離乳食を作らないという選択もあり!ママパパの本音、市販のベビーフードのメリットなどを徹底紹介します!

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赤ちゃんが生後5、6ヶ月頃になると離乳食が始まりますよね。ママ・パパには離乳食作りという新たなタスクが加わることに。大人の食事とは別に作る必要があり、柔らかく、とろとろになどいろいろな手間がかかるもの。毎日の離乳食作りを大変に感じたり、疲れてしまう人も多いですよね。

離乳食は手作りしなくても市販のベビーフードがたくさん売っています。でも巷には、離乳食の手作り方法や、手作りグッズなどがあふれていますよね。そこで、”離乳食を作らない”ことについて、ママ・パパたちがどう感じているのか、離乳食を作らないという人がどのくらいいるのか、理由やメリットなどをリサーチしました!

赤ちゃんの離乳食、作らなくてもいい?

まず、赤ちゃんの離乳食を手作りしないで、市販のベビーフードをあげることが多かったかどうかをママ・パパに聞いてみました。

Q.市販のベビーフードを主として与えていた(頻度が多かった)と思いますか?

結果は、40%近くが市販の離乳食を主に利用していたと回答。意外と多いことが分かりますね。しかし基本的には手作りをしていたという人が60%近くなので、やはり手作りにこだわる人が多いよう。

離乳食を作らなかった理由は?

市販のベビーフードをメインにあげていたママ・パパに、離乳食を作らなかった理由を聞いてみました。市販のものを選ぶ参考になるかも。

手間のかかる離乳食、できるだけ負担を軽減するため

離乳食は大人のものとは別に作らなければならず、かなり手間がかかるもの。体力的に余裕がない時や忙しい時には市販ものに頼ったという声が多く挙がりました。

・子ども用に少量作るのが面倒で、でもいろいろな食材を与えたかったため(20代・岩手県・子ども1人)
・余裕がなかった。作る時間があれば子どもと遊びたい (20代・岡山県・子ども1人)
・育児がきついときに離乳食作りは大変。 身体的、精神的な負担を軽くするため活用していた (30代・佐賀県・子ども1人)

ベビーフードは栄養バランスが良く衛生的

小さい頃からできるだけ栄養バランスよく、いろいろな食材を食べて欲しいと思うもの。ベビーフードは栄養バランスが整っているので安心できるのもポイント。また密閉されているので持ち歩きに衛生的という声も。

・市販の離乳食は自分で作るより栄養バランスがよく、手の込んだものが多いのでよく利用していた (40代・埼玉県・子ども3人)
・主に夏場に食べさせることが多かったので、腐ってしまうのが怖くて市販のものを買っていた。 栄養バランスが考えられているのでその点も良かった(30代・茨城県・子ども3人)

赤ちゃんがあまり食べてくれなかったので切り替えた

赤ちゃんの食欲にはムラがあるもの。頑張って工夫して作っても、食べてくれないことはたくさんありますよね。そんなストレスを抱えるくらいなら市販のものに頼るという気持ちはよく分かります。

・作っても食べなかったりするのがストレスになって、買うほうが気楽だった (20代・愛知県・子ども1人)
・作っても食べてもらえず心が折れた (20代・静岡県・子ども1人)

下の子のときには余裕がないので

兄弟姉妹がいる場合、ひとりの食事作りだけに時間をかけるのがそもそも大変。いろいろ作る余裕がないときは市販のベビーフードを食べさせたという人も。

・上の子の時は作っていたけど、下の子は余裕がなく市販のものが多かった (20代・福岡県・子ども2人)
・1人目の時のような自由な時間がなかった (20代・長野県・子ども2人)

離乳食を作らないことをママ・パパたちはどう考える?

離乳食を市販のものに頼り、手作りしないことをママ・パパたちはどう考えているのでしょう?手作りしている人・しない人両方にアンケートをとりました。

無理に作る必要はないと思う

手作りにこだわって疲れてしまったり、精神的にストレスになるくらいなら、無理する必要はないという声が大半。ママが元気なのが一番ですよね。

・少しでも負担が軽くなるのなら市販で十分。お湯を注いだり、チンしたりとてもラクでその方が良い。大きくなれば自然と手作りになる。 (20代・岡山県・子ども1人)
・作らない事にマイナスイメージはない。特に2人目以降は上の子のお世話などで大変だったりするので市販の離乳食を利用する事で育児の負担の軽減ができると思う (40代・埼玉県・子ども3人)
・一人目の時は出来る限り作るべきだと思っていたし、作らないことは手抜きだと思っていたが、無理して作る必要はないと思う(30代・香川県・子ども3人)

