遊びながら学べるDIYおもちゃ「ねじハピ」でワークショップを開催♪クリエイティブな作品づくりで子どもたちの自己肯定感が高まる!

PR /ピープル株式会社

HugKumではART教育のプロ、清水龍鳳先生に講師をお願いし、読者5組を招いて小学校低学年向けのおもちゃ「ドリーミーDIYトイ ねじハピ」のワークショップを開催しました。今回使ったのは7月に発売したばかりの「ドリーミーDIYトイ ねじハピ キャッスルデザイナーDIYセット」。参加した子どもたちは試行錯誤しながら、思い思いの作品を仕上げました。大盛り上がりだったイベントの様子をお伝えします!

「ドリーミーDIYトイ ねじハピ」とは

ねじハピは、DIY玩具として本物そっくりな電動ドライバー「ねじハピドライバー」とかわいいねじを使ってDIYすることができる、クラフトホビーシリーズ。何度も繰り返し、ものづくりができるおもちゃです。

ワークショップの講師は、ART教育のプロ清水龍鳳先生

DIYトイ「ねじハピ」は2023夏で5周年。それを記念し、今回HugKumでは、読者の皆さんと一緒に新商品の「ドリーミーDIYトイ ねじハピ キャッスルデザイナーDIYセット」を使い、遊んで学べるワークショップを企画しました。講師をお願いしたのは、多くの子どもたちにARTを通した教育を行っている清水龍鳳先生。ARTのプロの視点と子どもたちの想像力が合体し、どのような作品が生まれるのでしょうか!

本日の講師

清水龍鳳先生|現代アーティスト
現代を生きる子どもたちに芸術活動の場を与えたいと、1994年に「RYUHOW’S Children Art House」を設立。29年に渡りARTを通して心と思考の教育をおこなうべく多くの子どもたちと触れ合ってきた。また、自身も東京とロサンゼルスにアトリエを構え、ニューヨーク・ロサンゼルス・東京にて作品展示をおこなうなど精力的に活動している。

ねじハピワークショップ、スタート!

小学1、2年生のキッズがワークショップに参加してくれました♪
小学1、2年生のキッズがワークショップに参加してくれました♪

今回、ワークショップに参加してくれたのは7歳〜8歳の5人。左から時計回りに、れいなちゃん、だいきくん、すみかちゃん、こうくん、しおりちゃんです。

本日の講師をつとめてくれた清水龍鳳先生とアシスタントの3人の先生はみなさんART教育のプロフェッショナル。
本日の講師をつとめてくれた清水龍鳳先生とアシスタントの3人の先生はみなさんART教育のプロフェッショナル。

講師は、ART教育のプロである清水龍鳳先生とアシスタントのもえ先生、ののは先生、こなみ先生。子どもたちのそばに先生がつき、声かけをしながらサポートしてくれます。

【ステップ①】電動ドライバーを動かしてみよう

はじめに、先生と一緒に道具とパーツの使い方を確認します。

電動ドライバーのスイッチを入れてハンドルを握ると、本物の電動ドライバーと同じようにウィーンと言う音が! 初めてのDIY体験で、さっそく子どもたちもテンションアップ。

すみかちゃんは「かわいい! はやくハートの小物入れをつくりたい」と制作意欲満々。
すみかちゃんは「かわいい! はやくハートの小物入れをつくりたい」と制作意欲満々。

【ステップ②】作例を参考に作ってみよう

ワークショップでは、先生が事前に用意しておいてくれた「おうち」「ハートの小物入れ」「汽車」の3つの作例を参考に制作開始。

れいなちゃんとだいきくんは、「おうち」づくりに挑戦。
れいなちゃんとだいきくんは、「おうち」づくりに挑戦。

パーツ同士がしっかりはまるので、ドライバーの作業に集中できるのも、ねじハピの魅力。

すぐに、ドライバーの扱いに慣れて作業をどんどん進め出します。
すぐに、ドライバーの扱いに慣れて作業をどんどん進め出します。

「ハートの小物入れ」を作る、すみかちゃん。

すみかちゃんは「かわいい! はやくハートの小物入れをつくりたい」と制作意欲満々。
すみかちゃんは「かわいい! はやくハートの小物入れをつくりたい」と制作意欲満々。

