そして子どもの甘えたいという気持ちが満たされるように、
食事以外の時間に一緒に遊んだり、
スキンシップをしたりしてみてください。
他にも
・苦手なものが入っている
・起きぬけで食べられない
・体調が悪いなど
様々な理由があります。
お子さんが自分で食べない理由は何か、
探ってみてくださいね。
参考になったら嬉しいです。
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