深まる秋、「くまのサツマイモパン」はいかが?
今回はサツマイモを使ったパンをご紹介します。
幼稚園や保育園に通うお子さんが、サツマイモほりでたくさん持ち帰ること、ありませんか?次の日に先生が「サツマイモをどうやって食べましたか?」なんて聞くんですよね。
我が家はこれまで大学芋、スイートポテト、ポテトチップス、焼き芋にしてきました。パンに入れるのもとてもおすすめ。パン生地さえ仕込んでおけばお子様が持ち帰ったその日の夜に食べられますよ!
少しでもお子様の食への興味が出ればいいなと、くまの形にしてみました。焼くのに使う機材はフライパンなので、とても気軽にできます。
パン作り初心者の方も、ぜひチャレンジしてくださいね!
サツマイモパンの作り方
■材料 4つ分
☆大きなボウル
強力粉 100
砂糖 10
塩 2
☆小さなボウル
水 15
牛乳(豆乳)50
インスタントドライイースト 1
☆そのほか
生地に練りこむバター 5
☆トッピング
黒ゴマ 8粒
☆耐熱ボウル
サツマイモ中1個 1センチのさいのめ切りにし、レンジ800wで5分ほど。様子を見て中まで火が通ればOK.
そこに砂糖 大さじ1をまぶしておく。鼻と口になるように小さなものを8つ置いておく。残りは包む。(あまり大きと包みづらいので残してもOKです。)
■作り方
①計量
それぞれ計量する。
②こねる
ボウルの中にイーストのとけた仕込み水を入れて、ゴムベラでこねる。ある程度こねたら手でこねてひとまとめにする。バターを入れてさらにこね、テカリがなくなればOK。
③発酵
冷蔵庫で8時間以上置く。 ※1日1回丸めなおせば5日間使用可能
④成形
粉を振り、台に生地を出したら、7ミリ幅程度で7センチほどカットする。これが熊の耳になる。
残りを正方形に近くなるように4等分し、めん棒で5ミリの厚さに伸ばす。
生地の真ん中に火を通し砂糖をまぶしたサツマイモを乗せて、包む。
綴じ目を下にして、生地をフライパンに置き、耳と目となる黒ゴマをつける。
このまま15分程度常温で置くとふんわり焼ける。
⑤焼き上げ
フライパン 片面弱火で10分焼成後、裏返してさらに10分。焼いている間はふたをする。
トースター1200wで12分
オーブン180℃で15分
焼きあがったら、ケーキクーラーに置き冷ます。粗熱が取れたらビニル袋に入れて保存する。
常温では保存せず、必ず冷蔵庫で2~3日以内にお召しがありください。冷たいパンをたためるときは電子レンジで20秒ほど温め、トースターで2分ほど焼くとカリッと中はふんわり温かくなります。
食欲の秋、運動の秋、楽しい秋になりますように!
吉永麻衣子/パン作成・写真・文
一般企業に6年間勤務後、結婚を機に退職。日本ヴォーグ社のパン教室の立ち上げや、製パンスクールの講師を経て、2009年子連れOKの自宅パン教室「cooking studio minna」をスタートする。日本全国・世界各国に広がる「おうちパンマスター」認定制度を立ち上げ、代表講師として活動している。著書に『おいしい かわいい ちいさいパン』『前の日5分→朝10分で焼きたて! 簡単もちもちスティックパン』他多数。ブログ「おうちパンのある生活」