「いろいろな形のパーツを組み合わせると、ハートの形になるんだね」と驚く、すみかちゃん。

作例を横に置いて、必要なパーツやねじ止めの位置をチェック。
作例を横に置いて、必要なパーツやねじ止めの位置をチェック。

こうくんとしおりちゃんは、「汽車」にチャレンジ。

「汽車にお人形乗せて遊びたいな」とワクワク。
「汽車にお人形乗せて遊びたいな」とワクワク。

開始早々、しおりちゃんは、ねじがうまく止められず苦戦。

ねじハピのドライバーは本物の電動ドライバーさながら。ねじが斜めになってしまうと上手く入らないようになっており、きちんと垂直にねじをはめなければ先に進めない、という学びが生まれます。

困っているしおりちゃんに、清水先生が駆け寄ります。
困っているしおりちゃんに、清水先生が駆け寄ります。

ここで清水先生からの声かけが!「失敗しても、作り直せるところがねじハピの良いところ。 電動ドライバーは、スイッチを切り替えて使えばねじを外すこともできるんだよ」

おもちゃでありながら、何度も試行錯誤しながら前に進むことを教えてくれます。

「回転切り替えスイッチ」を赤い矢印の方向にスライドさせると、電動ドライバーが逆回転して、ねじを外せます。
「回転切り替えスイッチ」を赤い矢印の方向にスライドさせると、電動ドライバーが逆回転して、ねじを外せます。

電動ドライバーの音にも学びが。
清水先生「よく音を聞いてみて。ずっと握っていると、ウィーーーーーンという音からウィンウィンウィンに変化するよ。それを聞き逃さないよう、耳もしっかり使ってね。ねじが曲がっていないか様子を見ながらやるのがコツだよ」

「ウィンウィンウィン♪」と声を出しながら、ねじを止めるしおりちゃん。清水先生は「肘をあげるともっとうまくいくよ」とさらにフォロー。
「ウィンウィンウィン♪」と声を出しながら、ねじを止めるしおりちゃん。清水先生は「肘をあげるともっとうまくいくよ」とさらにフォロー。

【ステップ③】イメージを膨らませよう!

基本の形を作り終わったら、残った時間で思い思いのアレンジを加えていきます。どんな風につくりたいかをイメージし、形にしていく作業を、先生と対話しながら進めます。

基本の家を作り終わったれいなちゃんは、次のステップとして2階建てにすることを始めました。

「お城みたいな、おうちにしたい」と、1階建てのおうちから、れいなちゃんの理想のおうちへとアレンジしていきます。
「お城みたいな、おうちにしたい」と、1階建てのおうちから、れいなちゃんの理想のおうちへとアレンジしていきます。

一方、すみかちゃんも基本のハート作りを終え、余ったパーツを並べながら「マルチパーツを繋げたら、ブレスレットになりそう!」と、イメージをふくらませ、次々と手を動かしていきます。

ブレスレットみたいにわっかにできるかなぁ……と思考錯誤。
ブレスレットみたいにわっかにできるかなぁ……と思考錯誤。

だいきくんは基本の家に「デコパーツ」シートを使っておうちに時計をつけたり、星形の「プリントスターねじ」を使って、カスタマイズに凝っていました。

アイデアがどんどん湧くだいきくん。
アイデアがどんどん湧くだいきくん。

家、汽車、ハートという「基本の形」がうまくできたからこそ、次のステップへの移行がスムーズだった5人。子どもたちの遊びには、時に枠組みを作ってあげることも大切です。

【ステップ④】どんな作品をつくったか発表しよう♪

40分ほど制作を続け、いよいよ5人それぞれの自信作が完成!別の部屋で待機していた親御さんたちを呼んで、どんな作品を作ったのか発表会をしました。

れいなちゃんの作品「2階建てのおうちとテーブルとイス」

お城のようなおうちを作った、れいなちゃん。
お城のようなおうちを作った、れいなちゃん。

れいなちゃん:2階建てのおうちとテーブルとイスをつくって、ねじをたくさんつけてかわいくアレンジしました。テーブルのうえに置いたのはドーナツです!

清水先生:本来タイヤとして使うためにあったパーツをドーナツにしたのは、固執概念にとらわれない素晴らしい発想力ですね。れいなちゃんの制作過程を見ていたら、イスをプールやお弁当など色々なものに見立てていました。短い時間の中でも、頭の中でさまざまに変化していくイマジネーションが素敵でした。

だいきくんの作品「柵のある2つのおうち」

2つのおうちをつくった、だいきくん
2つのおうちをつくった、だいきくん。

だいきくん:おうちを2つのまわりをぐるりと塀で囲んでみました。塀は四角ではなく、カーブしているパーツも組み合わせて面白い形にしました。

清水先生:カーブパーツも組み合わせてつくった塀は、作るのが大変だったはず。自分だけの特別なおうちになりましたね。まわりをぐるりと囲もうと思った時、「どうしたらいまく1周囲めるかな」と考えたはず。それはこれからの時代に求められる「探究心」なんですね。

