離乳食の梨はいつからOK?加熱は必要?電子レンジでの調理、冷凍保存からおすすめレシピまで!

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。秋の果物と言えば代表的なもののひとつが「梨」です。みずみずしくて、甘くて。食間のしゃりしゃり感も美味しいい梨。離乳食ではいつから食べられるのでしょうか?今回は注意点、離乳食レシピも併せて紹介します。

離乳食の梨はいつから?

梨は、離乳食初期から食べることができます。ただ、梨はシャキシャキしていますので、なめらかになりにくいため最初は果汁からスタートします。梨をすりおろして、果汁を絞り、果汁と同量のお湯と一緒に90秒ほど鍋で加熱します。

そのままはいつから?加熱はいつまで?

梨は大人でもしっかり噛まないと食べられない果物です。まだまだ咀嚼力が弱い赤ちゃんにそのまま与えるのはなかなか厳しいものです。加熱すると果実がやわらかくなり、甘みも増しますので、加熱をおすすめします。

奥歯でカミカミできるようになってきたら、薄切りにして与えてもいいですが、ずっと口の中でモグモグして飲み込めないようなら、すりおろすなどして与え方を変えてみましょう。

アレルギーの心配は?

梨はアレルギーを起こしにくい食材のひとつですが、初めて与えるときは、他の食材と同じように1さじからスタートし、食べた後の様子を見てあげましょう。

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離乳食の梨の進め方

離乳食初期から完了期までの進め方はこちら。

離乳食初期~中期

前にも書きましたが、離乳食初期は、果汁からスタート。離乳食中期はすりおろしたものを加熱する。又はくし切りしたものを加熱して軟らかくしてすりつぶします。

離乳食後期~完了期

離乳食後期も、まだ生は噛み切れないので、中期と同様に加熱します。

離乳食完了期後半ごろになり、形のある食べ物をしっかりとカミカミできるようになったら、赤ちゃんの噛む様子を見ながら、薄切りの梨を与え始めます。

梨の下処理と冷凍保存

離乳食の梨の下処理や調理法、冷凍保存について説明します。

梨の下処理

梨を離乳食に取り入れるときは、大人と同様に、皮と芯の部分を取り除きます。

電子レンジでの調理方法

電子レンジで調理する際は、耐熱容器に切った梨を入れラップをかけて、20~30秒加熱します。一気に加熱すると、梨の水分が蒸発することもありますので、数秒ずつ加熱して混ぜて様子を見ながら電子レンジで調理してください。

冷凍保存

梨を冷凍保存する場合は、加熱したもの、月齢の大きさにカットしたものを1回分の小分けの容器に入れて冷凍すると使いやすいです。冷凍した梨は、1週間で使い切りましょう。

梨を使った離乳食レシピ

離乳食中期用 梨のコンポート

離乳食中期用の梨のコンポートです。

<材料>

梨 20~30g
水 50ml

<作り方>

1.皮をむいた梨をすりおろします

2.鍋に水と梨を加えて弱火で混ぜながら煮る

離乳食中期以降 梨のコンポートヨーグルト

梨のコンポートをプレーンヨーグルトに乗せたシンプルかんたんおやつです。

<材料>

プレーンヨーグルト 40g
梨のコンポート 15g

<作り方>

1.プレーンヨーグルトの上に梨のコンポートをのせる

離乳食後期以降 梨のコンポート

ほんの少し、砂糖を加えて甘みをアップ!大人も一緒に食べられる、梨のコンポートです。食パンに乗せてみたり、パンケーキや蒸しパンに練り込んでも美味しいですよ!

<材料>

梨 1/2個
水 50ml
きび砂糖 小さじ1
レモン汁 小さじ1/2

<作り方>

1.皮をむいた梨を16等分のくし切りにする

2.鍋に水と砂糖、レモン汁、梨を加えてフタをして弱火で水分がなくなるまでコトコト煮る(30分前後)

途中、焦げないように混ぜながら煮込みます。透明になってきたらOK!梨の甘みが強い場合は砂糖を入れなくてももちろんOK!

梨のバターソテー

梨をバターでソテーすると、甘みに塩味が加わっておいしいんです。

<材料>

梨 30g
バター 少々

<作り方>

1.皮をむいた梨を薄いくし切りにする

2フライパンにバターを熱し、弱火で梨を両面焼く

離乳食の梨に関する体験談

HugKumでは、0~2歳のお子さんがいるママやパパ122人を対象に、離乳食の梨に関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんが梨を食べた様子についてお聞きしました。

Q.離乳食でお子さんは梨を好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?

離乳食の梨アンケート

梨は季節もののためか「離乳食ではまだ」の回答が多くなりましたが、「好んで食べた」が31.1%に「食べてはくれた」が18%で、離乳食では半数近くお子さんが口にできているようです。

それでは、実際のママパパの体験談を紹介します。

ママパパの体験談

「甘みがあるため、特に手の込んだことをしなくても食べてくれました。」(30代・神奈川県・子ども2人)
「手づかみ食べの練習で、薄くスライスした梨を美味しそうに果汁を吸いながら食べていた。」(30代・徳島県・子ども1人)
「食感が楽しくて水分も多く好きだったのかもっともっと!とよく食べていました」(30代・京都府・子ども2人)
「すりおろしたり、手づかみで食べれたり、とっても役にたった。子ども喜んで食べていた。パンケーキに混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりした。」(40代・京都府・子ども2人)
「舌触りがあまり好きではなさそうなので、細かく切って食べさせた。」(30代・東京都・子ども1人)
「しゃりしゃりが嫌がって食べなかった」(30代・埼玉県・子ども2人)

甘味がありみずみずしい梨は、お子さんたちにも食べやすく離乳食にも取り入れやすいようです。完了期には手づかみ食べの練習にもなり、離乳食で役に立ったの声も。シャリシャリとした食感が苦手なお子さんには、すりおろしたり調理を工夫すると食べてくれるかもしれませんね。

生のまま食べることが多い梨ですが、ちょっとした工夫をするだけで、違った触感のデザートに変身します。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在14歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、21年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する和の離乳食パクパクセミナー、離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで3000人が受講。

離乳食インストラクター協会HP 

中田馨の和の離乳食レシピブログ

 

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