赤ちゃんが生まれると、オムツやおしりふき、ベビー綿棒やスキンケア用品など、さまざまなベビーグッズを揃えなくてはいけません。一気に増えたベビーグッズの置き場所に、困っているパパママも多いのではないのでしょうか。そんなときは収納力の高いベビーワゴンがおすすめ。収納したいものや用途に合わせて、さまざまな使い方ができますよ。
ベビーグッズの収納スペースに悩むパパママのために、おすすめのベビーワゴン4選と選び方のポイントを解説します。さらにベビーワゴンをより使いやすくするアイデアも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ベビーワゴンのメリット
ベビーワゴンとは、ごちゃつきがちなベビーグッズをひとまとめにしておけるワゴンのこと。「ベビーワゴン」という商品名で販売されているものもありますが、一般的なワゴンにベビー用品を収納して、オリジナルのベビーワゴンを作ることも可能です。
ベビーワゴンは2〜4段程度の商品が多く、ラックや棚に比べてコンパクトな点がポイント。キャスター付きのため、部屋間の移動も楽々です。赤ちゃんが成長したあとは、キッチンや洗面所などでも使用できるというメリットもありますよ。
選び方のポイント
ベビーワゴンはデザインやサイズはもちろん、高さ調整機能や天板付きなど、商品によってさまざまな特徴があります。どのような使い方をしたいかを考慮して選ぶと良いでしょう。
用途に合わせてサイズを選ぼう
ベビーワゴンの大きさは商品によって異なります。大きなサイズのベビーワゴンなら、たくさんのベビーグッズを収納できるというメリットがあります。一段一段の高さがあると、ペットボトルなどの高さのあるものの収納にも最適。リビングや洗面所の一角に、たくさんのベビー用品をまとめておきたい人におすすめです。
コンパクトなサイズのベビーワゴンなら、押入れや机の下に収納できます。スリムタイプであれば家具と家具のちょっとした隙間に収納することも可能。狭いお部屋でもデッドスペースを有効活用できます。
ベビーワゴンの奥行きや幅は、商品写真だけでは分かりづらいので、しっかりとサイズ表を確認することが大切です。収納場所のサイズと照らし合わせて、ぴったりのベビーワゴンを選ぶと良いでしょう。
高さ調整ができるベビーワゴンも
子どもの成長に伴って、収納したいものが変化する場合もあります。簡単に高さ調整ができるベビーワゴンなら、ベビーグッズはもちろん、子どものおもちゃや学習用品を収納することも可能。小学生になったらランドセル置き場としても活用できます。中身の変化に柔軟に対応できるベビーワゴンが欲しいパパママにおすすめです。
天板付きのベビーワゴンもある
ベビーワゴンの収納部分に天板が付いている商品であれば、見た目がすっきりとするだけでなく、ホコリ対策にも効果的。ちょっとした物置き代わりにも使えます。ソファやベッド付近のサイドテーブルとしても最適です。インテリア性を重視するのであれば木製、お手入れのしやすさを重視するのであればプラスチック製を選ぶと良いでしょう。
ベビーワゴンを使いやすくするアイデア
ごちゃつきがちなベビーグッズは、ちょっとした一手間で綺麗に整理整頓できます。ベビーグッズの収納量を増やしたい人も必見です。
小さなケースで仕切る
赤ちゃんの爪切りや櫛・体温計などの細々したベビーグッズは、きちんと置き場所決めておかなければ紛失してしまうことも。そんなときは、小さなケースで小分けに分類することで、何がどこにあるのか分かりやすくなります。持ち手が付いているものなら、ケースごと別の部屋に移動するときに便利。小さな収納ケースは、100円ショップなどで手軽に購入できます。
蓋付きボックスで見た目すっきり
蓋付きのボックスを使うと、ごちゃつきがちなベビーグッズも、生活感無くすっきりと収納できます。おしりふきやオムツなどの、ストック品を収納するときにもぴったりです。ですが、蓋が付いているとワンアクションで取り出せないというデメリットも。頻繁に使用しないものを収納するのに向いています。
フックを利用して収納力アップ!
ベビーワゴンにS字フックなどを取り付けることで、小さな収納カゴやティッシュケース、ゴミ袋ストッカーなどを引っ掛けられます。スチール製のラックであれば、マグネットフックなどを取り付けることも可能。フックは手軽に設置できるので、ベビーワゴンの収納力をアップしたい人におすすめの方法です。
おすすめのベビーワゴン4選
さまざまなメーカーからベビーワゴンが販売されています。デザインの好みや使いやすさを考慮して選びましょう。
バスケットスリムトローリー – YAMAZEN (山善)
SNSで人気を集めるYAMAZENのバスケットトローリーのスリムタイプです。奥行27.5cmとかなり薄型なので、家具と家具のちょっとした隙間などに収納できます。3段の収納スペースは高さがあるので、背の高いベビーグッズも楽々収納できるのがポイント。お子さんが成長したらランドセルラックとしても使えますよ。お部屋に馴染むシンプルで使い勝手の良いデザインも魅力です。
ロースコグ – IKEA (イケア)
ロースコグは、「ベビーワゴン人気の火付け役」とも言えるIKEAの大人気商品です。北欧家具を取り扱うIKEAらしい、シンプルでおしゃれなデザインが魅力。頑丈なスチール製のため、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りでも活躍してくれます。さらに収納するものに合わせて、中段のシェルフの位置を調節できるのもポイント。
またカラー展開も豊富で、こちらのターコイズの他、グレーグリーンやライトピンク、ブラックなど、お部屋のインテリアにぴったりなカラーを見つけることができます。用途に合わせて長く使えるベビーワゴンが欲しいパパママにおすすめです。
木製天板付きキッチンワゴン – IRIS PLAZA(アイリスプラザ)
スタイリッシュなデザインが魅力の「IRIS PLAZA」のベビーワゴンです。頑丈なスチール製の本体と2本の支柱で、強度の高さがポイントです。たくさんのベビーグッズを収納したいパパママにもおすすめ。
また、木の風合いが素敵な木製の天板が付属しているので、簡易テーブルとしてはもちろん、ちょっとしたディスプレイスペースに使えます。アイディア次第でさまざまな使い方ができますよ。おしゃれなベビーワゴンが欲しいパパママにぴったりです。
ロースフルト – IKEA (イケア)
デザイン性に優れたIKEAのキッチンワゴンです。人気商品の「ロースコグ」に比べて約2/3と小さなサイズが特徴で、キッチンや玄関・ベッドルームなどの狭い空間でも活躍してくれます。見た目はコンパクトですが、収納部分が深めに作られているので、収納力は抜群。中段シェルフの位置を自由に調整できるのもポイントです。コンパクトでおしゃれなベビーワゴンを探しているパパママにおすすめです。
ベビーワゴンを活用してベビーグッズをすっきり収納しよう!
ベビーグッズをひとまとめにできる使いやすいベビーワゴンがあると、探し物が減り、効率の良い育児ができます。収納するものやライフスタイルに合わせて一工夫することで、片付けや取り出しの際のストレスが減らせますよ。パパママにとってもメリットの多いベビーワゴンを、ぜひ使用してみてくださいね。
文・構成/HugKum編集部