すみかちゃんの作品は「ハートの小物入れとバッグとブレスレット」

3作品もつくった、すみかちゃん。
3作品もつくった、すみかちゃん。

すみかちゃん:ハートの小物入れとバッグを作りました、バッグの中にはブレスレットも入っているんです。バッグを持つところが気に入っていて、星のねじをつけてかわいくなってうれしいです。

清水先生:すみかちゃんは、作るのと同時に叶えたいデザインをどんどん考え、形にしていました。ハートの小物入れもバッグも、自分らしい色、デザインになっているところが素晴らしいです。

こうくんの作品は「ロングアーチつきの汽車」

長いアーチ付きの汽車をつくった、こうくん。
長いアーチ付きの汽車をつくった、こうくん。

こうくん:汽車をつくって、ドアをたくさんつけました。上にアーチをつけたのも頑張ったところです。中には好きなものを入れたいです。

清水先生:汽車の上についているアーチが印象的な作品になりましたね。「ドアがいっぱい付いているのは、なぜ?」ときいたら、こっちが入り口でこっちが出口で……と汽車に乗る人をちゃんとイメージした、こうくんなりのストーリーがいっぱいでした。これから先も生み出すものに自分なりのストーリーをつくるということを忘れないで欲しいです。

しおりちゃんの作品は「アーチと旗がついた長い汽車」

ほとんどのパーツを使って4両編成の汽車をつくった、しおりちゃん。
ほとんどのパーツを使って4両編成の汽車をつくった、しおりちゃん。

しおりちゃん:長い汽車をつくりました。好きなところは、旗を何本もつけてかわいくしたところです。

清水先生:見本では1両編成だったのに、気がついたら全部のパーツを使って、長い4両編成の汽車に! 最初はねじ止めに苦戦していたけれど、様子を見ながらねじを止めていくことでコツをつかみ、こんな大作を完成させましたね。慎重に丁寧に作業を行う大切さにも気づいてくれました。

ねじハピって、遊んでいるうちに多くの学びがあるおもちゃなんです

今回の講師をつとめた清水先生。子どもたちとの制作を終えて、改めて感じたことや、ねじハピの魅力についてお話を伺いました。

「ねじハピ」の魅力について語る、清水先生。
「ねじハピ」の魅力について語る、清水先生。

子どもの論理的思考と直感的思考を育んでくれる

清水先生:ねじハピは『組み立てるおもちゃ』なので、完成までにさまざまなプロセスが必要になります。パーツを組み立てるには、ゴールを見据える論理的思考と、自分の感覚を生かしてさまざまなことを判断したり生み出していったりする直感的思考が問われます。

ねじハピの組み立ては時間がかかりますが、作業はドライバーでねじを留めていくだけなので、コツをつかめば簡単に遊べます。だんだんと形になっていくことで自分の頑張りが目に見え、作る過程の中でもたくさんの「成功」を感じることができます。子どもの成功体験の積み重ねは自信となり、「もっと挑戦したい!」という意欲にもつながることでしょう。

ワークショップの過程では、子どもたちの思い通りにいったときと、いかなかったときとがありました。それを乗り越えたからこそ、自分自身が思い描いていたビジョンよりも、はるかに想像とアイデアが膨らんだ作品ができあがったのではと思います。参加した全員が、自信たっぷりの笑顔で終わることができました。

おうちで遊んでいる時、親はどういう声かけをすれば効果的?

最後に先生に、親のサポートの仕方や声かけについても伺いました。

清水先生:ご家庭で遊んでいるときは、お子さんの年齢や性格によっては親御さんがサポートしてあげてください。1人でやりたいようなら見守り、子どもの考えを尊重してあげることが大切です。

そして、お子さんの思い描いたストーリーを参考に、「何を作ったのかな?」など、子どもの考えや思いに興味があるという姿勢で聞いてあげてください。
固定概念を含んだ言葉は避け、
「わ、すごく素敵!こんなことができるんだね。ここはどんな仕組みになっているの?なるほど!」
などのように抽象的な言葉をかけてあげることがお子さんの個性を引き出すポイントになります。お子さんができるだけ自分のストーリーを話したくなるよう、引き出すことが大事なんですね。

ワークショップどうだった?参加した親子のリアルヴォイス!