安全で栄養もあり、優れてるからいいと思う

市販のベビーフードでも添加物が入っていないものはたくさんあるので安心だし安全。手作りだと偏りがちな栄養も美味しく摂れるように作られているので、市販のものでバランスを取るという手も。

・市販のものでもしっかりと栄養をとることができるので悪いとは思わない (30代・埼玉県・子ども2人)
・栄養はとれるしおいしいからどちらでもいいと思う (20代・愛知県・子ども1人)
・市販の方が、むしろ栄養バランスよくていいんじゃないかと思う(20代・群馬県・子ども2人)

作るか作らないかは人それぞれの考えで良い

家庭それぞれに事情が違うので、作る・作らないはそれぞれの判断でいいと思うという人も多いよう。料理が苦手な人もいるのでそれぞれの意見を尊重するということのようですね。

・ママと赤ちゃんが笑顔でいることが1番大切だと思うので人それぞれの考えで育児をすればいいと思う (20代・愛知県・子ども1人)
・色々な事情があると思うので (40代・千葉県・子ども1人)
・全く作らないのは経験としても自分の自己満足としても何も残らないのでどうかなと思う。でも得意、不得意があるのでその家庭の都合で良いのではないでしょうか。 (30代・茨城県・子ども3人)

作れるなら作った方が良いと思う

なるべく手作りにこだわりたいという人も多く、また時間があるなら手作りするべきと考える人も。

・食事はコミュニケーションの1つだと思うので、作るときにも会話したい (20代・東京都・子ども2人)
・共働きなどで時間がなければ仕方ないが、私は主婦なので作る (30代・熊本県・子ども1人)
・子供のためには作ってあげたいと思うが、作れるかどうかなど様々な要因があると思うので否定はしたくない。 (30代・東京都・子ども1人)

離乳食を作らないことに罪悪感がある

市販のものに頼りたくても、手作りしないことに罪悪感を持ってしまう人も多いよう。他のことに手をかけることで罪悪感も払拭されるようですね。

・罪悪感はあるが、いずれ食事はとれるようになるので、作らないことにネガティブなイメージをもたないようにしている。違うお世話に時間をかけるなど、発想を切り替えている。 (30代・新潟県・子ども1人)
・最初は自分の作り方が悪いのかな、愛情不足にならないかな、自分は母親失格だなと不安になった。 (30代・広島県・子ども2人)

作らないのはよくないと思う

手作りにこだわる人の中には、市販のものは良くないと思う人もいるよう。たまには手作りしてみては、という考えの人も多いようですね。

・市販のものをあげる人は、いかに自分が楽できるかを考えているからダメだと思う (20代・福岡県・子ども1人)
・疲れた時や料理するのが面倒くさい時にベビーフードを頼るなどはしていたが、まったく作らないは良くないと思う(20代・埼玉県・子ども1人)
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離乳食は手作りでも市販のものでも大丈夫!

今回のアンケートから、市販の離乳食をあげているママ・パパは決して少なくないこと、また、市販のベビーフードを使うメリットがたくさんあることがわかりました。

多くの人が離乳食は手作りが普通と考えていると思いますが、疲れているとき、手間がかかってストレスに感じる時などは、市販のものに頼るのも手ですね。離乳食は楽しい食生活を教えてあげる役割も担っています。栄養バランスの取れた安心な離乳食をあげることで、楽しい時間を過ごせるのならメリットがたくさん。

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離乳食は作らない!小児科医ママの本

それでも離乳食は手作りしないといけないのでは・・・と考えてしまうママ・パパもいるかも。そんな心配を払拭してくれる本があるのでご紹介します。

小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。

現役の小児科医のママが監修するこちらの1冊。手作りだと偏りがちだったり、摂取しにくい栄養も市販の離乳食ならきちんと摂れることを科学的に紹介してくれています。

また、離乳食の時期は、疲れもイライラもマックスになる時期。そんな大変な時期に、さらに大変な思いをして離乳食を手作りしなくてもOKとママ・パパたちの背中をぐっと押してくれます。

離乳食ストレスから解放されて、笑顔のママ・パパを見れば、子どもの情緒も安定し、育児がラクになるというメリットがたくさん。市販の離乳食を使うのをためらっているママ・パパはぜひ参考にしてみて!

離乳食を作らないことに負い目を感じる必要はなし!

市販の離乳食を使っていることに罪悪感を感じたり、離乳食を作らないという負い目を感じるママ・パパは多いと思います。でも、添加物もなし・栄養バランスとバッチリと、市販の離乳食を使うメリットは実はたくさんあります。何より、疲れきってしまって子どもに笑顔を向けられなくなってしまったら元も子もありませんよね。上手にベビーフードを活用して、楽しい育児をしてくださいね!

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文・構成/HugKum編集部

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