子どものいたずらは成長の証?!困ってしまういたずらの対処方法を探ってみた!【ママ・パパの体験談付き】

忙しい育児の中、少なからずママ・パパを困らせてしまうのが子どものいたずらですよね。余裕があるときなら優しく対応できるものの、疲れているときなどにいたずらされると、なんでこんなことをするの?!とイライラしてしまうこともあるかも。HugKum編集部では、0〜12歳の子を持つママ・パパにリサーチ。子どものいたずらに関する体験談や、いたずらの理由や、やめさせ方をまとめました。困っているママ・パパはぜひチェックして!

子どものいたずらはなぜ?上手くやめさせるには?

そもそも子どもはなぜいたずらをするのでしょう?なんでこんなことをするのか理解できないなんていうことも多いですよね。また、いたずらされるとつい怒ってしまうという人も少なくないと思いますが、上手にやめさせる方法はあるのか探ってみました。

子どものいたずらは成長のサイン

まず、幼い子どものいたずらは、成長過程に必要なもの。手が上手に動くようになってくると、ティッシュペーパーを引き出してみたり、ママ・パパのスマホをいじってみたり。また、あんよができるようになればダメというところに登ってみたりなんていう子も出てくるはず。見守るママ・パパにとっては、「またいたずらして!」と思うこともあるかもしれませんが、こんなこともできるようになった!と子ども自身が喜んでいる行動であることも。

さらに年齢が上がった子のいたずらには、何度も言ってるのになんでやめてくれないの?と思うことも増えてきますよね。特に9〜10歳ごろのギャングエイジと呼ばれる時期がそれにあたります。子どもの自我が育ち、ママ・パパに反抗してみたくなったりします。また友達と集団で遊ぶようになり仲間意識を持ち、高いところから飛び降りて遊んだりといういたずらが目立つようになります。ダメだと分かっているけどやってしまう、というのが小さい頃とは違う部分。ママ・パパもどう対処したらいいのか悩んでしまうことが多々あるはず。

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実際にどんないたずらをする?ママパパの体験談

実際に子どもがどんないたずらをするのか、アンケート結果からいたずらの内容やお悩みをピックアップしました。

子どものいたずらで多いお悩み

子どものいたずらで悩んでいることを具体的に聞いたところ、次のような回答が。ちょっとしたいたずらで収まらないところが大変なポイントのようですね。

「片付けても片付けても部屋が汚くなる」(30代・千葉県・子ども2人)
「コンセントやハサミをいじるなど、危ないいたずらをしようとすると困る」((30代・和歌山県・子ども2人)
「やめてって言葉を理解できてなくて何度もやる」(20代・埼玉県・子ども1人)
「兄妹同士でいたずらしあって最終的にケンカになるのが困る」(30代・埼玉県・子ども2人)

子どものいたずらのママパパの体験談

困った子どものいたずらについて体験談をリサーチ。微笑ましく見えますが、片付けをすることや被害を考えるとママ・パパのつらい気持ちが伝わってくるようです。

・壁にお絵かき

「壁に絵を描いてしまう」(30代・愛知県・子ども2人)
「壁にボールペンで、お絵描き」(40代・宮城県・子ども2人)

・勝手に判子を押す

「お店のスタンプカードがたまっていると思ったら判子が押してあった」(30代・茨城県・子ども3人)

・トイレットペーパーを詰まらせる

「トイレに大量のトイレットペーパーを入れて、水を流して詰まってしまった」(30代・静岡県・子ども4人)

・物を隠す

「家の鍵が見当たらない。見当もつかないところから出てきた」(30代・大阪府・子ども2人)
「想像がつかないところにものが隠してある」(40代・愛知県・子ども2人)

・ティッシュで遊ぶ

「赤ちゃんの時、テッシュを一箱全部出していた」(40代・大阪府・子ども1人)
「箱のティッシュペーパーの中身が全部出されていたり、ロール式キッチンペーパーが全部出ていたことも」(40代・神奈川県・子ども1人)
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子どものいたずらへの親の正しい対応

何度言っても繰り返されるいたずらに頭を抱えてしまっているママ・パパも多いのでは。いたずらをされたらどのように対応するのが正解なのでしょう?

対処法①身体に危険が及ぶ時にはきちんと叱る

コンセントの穴をいじったり、道路をダッシュして飛び出してしまうなんていうような、ケガをしたり事故につながるようなことは、きちんと目を見て叱ることが大事。強く叱る必要はありませんが、してはいけないことだと伝わるようにしっかり話をしましょう。また、小さいうちは、時間が経ってから叱ってもなんのことだか覚えていないことも。なるべくその場で話すようにしましょう。

対処法②困っていると伝える

危険が及ばないいたずらは、子どもの成長のひとつ。強く叱るようなことは避けるべきです。いたずらされそうなものは置かないなどまずは工夫してみましょう。それでもいたずらされてしまうなんていう時には、「こういうことをされるとママ・パパが困ってしまうの」と親目線で伝えます。ただダメと言われるとついやりたくなってしまう子も少なくないですよね(笑)。

対処法③話を聞いてあげる

ギャングエイジに差し掛かった子は、仲間意識がめばえ、友達同士でのふざけあいによるいたずらが楽しい時期でもあります。また、自我の目覚めによる自分への戸惑いや他の子と比べてしまうなどの不安が隠れていることも。直接的に叱ると反抗されることもあります。しっかり子どもを観察して見守りながら、ゆっくり話を聞いてあげる時間を取ってあげましょう。また、悩みがありそうな時にはいつでも味方だよという気持ちを見せてあげることが大切です。

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成長の証のいたずらは見守ることが大切

子どものいたずらは、身体の成長や、脳の発達によるものが多いことがよく分かりましたね。ついついその場の感情で怒ってしまいそうになるかもしれませんが、いたずらする意味を考えながらまずは見守ることが大切。親の気が自分に向いていないと思うと、気をひくためにわざといたずらをすることも。温かい目でいつも見ていてあげてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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