子どもたちの発表では、自分の作品を親御さんたちに嬉しそうに見せている姿が印象的でした。最後に親御さんたちからも感想を聞きました。


【れいなちゃん親子】

私たちが別室で待機している間に、想像を超える作品を子どもたちが作っていて、びっくりしました。


【だいきくん親子】

はじめは、ちゃんとできるのかな?という不安があったのですが、みんな黙々とお喋りもしないで集中して作っている姿をみて、とても楽しんでいるなと感じました。


【すみかちゃん親子】

子どもたちが試行錯誤しながら素敵な作品になるように、一生懸命考えながら自分の作りたいものが上手に表現できていてすごいな!と思いました。


【こうくん親子】

時間が長かったので集中してできるのか不安でしたが、立ち歩いたりせず最後までやり切っていてびっくりしました。完成した作品を見て、こんなに細かいと思いませんでした。手先の運動にも良さそうです。


【しおりちゃん親子】

何を作っていいのか思いつかないのでは?と思ったのですが、想像力をふくらませて自分の頭の中にある世界を形にして、みんなそれぞれ素晴らしい作品になっていて感動しました。創造力や集中力が育まれ、手先も使う良い商品だなと思いました。

おうちでも、いろんな作品に挑戦しました

ワークショップに参加して基本の制作を覚えた参加者のみなさんは、家に帰ってからも想像力を働かせ、日々たくさんのものを作ってくれているそうです。どのような作品を作ったのでしょうか? みなさんのインスタに投稿された作品をご紹介します。

こうくんは「おうち」づくりに挑戦

 

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こうくんのお母さん「ねじハピをやっている間はめちゃくちゃ集中して遊んでいます。パーツが細かいので指先の運動にもいい。自分で考えて、自分で作って、自分を表現しています」

れいなちゃんは「おしゃれスクール」を

 

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れいなちゃんのお母さん「体験会で作った後も、おうちで時間さえあれば、ねじハピドライバーを片手に遊んでいます。この日は、説明書にあった「おしゃれスクール」を作りました!作っては外し、また新しい作品を作り、想像力が湧いてアレンジしたり、説明書を見なくても永遠に楽しめそうです」

すみかちゃんは「猫のカチューシャ」にトライ

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すみかちゃんのお母さん「好きなものを入れるボックスと、猫のカチューシャを作りました。ねじハピのおかげで楽しそうに夏休みを過ごしています♪」

しおりちゃんは「お城」を作ったよ

 

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しおりちゃんのお母さん「何度もいろいろな作品を作っては崩し、作っては崩し…笑。本当に楽しんでいます!3歳の弟も一緒に遊んでくれていて、微笑ましいです」

遊びを学びに変えてくれる「ねじハピ」シリーズはにはさまざまなラインナップが!

今回のワークショップで使用したものを始め、ねじハピにはシリーズが4種類あり、年齢や作りたいものに合わせて選ぶことができます。それぞれのシリーズの特徴をまとめて紹介します。全国の取扱店、Amazon、トイザらスのオンラインショップで購入できますので、お好みや年齢に合わせて選んでくださいね。

ドリーミーDIYトイ ねじハピ キャッスルデザイナーDIYセット

ラメ入り透明板やアクセントに使いやすい半円板・アーチ板・かわいい柄入りのプリントスターねじなどの専用パーツを使い、自由にデザインして組み立てて遊べるセットです。憧れのお城やおうち、カフェなどごっこ遊びの舞台などを作って楽しめます。

ドリーミーDIYトイ ねじハピ デコ&カスタムDIYセット

ラメ入り&ミルキーカラーのかわいい電動ドライバー入り! 四角い板だけでなく、ハートの板やフック型のパーツ、キラキラかわいいジュエルねじやフェルトなどのデコパーツがたくさん揃っています。自分だけのデコレーションでアレンジが楽しめます。

ドリーミーDIYトイ ねじハピ メガDIYセット

電動ドライバーとペイントローラーを使ってハウスシェルフが作れるセット。ペイントローラーを使って壁にデコレーションをしたり、自分だけのオリジナルの作品が作れます。組み立てたあとはドライバーを使って動かすエレベーター収納や、ねじでロックをかける「ひみつのかぎ&屋根裏収納とびら」でドライバー遊びも充実しています。

ドリーミーDIYトイ はじめてのねじハピ おうちデコDIYセット

ねじハピではじめてのDIY体験!かわいいおかしのおうちが作れるセット。お片付けツールボックスつきで、ドライバーとホイップねじを収納できます。大きくて角がなくて安心の「ホイップねじ」で3歳からのねじデコが思う存分楽しめます♪

取材・文/やまさきけいこ 撮影/廣江雅美 構成/HugKum編集部