うれしいけど寂しい・・・子どもの成長を感じるのはどんな時?【小一保護者の調査結果をランキング発表】

小学校入学前後の子どもの成長には、保育園・幼稚園の頃とは一味違った驚きがあるもの。読み書きができるようになったり、一人で出かけられるようになったり……できることが日々増えていく一方で、親の手からわが子が離れて行く感覚に、淋しさを感じることもあるのではないでしょうか。本記事では、そんな「子どもの成長を感じる瞬間」をランキング形式でお伝えします!

【ランキング発表】子どもの成長を感じる瞬間は?

今回は、小学校低学年以下のお子さん育児中のママパパ500人に「子どもの成長を感じる瞬間」をアンケート調査!さっそく、みなさんから寄せられた回答をランキング形式でご紹介していきます。

調査媒体:小学館『小学一年生』2023年8月号
設問:お子さんの成長を感じるのはどんなときですか?

1位:読み書きができるようになった(51.4%)

過半数以上もの票を集めて1位となったのは、『読み書きができるようになった』とき。

絵本を読むのも、名前を書くのも、それまでは親のやることでしたね。けれども、小学校に入る頃になると、少しずつ自分ひとりでできるように。成長はうれしいものの、ちょっぴり切ない瞬間でもあります。

2位:お友達とのやりとりを見て(30.0%)

2位には『お友だちとのやりとりを見て』がランクイン。お友だちとの関わり方や遊び方も、この頃になると少しずつ変化していきますよね。

親の目が行き届きやすかった園の頃とは違って、子どもだけのコミュニティが築かれはじめるのもこの時期ではないでしょうか。

3位:自分の支度を自分でするようになった(26.4%)

『自分の支度を自分でするようになった』は3位に。

小学生にもなると、教科書はもちろん、宿題や提出物のような持ち物の準備等、次の日の学校の支度を毎日する必要があります。園の頃は親がやっていたのに小学校入学以降は自分でできるようになった…と感激する声が届いています。

4位:話すのが上手になった(24.4%)

4位は『話すのが上手になった』。拙かったおしゃべりも、大人とスムーズにやりとりできるほど上手になる子も多いですよね。

時には大人顔負けなフレーズが飛び出すこともあるかも?

5位:あいさつができるようになった(19.8%)

5位は『あいさつができるようになった』。あいさつを徹底して習慣づける小学校も多いようです。園にいた頃よりもさらに積極的にあいさつをするようになって、成長を感じるという声が寄せられました。

6位:お手伝いをするようになった(19.6%)

6位は『お手伝いをするようになった』。どんなに簡単なことでも、お手伝いをしようという意思が子どもに芽生えていると、成長を感じるものですよね。

7位:習い事やスポーツが上達した(19.0%)

7位には『習い事やスポーツが上達した』がランクイン。園の頃から続けていたものならなおさら、上達も目に見えて、お子さんの成長が実感されやすいものかもしれませんね。

8位:一人で寝られるようになった(6.8%)

8位は『一人で寝られるようになった』。寝かしつけに苦労したご家庭ほど、お子さんが一人で寝られるようになると感動するものではないでしょうか。ただし、一抹の寂しさはつきものかも?

「一人で登下校」「気が利くように」“その他”にもさまざまな回答が!

「その他」としては、アンケートの項目にはない回答が寄せられました。ここでは、「その他」の中でも特に目立った回答をご紹介していきます。

一人で登下校や外出ができるようになった

「その他」の中でも最も多く寄せられたのが、『一人で登下校や外出ができるようになった』というもの。園のときは、バスでの登園を除いて、基本的には親が送り迎えをしていましたよね。けれども、小学校に入った途端、一人、もしくはお友だちと一緒に登下校するように。親と一緒ではなくても目的地に行って帰ってくることができるようになったわが子に、大きな成長を感じるママパパ多数。

気が利く行動が見られた

『気が利く行動が見られた』瞬間に成長を感じたという声もありました。子どもが誰かに対して気を利かせるというのは、他人への思いやりの心や、それを実行できる行動力が育まれている証拠です。つい感慨深くなってしまいますね。

おしゃれを意識するようになった

なかには、『おしゃれを意識するようになった』との声も。小学生にもなると、メディアや友人たちからの影響を受けて、子どものこだわりがより具体的になったり。好きな服屋さんやブランドができる子も珍しくありません。

ずる賢くなった

『ずる賢くなった』という回答も散見されました。小学生にもなれば、知恵がつくのと同時に悪知恵がはたらくようになるのは自然なこと。あまりひどい場合は注意しつつ、「そんなことまでできるようになったのか…」と、むしろ成長を感じてしまうママパパの正直な声が届きました。

めざましい子どもの成長!一緒にいられる時間を大切に

今回は、500人のママパパたちから寄せられた「子どもの成長を感じた瞬間」をランキング形式でお伝えしてきました。

どの回答も、お子さんのちょっとした変化に気づくママパパたちの愛情が感じられるものばかりでしたね。わずかな成長も見逃さないよう、子どもと一緒にいられる時間を大切にしていきたいものです。

アンケートを実施したのは・・・

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

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文・構成/羽吹理美

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