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あれもこれも、100円?安くて使える100円グッズ
「家事育児に追われて家の中がゴチャゴチャ!」「本当はスッキリ暮らしたいのに…」という悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。子どもとの暮らしに“整理収納のコツ”を取り入れると、親の負担やストレスが減り、子どもの生活力を育むことができます。
7歳、4歳、2歳の3児の母である整理収納アドバイザー・水谷妙子が隔週でお届けする「整理収納のコツ」シリーズ。
今回のテーマは「100円グッズのオススメ5選」です。
日用品を中心におもちゃや食品まで幅広い品揃えで、いまや私たちの暮らしに欠かせない100円ショップ。素敵な商品がたくさんあるので「何を買ったらいいの?」と迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、子育て中の暮らしに便利な、本当に使える100円グッズをご紹介します。
① クッションゴム(セリア・ダイソー)
まずは、クッションゴム(レモン株式会社)です。セリア、ダイソーで購入できます。直径1cmぐらいの小さな半球状のゴムです。このアイテムは元々「戸あたりクッション」と呼ばれ、住宅の内装用品として傷や衝撃音防止に使われています。
わが家でも様々な場所で使っていますが、特に便利だったのがキッズチェア。毎日使う中で、ちょうどテーブルに当たる部分の塗装がハゲてしまっていました。
家具用の補修ペンでハゲた部分を重ね塗りして、クッションゴムをペタッと貼ると、傷や衝撃音を防いで快適になりました!(チェアの種類や表面の塗装によっては、クッションゴムが剥がれやすかったり、元のチェアの素材にダメージがあるかもしれないので、説明書を見ながら事前にご確認ください。)
他にも、シンクの水切りカゴの落下防止や、トレーや小物の滑り止めとして色々と使うことができます。とても小さなアイテムですが、プチストレス減につながりますよ!
② セパレートコインケース(セリア)
子育てをしていると「〇〇〇円の集金、お釣りがないように!」というように、急に小銭が必要になることはありませんか?そんな時に限って、お財布の中にお札のみ…。このような経験から、わが家に常に小銭を用意することにしました。セリアで購入したセパレートコインケース(和泉化成)を使います。
それぞれの硬貨がピッタリ入る幅で、1マスに5枚ずつ入るよう分かれており、金額が一目で把握できます。小銭のトレーの下にお札や領収書も収納可能です。私は千円札を2つ折りにして入れています。
このコインケースはスマホと同じぐらいの手のひらサイズなので、フリマや集金係など、外出先で会計が必要な時も持ち出しラクラク!
小銭を手元に置いておくことは、防災の観点からもオススメです。非常時に自動販売機や公衆電話を使う時には小銭が必要になるそうなので、普段からある程度の小銭をまとめておけば、いざという時に安心ですね。
③ SIKIRIシリーズ(セリア・キャンドゥ)
子どものアクセサリー、ビーズ、形遊びの小物、シールなど、細かいアイテムの収納に便利なケースです。キャンドゥ、セリアで購入できるSIKIRIシリーズ(山田化学)です。
画像は15マスのケースですが、6マス、30マス、45マスなど同じシリーズで他にも色々な仕切りあるので、収納したいモノに合わせて選ぶことができます。
仕切りは固定式で、しっかり立ち上がっているため、フタを閉めてしまえば中身が混ざることがありません。また、同じシリーズで積み重ね可能な凹凸がついています。
フタをしても中身が一覧できるので、子どもが選びやすく、取り出しやすく、そして戻しやすいです。増えてしまいがちなアイテムでも「ここに入るだけ」というルールを作っておくと、どれを手放すか見直しやすくなりますね。お気に入りのコレクションを管理する「はじめの一歩」にオススメの商品です。
④ なふだクリップ(ダイソー)
入園&入学を控えた方にオススメなのが、ダイソーのなふだクリップです。
幼稚園、小学校、学童などで名札をつける場合がありますが、昔ながらの安全ピンの名札は針がむき出しなので、扱いが慣れていない子どもには少し危険。このアイテムを使えば、服に穴を開けずにラクに素早く着脱できます。
名札の安全ピンを中央の白い円に通して固定。クリップをつまんで服にとりつけます。ポケットの場合は上から挟むようにしますが、ポケットがない場合は服をつまんで挟みます。
このなふだクリップはクルッと回転するので、プライバシーを守る場面で名前を隠したい時でも一瞬で裏返すことができて便利ですよ!
⑤ カラーレジャーシート(セリア)
わが家は週末のお出かけにレジャーシートを持っていきますが、愛用しているのがセリアのカラーレジャーシート(エコー金属)です。
お出かけバッグに入れてもかさばらない、とにかく軽く、薄手で、持ち運びしやすいモノを選んでいます。
このカラーレジャーシートにはクッション性はありませんが、180cm×180cmと大判で、夫婦+子ども3人にちょうど良いサイズです。公園でちょっと座りたい時、荷物を置きたい時にサッと敷くことができます。
アウトドアで使っても浮かないカラーリングもお気に入りポイントです。
開封した後のレジャーシートはなぜか膨らみやすいですよね。大きめのジップ袋を用意してザックリ収納にすればラクラク!空気を抜けばフラットになるので、バッグの中でもかさばりにくいのでオススメですよ。
いかがでしたか?
最近は見た目も機能性も進化しているので、これが100円?と目を疑うアイテムも多いですよね。思わず色々なモノを買ってしまいがちになりますが、安いからといって買いすぎは禁物。自分の暮らしの中に入った時にどうかな?と考えながら、賢く利用してみてくださいね!
記事監修
無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5,000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー5.1万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。7歳4歳2歳の3児の母。